タクシー業界でも「2024年問題」

働き方改革で「運輸物流2024年問題」と言われてますが
我がタクシー業界も同じ問題が起きてます

2024年4月1日より時間外労働の上限規制と
拘束時間等の基準が改められ
勤務時間が厳格に決められます

これにより1か月所定労働時間が171時間と決められ
例えば朝から翌日の朝まで勤務の「隔日勤務」では
１出番当たりの労働時間は14時間15分となり

休憩時間を含めた1日当たりの勤務時間は16時間15分となります
例えば朝の7時から勤務した場合、最大でも23:15までとなり
それ以上の勤務はできなくなります

と言う事は深夜及び早朝にはタクシーが居なくなると言う事です
（大手はシフト制を取り入れて出勤時間を調整してます）

勤務時間だけをみると改善されたようにも見えますが
タクシードライバーの給与は歩合制です

働ける時間が減る＝給与が減る　
と言う事なのです

結果どうなるか？
タクシードライバーをやろうと思う人が減り
今でも人手不足のタクシー業界は稼働台数が減ることにより
地域によってはタクシーが居なくなる所も出てくると思います