支那のガラクタ空母「遼寧」((りょうねい)で行われた
パクリ艦載機「殲15」の離着艦訓練映像を見て
このガラクタ空母が
実際の戦力になり得るか検証してみたい (笑)
まずは驚いたことに
着艦用のアスレティング・ワイアーが装備されたこと
当初は旧ソ連邦製の空母の着艦装置を製造しているロシア企業が
中国への売却を拒否していると言われたため
艦載機の着艦に欠かせないアスレティング・ワイヤーが無ければ
空母としての機能が果たせず、タダの鉄屑だと思っておりましたところ
どうやらアルゼンチンかブラジルからこの装置を購入し装備したと思われます
これで着艦は何とか出来ますが問題は発艦です
このガラクタ空母はアメリカ海軍の空母と異なりカタパルトは装備せず
通常離着陸機(CTOL機、Conventional TakeOff and Landing)をスキージャンプで発艦させ
着艦時にはワイヤーを使用する
短距離離陸拘束着艦機(STOBAR機、Short Take Off But Arrested Recovery)方式で
運用している様です
情報によりますとこのガラクタ空母には当初からエンジンが積載されておらず
本来ならば、蒸気タービンエンジンを2基積載し
最高速度は29ノット(時速53.7km)出せるはずのエンジンが無く
支那はエンジンを自前で用意しなければならなかった
しかし支那には蒸気タービンエンジンや
さらに進んだガスタービンエンジンを国産化出来る技術が無く
苦肉の策としてこのガラクタには船舶用ディーゼルエンジンを装備したのです
しかし船舶用ディーゼルエンジンは
蒸気タービンエンジンなどより容積が大きい割には出力(馬力)が小さく、
ガラクタ空母の最高速度は19ノット(時速約35km)出せないのです(米空母は30ノット)
これにより艦載機の発艦に重大な問題を抱えることになったのです
今回の映像を見る限りにおいて
問題なく発艦している様に見えますが
よくよく見てみるとかなりきわどい事をしている事がこの映像より読み取れます
まず艦載機ですが支那の言うところの殲撃十五型(J-15)ですが
ソ連製の戦闘機SU-33の試作機T-10K-7をウクライナから購入し
それを基に違法コピーした艦上戦闘機です
ではこのパクリ戦闘機で本当にガラクタから飛びたてるのか?
パクリのオリジナルであるSU-33搭載のエンジンサトゥールン Saturn AL-31
出力は(アフターバーナー時最大 130.4 kN) × 2です
支那はエンジンもパクリなため最大出力はこれよりかなり劣ると思いますが
それを考えずにオリジナルエンジンを元に話を進めます
130.4kN=30800lb(ポンド)
双発エンジンですので×2で260.8kN=61600lbとなります
1ポンド=0.453kgですので
61600×0.453=27904kg
オリジナルのSU-33重量は
空虚重量: 18,400 kg
運用時重量: 29,940 kgですので
燃料を少しだけ入れ
搭載兵器がゼロの場合
パクリ戦闘機がフル・アフターバーナーで最高出力を出せば
推力 27904kg
重量 18400kg
となり理論的には推力が重量を上回るため飛べるかも (^^;)
しかし飛び立つためには推力の他に揚力も必要となり
その結果、映像でも分かる様に
オレンジ色のストッパーで機体が動くのを強制的に止めておき
フル・アフターバーナーまで全開にして
同時にガラクタ空母は少しでも揚力の助けになるよう
搭載する船舶エンジンをぶっ壊れる寸前まで回し突進!!
パクリ戦闘機のパイロットは風上に向って
決死の覚悟で飛び立ったのがこの映像です (笑)
VIDEO
この状態で飛び出したとしても
即座に給油をしないと燃料切れで墜落してしまうため
空中給油を行わなくてはなりませんが
肝心の空母空中給油機は保有しておらず
もし調達したとしても給油用の燃料満載では重すぎて
ガラクタから飛び立つことは不可能です (笑)
陸上の基地から給油機を飛ばせてくれば何とかなるかもしれませんが
陸地に近ければ空母を運用する意味が無く
また空母艦載機は遊覧飛行が目的ではないので
兵器を搭載すると飛べない様なパクリ戦闘機を運用してどうする!!
流石に支那
理解に苦しむ結果になりました (爆)
今回の映像で分かることは
燃料も限りなくゼロ
搭載兵器もゼロ
タダ単に飛ぶというパフォーマンスを見せることが目的であり
実用面で見た場合
全く使い物にならないガラクタだと判明しましたね
ま~これからも性懲りも無く空母保有に邁進すると思われますが
今の様な形式の空母を運用するのであれば
高出力エンジンの開発は急務であり
パクリだけでは無理と思われます
また米空母の様なカタパルト方式を採用するのであれば
パクリ戦闘機では構造的に運用が不可能なため
新たな空母用の艦載機を調達しなければなりませんが
これとて支那独自の開発は不可能であり
何処かの国から調達してパクる他ないのです
ロシアは売ってくれないだろうし
アメリカもダメ
となると金になるなら何でもやる
カエル食いのフランスから
フランス製空母艦載機
ラファール でも買ってパクる他ないかな ww
専門家は支那が空母を運用できるまで10年は掛かると見ておりますが(もう少し短いかも)
もし運用できたとしてもその能力は限られており
米空母機動部隊とは比べること自体がナンセンスですね
もし10年後に運用できたとしても
その頃の米空母は最新型の空母に世代交代しており
そのフライト・デッキ上には
ステルス機と無人機が配備されており
支那のガラクタでは逆立ちしても追いつけないレベルに達しております
Posted at 2012/11/27 11:32:55 | |
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