AE86系 エンジンの降ろし方①
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
備忘録です。エンジンのパッキン類交換、その他クリアランスチェックのためにエンジンを降ろした時の記録。この方法なら高価なエンジンクレーンがなくてもエンジンが降ろせます。
エンジンを吊り下げる時、ミッションも一緒に吊るのはスペース的に難しそうだったし、ミッションオイルでガレージを汚すのも嫌だったので別々に降ろす事にしました。
というわけでとりあえずジャッキアップ。この位上げれば楽々ミッションを引きずり出せますが、上げ過ぎるとミッションを降ろすのが大変です。。。なんせ人力ですから。
2
セルモーターを外します。ブラーン。ネジ2本とるだけ。
おっと、室内からシフトレバー周辺もばらしておきましょう。
3
ミッションとエンジンのボルトを外していきます。全部はずしてもノックピンで引っ掛かっているのでミッションが落ちることはありません。
ウチのはエンジンルームがスカスカなんで上側のボルトもこんなスイベルラチェットを使えば外れます。上から無理な場合、フロントパイプ、ミッションのブラケットを取ってからエンジンとミッションを丸ごと後ろに傾けて、超ロングエクステンションを使えばアクセスできるはず。
4
ぺラシャのセンターベアリング、デフのフランジを切り離してミッションからぺラシャを抜く!そして素早くオムツ(ウェス+ビニール袋)を装着!
余談ですがぺラシャをデフから切り離す時、普通はマーキングして組む時に同じ位置で組めるようにするのが常識ですが、ずらして組んでも大抵の場合ほとんど振動は出ません。というわけで心配な方はマーキングする事をお勧めします。
5
ゴロン。ミッションが降りました。
レリーズシリンダー、ミッションブラケット、バックランプの配線をはずしてから仰向けになってミッションを揺すりながら後ろへずらすと外れてくるので、そのまま腹の上で受け止めるようにすれば1人でも降ろせます。
くれぐれも顔面に落とさないように気をつけて。。。
6
水を抜いてからオルタネータ、エキマニ、燃料関係の配管、ホースやベルト類など、周辺部品をどんどん取り外して丸裸にします。
別に取り外さなくても良い部品もありますが、エンジンクレーンの能力が不明なので出来るだけ軽くしました。
エアコンはコンプレッサーをエンジンから外してエンジンルームの隅っこにぶら下げておけば問題ありません。
ウチのはキャブなんでインマニ周辺の部品が少なく、サクサクばらせました。
ここで車をジャッキダウンさせましょう。
7
!!!折りたたみ式エンジンクレーン登場!!!
片側はアルミの脚立という超シンプル(手抜き)なVA仕様。
でも脚立側は乗せているだけなんであまり真似しないでくだたいね。。。ケチらずに左右作りましょう。
8
でも足元は一応補強をいれてます。ホームセンターで足場パイプ2mx3本、1mx1本、スイベルジョイントx4個、90°ジョイント1個(チェーンブロック用)を購入して作製。
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