レベラーキャップ部のスイッチ化 加工

　エクシーガのHIDヘッドランプ装備車は「オートレベライザー付き」となっており、ハロゲン仕様にはあるヘッドランプの照射角度を手動で変えられる「H/Lレベラースイッチ」の装備がありません。
　したがってHID装備車は、本来レベラースイッチスイッチが入る画像の赤○部はただのダミーキャップ（機能なし）となっています。　今回インテリアの一等地？であるこの空きの部分を活用し、何かに応用出来ないか？という事でスイッチ化しました。

今回用意したスイッチです。
プッシュON/OFFタイプを選定対象にこれを選びました。

≪購入部品≫
　●エーモン工業
　品番：1620　商品名：貼り付けプッシュスイッチ
　　購入価格：￥480
　その他/強力両面テープ、プラ板/若干

　エーモン工業株式会社
　　http://www.amon.co.jp/

車両からエンジンスタートスイッチ部のパネルを丸ごと取り外し、ダミーキャップを外します。

　ダミーキャップは、上下2箇所の爪でパネルに固定されていますので勘合を抜いて裏側へ取り外します。

ダミーキャップが外れたら、上下にある固定用の爪の部分を2箇所（赤○部）を平らに削り取ります。

　レベラーキャップの爪を確りと削り取りパネル穴に戻すと、レベラーキャップが穴の中でスライドするようになります。
　キャップはパネル内でスムーズな動きが必要となりますので、動きが渋い場合はキャップ周りを若干削って、キャップがスムーズに出入りするように調整します。

プッシュスイッチは画像のようなイメージで設置します。

　ただしこのままでは、ON・OFFの際にプッシュスイッチ本体の外周部がダミーキャップに干渉して完全にONできないので、次に干渉するキャップの底面を加工します。

←※画像はダミーキャップのスイッチ干渉加工済み

ダミーキャップの加工。（赤い形状に削りました）

　外側になる部分は、底面より外側を「3ｍｍ×3ｍｍ」程度で切除。
反対側のリブ面は、プッシュスイッチ表面の凸ラウンドに合わせて、若干凹型に削ってあります。

←※画像は仕上がりの状態

プッシュスイッチを取り付けます。

　プッシュスイッチはOFF（出）、ダミーキャップも一番表面に出した状態で、直ぐ横にあるイルミネーションコントロールスイッチの側面に、互いの動作位置の兼ね合いを見ながら、スイッチ側面を強力両面テープで貼り付けます。
この際、キャップの遊び防止のため、レベラーキャップとプッシュスイッチはゴム系のボンドで接着固定しました。

　さらにこのままの片支持だとプッシュスイッチ自体が若干グラグラするので、その反対側は適当なプラ板をL型に曲げ、こちらも強力両面テープでスイッチを保持しておきました。
　これでON・OFFの際のプッシュスイッチ本体のグラツキはほぼ皆無となりました。

完成です！　動きもバッチリ！！

　スイッチを挿入したキャップ部は、刻み良い操作感のプッシュON/OFFスイッチに変身しました。
　なお、キャップ表面にはプッシュスイッチに付属のスイッチ用シールを貼り付けてそれらしくしてみました。

　今回スイッチの固定は簡易な両面テープで行いましたが、その保持耐久性が唯一の心配事ではありますが。。。

▲追記：2010.03.22
・ドアミラー自動格納装置機能のON/OFFスイッチとしました。
http://minkara.carview.co.jp/userid/700184/car/596618/1095372/note.aspx

▲追記：2014.06.04
・内部の使用スイッチを変更しました。
http://minkara.carview.co.jp/userid/700184/car/596618/2802261/note.aspx