かなり以前からバックアップソフトを使っていますが、「増分バックアップ」と「差分バックアップ」は増分バックアップの方がディスク消費が少ないと言うことでこちらを使っていました。
「何となくわかった気持ち」でしたので、今回研究してみました。
増分バックアップ
メーカーの説明では、、
「増分バックアップでは、まず初回にフルバックアップを行います。2回目以降では、前回のバックアップから変更・追加されたファイルのみをバックアップします。変更されていないデータはバックアップされません。
差分バックアップでは初回のフルバックアップ以降に変更・追加された全てのファイルがバックアップされていくのに対し、増分バックアップでは前回以降に変更・追加されたファイルのみをバックアップすることから、増分バックアップは差分バックアップよりもバックアップ時間が短くなり、ディスクの使用量が少なくなるというメリットがあります。一方で、増分バックアップの復元については、初回のフルバックアップデータから、2回目、3回目、4回目と順に復元を行う必要があります。完全な復元に全ての増分データが必要となります。いかなる増分バックアップイメージが破損していると、復元作業に影響を与えます。」
●メリット:全てのバックアップデータが一か所にまとまっているため、復元(リストア)の手間が少ない。
●デメリット:毎回全てのデータを複製する必要があるため、バックアップに時間がかかる。空き容量が多く必要。文字を追っかけているだけでは何が言いたいのかイマイチ判りません。
図示すると下記の様になります。
2回目、3回目は変更部分だけをバックアップするので短時間で処理できるが、復元は1~3回目のデータを結合するので時間がかかる。
差分バックアップ
メーカーの説明では
「差分バックアップでは、まず初回にフルバックアップを行います。2回目以降は初回のフルバックアップから変更・追加されたデータのみをバックアップします。データを復元する場合は、初回分のフルバックアップのデータと最後の差分バックアップのデータが必要になるだけなので、ほかの差分バックアップイメージが破損しても復元作業に影響がありません。」
●メリット:復元は初回分と差分の2つのデータだけで可能。増分バックアップに比べると復元作業がスムーズに行える。フルバックアップに比べると、バックアップのデータ量が少なくできることから、そのバックアップ時間が短くてすむ。
●デメリット:増分バックアップに比べるとバックアップのデータ量は多くなり、バックアップ時間がかかる。 図示すると下記の様になります。
3回目は2回目のバックアップを結合して差分バックアップを作成するので増分バックアップより時間がかかり、記憶容量も増加する。
復元はフルバックアップ+3回目の差分バックアップデータだけを行うため、増分バックアップより短時間で処理できる。
「完全理解できた気持ち」になってこれからも増分バックアップを使っていきます。
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Posted at
2020/08/11 09:08:44