
福島第一原発事故について
いろいろ書いて来ましたが
本当の所はどうなのか?
自分なりに調べて見ました
(今年のTDTで行く予定だった南三陸町)
結論から申しますと
現在の放水などの処置が功を奏し
復旧作業が順調に進んだ場合
放射能汚染は原発周辺に限られ
半径数キロの汚染に留まるそうです
(左翼新聞アサヒ発行の被害を煽るAERA)
また今回の事故自体のメカニズムも
チェルノブイリ とは異なり
このまま収束に向かうとすれば
炉心爆発などの激的な破壊には進まないと見られております
【短期的影響】
今後の予想ですが現在原発周辺で見られる
放射性プルーム(放射性雲)は
数日以内に数百キロの地域まで飛散する恐れはある物の
原発から250キロ以上離れた東京で健康に悪影響が出ることはないとのこと
【長期的影響】
今後の事故の処理にもよりますが
放出される放射性物質の種類や量が未知数のため
さまざまなシナリオが考えられるとして
最終的には「強い汚染地域」は原発周辺半径60キロ範囲に及ぶ可能性がありますが
その圏外では「測定可能な影響はあるだろうが
劇的な影響はないだろうと見られております
IRSN (放射線防護原子力安全研究所)の環境的介入部門の責任者
ディディエ・シャンピオン(Didier Champion)氏によると
福島原発の影響は「おそらくチェルノブイリ(Chernobyl)事故よりも
さらに局所的影響にとどまるだろう」と話しておりますが
チェルノブイリと比べて半径10~20キロ圏内の汚染濃度は
より高くなるとみられております (それ以上の距離では逆に低くなる)
【主な汚染源】
放射性廃棄物が長期にわたって健康に影響するのは大きな問題だ。
福島原発から放出されると思われる汚染物質はヨウ素131とセシウム137と思われる
半減期はヨウ素131が8日間、セシウム137は30年だ
(半減期とは放射性元素が崩壊し、元の数から半減するのに要する時間のこと)
通常、放射性元素の危険性が残る期間は、半減期の10倍とされる
(心配されるプルサーマル燃料(MOX)に含まれるプルトニュウムの半減期は24000年)
放射性ヨウ素とセシウムは発がん物質で、大気中や飲料水から直接体内に取り込まれても
食物連鎖を通じて間接的に摂取されても健康に脅威となる
放射性ヨウ素は非常に揮発性が高く、大気に拡散しやすい
水源が汚染されたり、穀物や葉物野菜などに付着して
それが家畜や人間の体内に取り込まれたりすると危険だ
ヨウ素131の半減期は8日なので、数か月のうちに完全に崩壊する
半減期30年のセシウム137
セシウム137は1950~60年代の核兵器実験によって大気圏に放出され
以降、汚染物質は崩壊してきているが、健康に害がない程度の量は誰もが浴びている
チェルノブイリ原発事故でもセシウム汚染が発生した
米環境保護局(US Environmental Protection Agency、EPA)によると
汚染された土壌がちりとなって大気中に浮遊したものを
吸い込こんだり、汚染された水を飲んだりすると内臓が被ばくし生体組織が侵される
植物ではセシウムは最初に葉の部分で、次に根に吸収される
またキノコ類や野鳥の体内に蓄積しやすい
【放射能除染】
放射能に侵された場所の除染は巨額の費用と長い時間がかかる危険な作業だ。
汚染された土壌は取り除いて埋め立てるが、汚染された土壌自体がなくなるわけではない
特別な炉で土壌を焼却処理して有害物質を無害にする方法もあるが
非常に費用がかかる上に技術的にも難しい
汚染された土壌を溶剤と混ぜて洗浄し、汚染物質を含む廃液を処理する方法もある
水の汚染の場合は合成繊維のフィルターでろ過して固体粒子を捕捉するが
この方法が有効なのは汚染レベルが低い場合に限られる
水を沸騰させて固形化した汚染物質を分離する
電気透析法による脱塩(放射性イオンの除去)も有効だ
損壊した原子炉は閉鎖された後も長期間にわたり放射線を出しつづけるが
これを封印する方法には何種類かある
チェルノブイリの場合はコンクリートと鉄筋製の「石棺」を建設して封印したが
この応急的な構造物には亀裂が入り、建て替えが進められている
【この記事の情報源】
米環境保護局(EPA)、国連食糧農業機関(FAO)、フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)
【そして疑問】
では何故外国人や米軍は退避したのか?
チェリノブイリやスリーマイル島事故の教訓から
最悪の事態を考え行動したと思われます
また日本政府ならびに東電の発表に疑いを持っており
米軍は無人偵察機等を現場上空に飛ばしてまで
独自の調査を行っております
【まとめ】
俺はこのニュースで政府の発表を聞いた時に
まず疑いの目で見てしまいました
理由は尖閣諸島事件
あの時の政府の対応を見て
この政府は信用できない! と強く思ったからです
その後の菅の動きや東電の会見を目にし耳にする度に
不信感は強まって行き、センゴクが登場するに至り
それは確信に変わったのです
国のトップが信用されない以上
政府が何を言ったところで国民は信じません
今回の大震災と原発事故
ミンス政権下で起きたことが国民にとっての不幸だったかもです
まだ収束とは程遠い段階ではありますが
現状のままであれば、原発周辺を除き、慌てる必要は無い模様です
しかし今後の展開次第によっては
核汚染の恐怖が消えたわけでもありません
気を緩めず、自分で判断する事が大切です
【お詫び】
今まで俺がブログで書いた事が
結果的に危機を煽ってしまったとすれば
お詫び申し上げます m(--)m
【追伸】
被災地の皆様に置かれましては
まだまだご不便な生活が続くと思われます
災害の痛手から立ち直れないままで起きた今回の原発事故
心中を察すると掛ける言葉もございませんが
日本中がこの惨状を見ており
そして憂いております
復興にはまだまだ長い時間を要すると思いますが
どうぞ気を強く持ちながら頑張ってください
実は今年も東北には6月にDANGAN恒例の
TDT (東北 DANGAN ツーリング)
でメンバー達と行くつもりで計画をたて
東北にお住まいのメンバーとの再会も楽しみにしておりました
気仙沼プラザホテル (http://www.pkanyo.jp/furo/)には既に宿泊予約をしておりました
しかし残念ながら今回の災害を見て
今年のTDTは延期とさせて頂きました (涙)
俺の大好きな東北
また以前の様な素晴らしい土地に蘇る事を願って止みません
俺も大した事は出来ませんが
僅かですが募金をさせて頂きました
がんばろう東北!
がんばろう日本!
みん友の皆様、ブログをご覧になられた皆様、 そして被災地の皆様方へ 大佐