BMW純正ステアリングヒーター後付け後（コーディング＋オートステアリングヒーター）

　ステアリングホイール交換しただけではヒーターは動作しないので、コーディングを行うことで、ヒーターが機能するようにします。
　シートヒーター同様に音声操作でON/OFFも可能になります。
　最後にオートステアリングヒーターを設定するまでの手順を記します。

BimmerCodeアプリを使用し、UniCarScan UCSI-2000に接続します。
（早くE-Sys勉強しろよぉ…、S248を追加すれば後々楽なのに）

続いて、
ボディドメインコントローラ(BDC)／エキスパートモード／
を選択し、下記の項目を設定します。

3142 PfLinLRE
　CODDT_BYTE_00_LRE_LIN
　　変更前：nicht_aktiv(0x00)
　　変更後：LHZ_LRE_mit_TASTER(0x03)

3142 PfLinLRE
　LIN_VARIANTE_LRE
　　変更前：lre_tlc(0x03)
　　変更後：lre_tlc_lhz_taster(0x05)

3142 PfLinLRE
　LRE_LHZ_VERBAUT
　　変更前：nicht_aktiv(0x00)
　　変更後：aktiv(0x01)

3143 PfLinHOD
　CTRL_HOD_CODG_STWH_LIN
　　変更前：nicht_verbaut(0x02)
　　変更後：verbaut(0x01)

　ボディドメインコントローラ(BDC)内の変更項目は以上になるので、一度「コード」を押下しコーディングします。

続いて、
ヘッドユニット(HU-MGU)／エキスパートモード／
を選択し、下記の項目を設定します。

3000 HMI_SPEECH
　SVS_CONTROL_LENKRADHEIZUNG
　　変更前：nicht_aktiv(0x00)
　　変更後：aktiv(0x01)

　変更項目は以上ですので、「コード」を押下しコーディングします。
コーディングは以上で終了です。

動作確認を行います。

・ステアリングのヒータースイッチでON/OFF。

・シートヒーター同様に音声操作でステアリングのヒーターON/OFF。
　（音声操作が必要か？という話もありますが）

■オートステアリングヒーターの設定方法
　設定画面にいくには何通りか方法がありますが、基本的にオートシートヒーターと全く同じです。

① エアコン操作パネルにある「MENU A/C」ボタンを押下、iDriveの画面にエアコンコンフォートが表示されるので、エアコン用ルールを選択。

② iDriveのHOME画面にて、車両情報／設定／エアコンコンフォート／エアコン用ルールを選択。

③ iDriveのHOME画面にて、アプリ／利用可能アプリ／エアコン用ルールを選択。

　ドライバー画面にて、下にスクロールしていくとステアヒーターの設定項目が現れます。
　個別条件にチェックを入れ、外気温が何度以下の場合にステアヒーターをオートでONにするかを設定します。
　設定可能な温度範囲は「-5 ～ 20℃」

これで今年の冬からぬくぬく過ごせる。