バネを考える その3
投稿日 : 2021年12月01日
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色々問題がありましたがようやく組みあがりましたので、少しインプレを書こうと思います。
<硬さ>
今回一番懸念していたこの項目ですが、私の思っていたより随分と柔らかい印象で以前の仕様でも14kgf入れればよかったなと思っている次第です。スイスポで18kgfを入れてサーキットを走っている人がいるので決して硬すぎることはないと思います。
※画像は組上がりの状態。上側にヘルパー下側にメイン
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<前後バランス>
前14kgf、後6kgf+3kgf
の組み合わせなので以前より(以前は前10kgf)バランスが良くなりました。
やはりエンジンの重さもあるしブレーキング時も前荷重はかかるので前レートが少し高い方が良いのが実感としてわかりました。
<街中100㎞走行後>
もう一つ懸念していたバネ密着衝撃ですが、今の所皆無になりました。
計算通りと言われればそうなんですが改めて
快適性=バネの硬さ>バネ密着衝撃
が良く分かりました。
※画像は左がCUSCOヘルパー、右のグレーのがHAL
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<高速100㎞走行後>
やはり10kgfの時よりしっかり踏ん張る感が出て、今回の変更で高速が一番恩恵があったと思います。アクセルが以前より安心して踏み込めるようになりました。
※画像は「SPORT S」の仕様
初期スプリング180㎜=ショック長に影響
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<不具合>
不具合という程でもないですが、前レートアップの兼ね合いで前5㎜程車高がアップしました。見た目の前後バランスが大きく崩れるほどではないですが車高を細かく気にする方にとっては5㎜はデカいと思うので書いておきます。馴染めば少し落ちると思いますが、私的には許容範囲内でした。
※画像は「SPORT R」の仕様
初期スプリング150㎜=ショック長に影響
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<総合>
結果的には上手くまとまったと思います。でも、ここまで大変なら最初から「SPORT S」じゃなくて「SPORT R」にすれば良かったんじゃないのという疑問が出てきます。これについて詳細は次の項目で…
<最後のこだわりポイントはオイル量>
当然「S」と「R」ではショック長が違います。(実物確認済み)つまり、長いほどオイル量は多い(耐久性は高い)、ただし車高は下げにくい。距離を走りたいので耐久性と見た目の両立を図りたかったのでこの選択だったのです。
※画像は2021年11月9日京都貴船神社でのおみくじ
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つまり
耐久性(持ち)=長いショック
車高の自由度=短いショック
私としてはこれ以上車高を下げるのは実用に反するので、いかに長いショックで現状車高を保てるかが重要だったのです。
そして、CUSCOならオーバーホールも依頼しやすい。(今までのワンオフだと金額もかさむので新品作り直した方が…)
参考までにネットで出てきたオーバーホール情報↓
※画像は2021年11月9日京都大原三千院前のお食事処のきな粉付きのみたらし
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<オーバーホール料金計算例>
CUSCO SPORT S (ZERO 3S)別タンクなしの場合
フロント倒立タイプ(¥13200)×2本→¥26400
リア正立タイプ(¥11000)×2本→¥22000
スプリング・アッパーマウント分解工賃×4本→¥13200
片道送料→¥2530
オーバーホール費用 ¥64130
※基本作業以外の部品交換が発生しなかった場合の参考です。
※脱着・アライメント等は含まれていません。
※2本のオーバーホールの場合は、別途返送送料が加算されます。
※画像は2021年11月23日和歌山県紀三井寺(西国三十三所第二番札所)
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私的には20万円以上の車高調ならこのメンテナンス料は全然ありだと思っています。脱着・アライメントを入れても10万円程だと思うので長く使う人には最適かと思います。
ひとまずこの仕様で落ち着きました。おしまい
<私的余談>
最近は静かな心落ち着く場所が好きです。
※画像は2021年11月23日和歌山県紀三井寺より和歌山方面を望む(西国三十三所第二番札所)
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