• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

☆大佐☆のブログ一覧

2013年10月31日 イイね!

陸上自衛隊西部方面普通科連隊

陸上自衛隊西部方面普通科連隊西武方面普通科連隊

「領土を守る」とき、何が起こるのか
西部方面普通科連隊元隊員の証言





DAIAMOND-online より


長文につき、国防に興味のない方はスルーして下さい


えぐち・しんだろう談(元 西武方面普通科連隊隊員)





 私は2003年から2006年春までの約3年弱、陸上自衛隊西部方面普通科連隊(以下、西普連)の隊員として勤務していた。2002年に新設された部隊で、長崎県佐世保市の九十九島を一望する海岸線近くの相浦駐屯地を拠点としていた。新設時には約600名で編成された。

 西普連は九州・沖縄地域全体を統括する西部方面総監直轄の指揮下にある特殊任務の部隊である。特殊任務とはつまり、事が起きた際には、方面総監の判断により、第一陣として派遣される即応部隊としての任務だ。即応部隊はいつ何が起きても出動できるように、日々準備と訓練を行なう、徹底した現場主義な部隊だ。

 西普連に課せられた使命は、離島防衛対処部隊としての任務遂行である。部隊設立の大きなきっかけは、1999年に発生した不審船による能登半島沖への領海侵犯事件である。武装した不審船が海上自衛隊や海上保安庁の警備隊や護衛艦と威嚇射撃を交えるといった、海上自衛隊発足以来初の海上警備行動が行なわれた出来事でもある。この事件は、自衛隊における武器使用案件としても大きな注目を浴び、その様子はテレビのニュースでも放映され、記憶にある読者の方も多いのではないだろうか。

 危機感を覚えた日本政府が、南西海域全体の警備体制を整えるなかで、西普連が誕生した。尖閣諸島も含めた対馬から与那国島までの南北1200キロ、東西900キロにもおよぶ、九州・沖縄の周囲にある有人無人を含めた2500以上もの島の防衛を担う。

 部隊設立時には、明確に北朝鮮や韓国、中国などの隣国の存在を挙げることはなかったが、主に3国による不法な日本の領土・領海の侵犯が想定されていたことは間違いない。

 そうした経験がある私は、現在の尖閣諸島をめぐる日中間の対立を見ていると、言葉では言い表せない、複雑な気持ちになる。時に、安直に自衛隊や海上保安庁を出動させようとする声も一部ある。

 もちろん、有事には行動することもやむを得ないかもしれない。しかし、自衛隊、とりわけ私が在籍した西普連が出動するようなことになったら、何が起こるのか、離島防衛の最前線で、誰が、どのようなことをするのか、多くの日本の国民は想像すらしていないだろう。

 離島防衛について多くの国民が想像できないからこそ、「何かあれば自衛隊が島を奪還してくれる」という、どこか人ごとのような声が出てきてしまう。

 これから書く内容は、私が在籍していた3年間で経験し、感じたことを中心に書く。すべての隊員のことを書いているわけではなく、またもちろんすべての隊員がそうだ、というわけではない。また、訓練内容や規則、組織体系なども、現在は変更されている可能性は高い。そのため、これがすべてではないということは了承いただきたい。しかし、本稿を読むことで、領土を守ろうとしたときに、何が起こるのかという想像の一助にはなると思う。


陸自版の海兵隊として配備
移動制限のもとでの生活



 自衛隊に下士官として入隊したすべての隊員は、自衛官としての最低限の訓練、例えば敬礼などの基本教練、射撃訓練、匍匐前進などの基礎的な戦闘訓練を学ぶ、新人教育訓練を経る。その後、教育期間中の体力面や服務面、座学筆記試験、個人の適正や志望などを総合的に判断し、自身の配属先が決定される。

 私が配属されたのは、冒頭に書いた西普連だった。一般的に、陸自の部隊は第8普通科連隊や第12普通科連隊といったナンバーを付与され、駐屯地を中心とした指揮系統で動いているが、西普連にはその番号がない。部隊名からも特殊任務の部隊だということが分かる。

 離島防衛が主要任務であるが、実際に未然に上陸を防ぐのは困難だ。そのため、部隊としては不法占領された離島を奪還するための先遣部隊と表現するのが現実に即しているのかもしれない。いわば、陸自版の海兵隊として配備され、その任務内容もそれ相応であり、過酷な訓練が課せられる。

 部隊では、常に緊急時を想定して待機部隊が残留して警備をしている。そのため、非常自体が発生した際には、すぐさま残留部隊は主力部隊が集まるまでに、出発のためのさまざまな準備を行ない、迅速に行動するための準備をする。

 残留部隊以外の隊員も、24時間365日、いつ何が起きてもいいように連絡網の徹底や移動制限をもとに生活しなければいけない。例えば、未婚の男性や若手隊員は駐屯地で日々生活しており、その行動すべては部隊の管理下にある。駐屯地からの外出時は、駐屯地から数十キロ、もしくは移動時間にして数時間以内の交通距離の範囲内でしか行動できないなど、細かな規則が設けられている。

