高木マコトのブログ一覧

ええと、去年のことを書き終わるまで年は明けません（笑。

書を捨てよ町に出ようプロジェクト、Vol.・・・何回目だったか、、、＾＾；、。

新田資料館（新田義貞のところ）と同じ日に行きました。たしか・・・。
縁切り寺満徳寺。
有名な「三行半（みくだりはん）」を受け付けていた尼寺です。
お寺は、取り壊されてしまって今はありませんが、地域の活動で復興した建物があります。

江戸時代に離婚を受け付けていた尼寺（女性だけのお寺）です。
ここへ駆け込めば、男性が入ることはできないので、ゆっくりと離婚の調停ができます。
後に、そういった申告を受理する役所の役割も担っていたようです。

離婚の受理とともに再婚の許可も与えていたところで、現在では、縁切りおよび縁結びにご利益があるとされています。
引いては恋愛関係だけでなく、悪いものから縁を切り、良いものと結びつけるという解釈も行っています。

これがその、なんというか、便器です（笑。

受付で専用の紙をもらい、結びつけたいもの（合格、就職、恋愛成就）は白い便器へ、
縁を切りたいもの（病気、ギャンブル、悪友）は黒い便器へ流します。
ま、おまじないのようなものですね。


こちらが復刻されたお寺の門。
古来、この門より女性が入って、中で匿われていました。
また、女権の研究や指導も行っているようです。


こちらがお寺（復刻）。
縁台には上がることができて、当時の様子が伺えます。

資料館の中では、江戸時代に書かれた実際の三行半も見ることができ、農民や町人の生活を知ることができました。

まー、なんか、ちっちゃいところですけど面白かったですねー。
行く機会がありましたら、ぜひ。
・・・ないか、、、。