ご無沙汰しております。
休みの都度、鳥撮りに明け暮れており、撮影データが1万枚近く整理できないまま苦労しておりましたが、今週末は撮影には出かけず整理と現像に努め、なんとか借金生活から脱出しました(笑
で、カワセミは相変わらず追っかけていますが、タイトルにあるとおり「サンコウチョウ」に狙いを定めて撮影に行っていました。
サンコウチョウは、ストレスを与えると巣を作っても営巣・育雛放棄などの可能性が高いため、慎重に撮影しました。
先日、巣の中で育っていた雛4羽が全て無事巣立ったことを確認したので、ブログアップすることとしました。
前回のブログにも出ているサンコウチョウは、このよう尾が長い南国を想起させる鳥です。

尾が長いのがオスで、メスは下写真のように尾は短いです。
口の中はグリーンです。
オス
メス
今シーズン最初に会ったときには、巣の建築中のようで巣材集めに忙しそうでした。
時々、すごく近くに止まってくれました。
このように睨まれることもあり、距離感の確保が難しいと感じさせる野鳥です。
林内を飛び回り、蛾やトンボなどの虫をゲットします。
撮影中、クマには会いませんでしたが、イノシシには一度遭遇しました。
6月1日、初めて巣を確認し、抱卵しているところを撮影できました。
オス
メス
ちょっと近づくと、「見たなぁ~」と睨まれます(笑
声高らかに囀るところも見せてもらいました。
雛がかえって、給餌する姿も撮れました。
メス
オス
糞の持ち出しも撮れました。連写した写真でパラパラ漫画風に…
オスとメスが同時に巣に近づいたのは、この1回だけでした。
飛翔も、多少撮れました。
オスの長い尾が、ヒラヒラしていてユッタリ飛んでいるようにに見えますが、メッチャ早くて画角内に納めるよう追いかけるのに必死です。
抱卵と同じく、雛への給餌はオスもメスも行います。
6月20日、ついに巣立ちの日です。
4時半には現着しましたが、既に4羽の雛が全て巣立った後でした。
4羽に均等にエサを与える両親。
次々と給餌しますが、枝かぶりが酷い竹やぶの奥なので撮影には苦労しました。
ホバリングして給餌。
そんなこんなで、5月中旬から観察・撮影してきたサンコウチョウも、無事に次世代の雛を巣立たせることが出来ましたので、ホッとしました。
サンコウチョウは、英語表記だと「Japanese Paradise Flycatcher」です。
まさにパラダイスに生息しているような野鳥で、これからも大事に見守っていければ良いなと思います。
Posted at 2024/06/23 20:46:37 | |
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