リヤゲートパネル 遮音施工　

　ニールドフェルト材が余っていたので、バックドアトリムの遮音加工を行いました。

　エクシーガ専用の防音マットが販売されているようですが、市販品は高くてとても手がでないので、吸音・防音効果の有る廉価なニールドフェルトで代用しました。

　まず、リヤゲートのロアパネル（黒い部分）を外しますが・・・

いきなり黒いロアパネルだけ外せる？と思いましたが、どうやら直ぐ上のサイドトリムの下にクリップが隠れている様で・・・

　無理やりサイド部分のパネルを浮かそうと思いましたが、お互いにに勘合していてここだけ先に浮かせるのは無理っぽい。
　強引にやれば行けそうでしたが、ヘタすると破損や傷が付きそうだったので、やはり無理は禁物「急がば回れ」で、手間は掛かりますがアッパーとサイドのトリムを外します。

これらパネルを外すには、まずハイマウントストップランブを外さねばなりません。

①カバーキャップを外して中のネジを緩め、カバーを取り外します。
②中に有る4箇所のネジを外します。
③ハイマウントストップランプ本体が外れました。
④あとはゲートのアッパー＆サイドトリムを引っ張って一体で取り外します。

サイドのトリム内で隠れていたパックパネルの両端にあるクリップをプラスドライバーで緩めて抜き取ります。

　さらにロアパネルの取っ手部分のカバーの中に隠れているネジ１本も外します。

　あとはクリップで止まっているだけなので、ロアパネルの縁の一部を起こして、手で引っ張れば外れます。

　ただ、外す際はパネルを落下させないよう心構えを・・・

取り外したバックドアのトリムパネル。

　トリムパネルの裏側には、申し訳程度に一応薄いニードルフェルトが貼り付けてあります。

作業に夢中で途中の画像がありませんが、既存のフェルトはそのままで、購入したニードルフェルト（厚さ約10ｍｍ）を可能な限り隙間なく敷き詰めました。

　裏側の出っ張ったクリップのあるリブ座面の部分は、フェルト材を四角く切り抜いて逃がすのではなく一本真っ直ぐに筋切りして、切り目を広げてキツく差し込んであります。
　この方法だとフェルト自体をその部分で保持する効果もあります。

施工後。　こんな感じになりました。
見た目に雑な作業ですが、全く見えない所なので・・・

　あとは外した時の逆手順で車両に取り付けて完成！

　特にロアパネルは取り付けの際に浮いていても見た目分らないので、裏側全てのクリップが確実に入っているか？を確り押さえて確認します。

なお気休めですが、バックランプ裏側のメンテナンス蓋の遮音も抜かりナシ！

　材料費は500円足らずとローコストですが、果たして少しは効果があるのでしょうか！？
まあ安い素材なので、無いよりマシ程度に思ってますが。

　さらに一番効果のあると思われる、スペアタイヤの所も施工にチャレンジしてみたいですね。