エアコン リフレッシュ!その④
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
で、ピックツールとドライバーを駆使して修正した結果がこれ。ガタガタですが最初よりはマシです。向こう側が見えるようになって効率は良くなったはず。
2
エキパンを交換しますが新旧があるのでしょうか?新しい方には"18"、古い方には"20"と刻印がありました。
ちなみにサギノミヤ製とデンソー製の二種類が存在するらしいのですが我が家のはデンソー製でした。
低圧側から6角レンチを突っ込めばリリーフバルブの設定が変更出来そうです。ま、あまり意味のない事なので何もしませんでしたけど。
パイプの角度ができるだけ元通りの位置になるようにしてネジで固定、感熱筒を配管に這わせてクリップで固定、感熱筒の周辺は適当なスポンジテープで断熱しました。
ばらす前にデジカメで記録しておくと後で迷わずに済みますね。
3
エキパンも含め、継ぎ手部分のOリングは全て交換します。全部で10個でした。品番は画像の通りです。全部で8個しか写っていないのはコンプレッサー→コンデンサーのホースを新品にしたら、ホース両端のOリングはホースに付属していたためです。
4
継ぎ目のスポンジは朽ち果ててしまっていたので隙間テープ等で補修します。
5
エバポの汚れが物語っているように古い車なのでエアコンフィルターなんてついていません。汚れ防止として今回は換気扇用のフィルターを切ってエバポの手前にセットしました。ここなら後々交換もできるし、換気扇用なので風量にも影響しないのではないかと思ってます。
6
ここからはコンプレッサーです。ひっくり返して軸を回転させながらできるだけ掻きだします。低圧側はオリフィスがありますが、オリフィスを軽く押し込むとオイルがさらにだらー、っと出てきます。
コンプレッサーオイルの交換については元々入っていたオイル量も分からないし、ガスと共に抜けた量も不明なので電装屋さんに問い合わせてみると、「ひっくり返しただけでは構造上完全には抜けないでしょうね、抜けた量が分からないのなら50ccくらい補充すれば良いんじゃないでしょうか?」との事。
この店はいつも丁寧に接客してくださるので彼の言葉を信じて、抜いた量+50ccで作業を進めます。結局40ccくらいしか抜けませんでした。オイルが黄色いのはリークチェック用の蛍光剤が入っているためと思われます。
それにしても変な匂いのオイルです。まだギアオイルの方が嗅ぎなれた感じです。
7
使ったオイルはPAGと言う種類のオイルです。さらに今回のものは殆どの種類のオイルと互換性があるらしく、旧オイルと混ざっても問題ないものと決め付けました。まあ、壊れたとしても中古のコンプレッサーなんていくらでも転がってるので良しとします。これはネットで入手、たった250ccで2000円もしましたが、デンソーの純正オイルとかだと倍以上したような気がします。高い。
コンプレッサーに直接オイルを注入する場合は必ず高圧側(D側)から入れなければならないそうです。低圧側から注入するとウォーターハンマーを起こしてコンプレッサーが壊れるらしいのです。
よくあるガス缶入りの補充用オイルは低圧側から入れますがこれは霧状になって入るので問題ないそうです。
しかし、こいつも酸っぱいような、変な匂いです。
8
リキタンも新品に交換、Oリングも全て新品に交換して組み上げます。
念のためガス注入口のバルブも新品に交換しました。
今回問題になったホースは新品に交換しましたが、マツダ品番で届きました。どうでもいいですね。。。
次は、ガス充填作業に移りますがその前にマニホールドゲージをちょっと使い易くする方法をレポートします。
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