海自イージス全艦
ミサイル迎撃可能に
北朝鮮対応強化へ
(DDG-177 あたご)
米国防総省は10日
日本政府が求めているイージス艦ミサイル防衛システムと
関連機器のアップグレードに向け
4億2100万ドル相当の兵器販売を承認したことを議会に伝えた
イージス艦の新たなミサイル防衛システムを
海上自衛隊のイージス艦2隻に導入するため
日本に売却すると議会に通知した
日本政府筋によると
これにより海自のイージス艦6隻全てが弾道ミサイルの迎撃能力を備え
北朝鮮のミサイルへの対応が強化される
同省によると、導入されるのは、あたご型の「あたご」と「あしがら」
海自が運用するイージス艦は、こんごう型4隻とあたご型2隻。
あたご型は現在、ミサイル探知能力はあるが、迎撃はできない
米ロッキード・マーチン社が開発した
ソフトウエアを備えたシステムや関連機器を導入することで迎撃が可能となる
これは日本政府と言うより
米国の強い要望でしょうね
イージス艦ですが
イージスシステム を搭載した軍艦の事を指します
もともとイージス艦は対防空能力が極めて優れており
空母を守るためのシステムであり空母機動部隊では中核を担う艦艇です
空母を保有しない我が国には余り必要の無い艦艇でしたが
最近の北花火の打ち上げに際して
米海軍との連携で脚光を浴びてきた艦艇です
今回のあたご型イージス護衛艦のアップグレードは
取りも直さず、米国のミサイル防衛(MD Missile Defense)に組み込まれたことを意味するのです
北花火では日本政府は国内的には北花火の破片が国内に落下する危険性があるので
そのゴミを迎撃するために配備したと言っておりますが
それはタダの言い訳であり
本来の目的で有るMD
すなわち米本土を狙う大陸間弾道ミサイルの防衛と言ってしまうと
左巻き達が
集団的自衛権の行使
などとまた大騒ぎするため
この様な偽りの発表をしているだけなのです
米国にしてみれば偽りでも何でもかまわないので
米海軍のMDシステムの一部になれば良い事であり
日本国内の事は勝手にやってくれと言うところでしょう (笑)
この様に我が国の自衛隊は米軍とシステム的にもリンクしており
好むと好まざると米軍とはシステム的には一心同体なんですね
イージスシステム搭載艦ですが
米海軍では
タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦(17隻)とアーレイバーグ級ミサイル駆逐艦(51隻)を保有
タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦が搭載するイージス戦闘システムの性能は世界最高です
タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦ゲティスバーグ (USS Gettysburg, CG-64)
アーレイバーグ級ミサイル駆逐艦が搭載するイージス戦闘システムは簡易型で
能力的には、タイコンデロガ級の75%程度と言われております
アーレイバーグ級ミサイル駆逐艦ハルゼー (USS Halsey, DDG-97)
海上自衛隊こんごう型護衛艦
アーレイバーグ級をモデルに建造された日本初のイージス戦闘システム搭載護衛艦で
搭載するイージス戦闘システムは最新型のベースライン7相当でMD対応
(DDG-175 みょうこう)
あたご型護衛艦
こんごう型護衛艦を発展させたアーレイバーグ級フライトⅡAに準拠した設計がなされている
搭載しているイージス戦闘システムは、最新型のベースライン7ですがMD非対応でしたが
今回の回収でMD対応艦になります
(DDG-178 あしがら)
Posted at 2012/12/12 10:30:47 | |
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