
福島原発事故により
国内で一気に噴出した
原発不要論!!
(米空軍給油機KC-135より空中給油を受ける空自のF-15J)
節電などでしのげるのも限度があります
そこで脱原発か要原発かはこの際、置いといて (^^;)
脱原発で我が国の全ての原発を廃止したとして
原発に変わる電力を得るために必要な
代替エネルギーを考えてみましょう
水力、火力、太陽光、風力、波力、地熱、etcといろいろ有りますが
現実的に実用化できるのは今のところ
水力と火力です
中でも火力は原発の代替手段として最も有力な手段である事はご承知の通りです
今回の浜岡原発停止で火力発電用のLNG(液化天然ガス)に白羽の矢が立っております
ご存知の様にこの火力発電に必要な燃料の多くは中東の産油国に依存しており
どちらにしても巨大タンカーを用いて原油 or LNGを運んで来なければなりません
そこで我が国の生命線でもあるシーレーン!!
この防衛が最重要課題になってまいります
日本のシーレーン
現在このシーレーンは米海軍が守っているため
安定的な供給が続いて居りますが
このシーレーンを脅かそうとする国が出現しつつ有ります
その国の名は 中国
現在中国は外洋型海軍を目指し着々と軍備増強を進め
近日中には中国発の空母まで保有することになりました
そこで日本の生命線であるシーレーンを守るために
我が国独自でシーレーンを守るために
どれ位の防衛力が必要か計算してみましょう
「シーレーン防衛」に護衛艦はどれだけ必要か?
ザクッと言ってこれだけ必要です
① 外航航路防衛
対潜空母(CVS) 3隻
ヘリ搭載護衛艦(DDH) 15隻
ミサイル護衛艦(DDG) 6隻
護衛艦(DD,DE) 62隻
原子力潜水艦(SSN) 15隻
大型哨戒機(PL-X) 144機
小型哨戒機(PS-X) 86機
超遠距離対空哨戒襲撃機(PF-X) 12機
ヘリコプター(H/C) 175機
② 内航航路防衛
DD.DE(警護艦) 40隻
PC(駆潜艇) 28隻
MSC(中型掃海艇) 62隻
MST(掃海母艦) 5隻
PS-X(小型哨戒機) 90機
H/C(ヘリコプタ) 90機
③ 宗谷、津軽、対馬の三海峡航路防衛
小型哨戒機(PS-X) 24機
ヘリコプター(H/C) 24機
機雷施設艦 4隻
潜水艦 27隻
中型掃海艇 40隻
外航航路防衛だけでも
現在の2倍以上の護衛艦が必要で
原子力潜水艦(SSN) 15隻は含まれておりません
脱原発!!
言うのは簡単ですが
代案も無いのにそれを言うのは
かなり無理が有ると思うのですけど
Posted at 2011/05/10 17:00:24 | |
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