オルタネータープーリーベルト交換

トリプルスクエアＭ10とオフセットメガネレンチ24で
オルタネータープーリーを緩める
50nmの締め付けトルクなのでツールの柄が短いとけっこうキツイ

オルタのベルト交換チェックポイントです。

①ベルトはＭＴとＡＴでプーリーサイズが違うので、品番は要注意。ＭＴはプーリーが大きい（ファンプーリーと同じサイズ）ので、ファンプーリーと同じ品番。（私のはなぜか、ＡＴ用プーリー）
②プーリーのゆがみ、大きな傷は切れる元。
③オルタの軸に、はまるプーリー、座金、シムはギリギリサイズ（精度が高い）なので、抜けにくいし、はめにくい。
④ベルトは３本ともに抜きやすいが、入れるときにエンジンハンガーのボルトダボ（突起）に引っかかりやりにくい。
⑤エアコンのコンプレッサーのボルトは、下側のナットを落としやすく、落ちると非常に取りづらい。（落としたらマグネットが必要）
⑥エアコンベルトの張り調整用ボルトが回しづらい。
⑦オルタのプーリーを組み込むときにベルトがかなりきつく、ナットを締めこんでいくと噛んでしまう恐れがあるので、プーリーを回しベルトをずらしながら噛まないようにする。（私は、ある程度締めこんでから、セルを回して、ちょいずらしを３回ぐらいやりました）
⑧座金の入れる向きを間違えないこと

外したプーリー
ロックナット
座金
ワッシャーシム
プーリーの焦げ付きがひどいのでワイヤーブラシとヤスリで磨き落とす。

写真は奥側の座金がひとつ残っている状態

新しいオルタネータープーリーベルトを入れるには
エアコンベルトを外さないといけないので
コンプレッサーを赤丸のボルトと矢印奥のボルトを緩めて
ベルトを外す。
このロングボルトは下側に四角のナットがあり、外すときに下に落ちてしまうと取り出すのが大変なので落とさないように

エアコンのコンプレッサーを外すには
青矢印のボルトも緩める
ベルトの張り調整用のボルト

エアコンのベルトが外れる

プーリーをはずす手順の逆でベルトをかけてプーリーを組み込む。
張り具合の調整用シムは新品ベルトなら４枚ともプーリーの間でＯＫ
馴染んできてゆるんだら１枚を手前に入れなおす。
組み込んでナットを締めるときにベルトが噛んでしまわないように
プーリーを回しながら注意して締めこむ。

出来上がり
イイ感じに回ってます。
試走して完了。

999-192-343-50　（ＡＴ用品番）