 海外への渡航も部隊の許可が原則必要だ。仮に隊員が海外で拉致、拷問されれば、即応部隊の機密情報を漏洩してしまうことも考えられる。そのため、たとえ新婚旅行などのプライベートであっても、関係諸国への渡航はほとんど不可能であり、またそれ以外の国であっても宿泊場所や移動計画などのすべてを事前に提出する必要がある。日本の領土を不法に奪おうとする集団なら、手段を選ばず即応部隊の情報を得ようとする恐れがあるため、そういった対応を強いる必要があるのだ。

 私は、西普連の二期生、つまり入隊・配属から西普連に所属する生え抜きの隊員だった。仮に、今でも自衛隊に籍を置いていたならば、現在はこの部隊の中心となるメンバーの一人として、名を連ねていたかもしれない。配属当時は、新設されたとはいえまだすべての装備などが潤沢に揃っておらず、部隊の文化もこれから作り上げようと動き出しており、部隊としての骨格をなそうとしていた時期であった。

 部隊の文化としては、どこかベンチャー気質に似たようなものがあったと感じている。例えば、部隊の装備や設備も、自身がより良いものだと感じたものは、積極的に上司に提言していた。具体的にはブッシュハットと呼ばれる、南西諸島独特のうだるような暑さをしのぐための防暑帽や、履きやすさ歩きやすさにこだわった新型のブーツ、従来の水筒よりも容量が確保できるキャメルバック型の水筒が正式に武器として採用されるなどの例がある。

 他にも、現場の隊員を活動しやすくするための道具や訓練内容などを思いついたならば、すぐさま上司に提案し、仮説検証を通じて正式採用されるケースも少なくない。これもすべて、自分たちの現場としての行動を容易にすることこそが、任務遂行に必要なものであると現場として実感する、現場主義を貫く部隊だからだ。


死の淵ギリギリの生存自活訓練
それでも金銭面は特別扱いなし


 西普連は、その成り立ちと特殊な任務を完遂する日本でも数少ないレンジャー部隊であるため、一般的な部隊とは違った訓練を実施している。

 レンジャーとは遊撃活動を主にし、偵察や奇襲など、隊員一人でも任務完遂を行えるだけの訓練と知識、体力や判断力が必要とされる。特殊な訓練を積んだ者のみがレンジャーと名乗れる、一種の肩書のようなものだ。西普連はそうしたレンジャー資格を持った隊員が半数以上を占める。

 離島防衛では、ヘリや船からの上陸作戦を中心に短期間のうちに一気に攻め上げ、そして一瞬で戦場から離脱することが求められる。そうした任務を完遂できる知識と技能、体力、知力を身につけるための訓練は、過酷の一言だ。日々の訓練内容自体が、まさに生死を分かつものでもある。

 例えば山地機動訓練は、ほぼ毎月のように演習場を中心に行なわれる訓練で、40~50キロ近い装備を背負い、山々を分け入り、三日間ほぼ不眠不休で歩き続け、気付かれずに敵のいる場所に侵入することを想定している。意識を朦朧とさせながらも、西普連隊員としての意志と責任をもとに、歩を進めていく。

 また、離島へ侵入するためには空もしくは海からの侵入経路を確保しなければならない。そこで、命綱なしに即座にヘリからロープで飛び降りる降下訓練やゴムボートを利用した上陸訓練、上陸に必要な水路潜入に備えて、2~3時間もの遠泳訓練も行なう。

 任務完遂のために身近な食料確保を行なう意味でも、川で魚を釣り、時にヘビやニワトリ、蛙といった動物を捌く生存自活訓練も行なう。降下訓練だけでなく、木々の間を這って移動したり、崖を昇り降りするためのロープを使った訓練も日常的に行なわれる。

 当然、ゲリラ戦を想定した戦闘訓練も行なわれる。市街地戦を軸に、チームによる近接戦闘術や、隊員個人としての近接格闘術、そのために必要な徒手格闘や銃剣格闘、ナイフ格闘なども必須訓練だ。定期的に実施される射撃訓練では、数百メートル先の目標を狙うものや、10メートル級の近接戦闘における射撃訓練も実施している。

 また、海上自衛隊の船に乗って実施される上陸作戦の共同演習や、アメリカの海兵隊と共同で離島奪還訓練を実施するなど、他の部隊との連携を図りながら、任務完遂に必要な技術を身につけていくことも、西普連には欠かせない。

 こうした訓練を経て、生き抜くことを第一に、あらゆる手段をもって耐え抜くための思考回路ができてくる。どんな小さな食事でも、それを体に入れ、栄養を補給し、前へ進み、任務を達成するということだけが生きる術であることが叩き込まれる。

 私も在籍期間中の演習では、時に死の淵ギリギリな経験を何度かした。それでもなんとか訓練を乗り切ることができたのは、生き抜くことへの徹底した執着と、自分たちの部隊としての任務の責任を感じていたからだと思う。訓練を通して、常に死を恐れつつも、それを克服しようとする意識があったのではないと、今振り返ると思う。

 ちなみに、西普連という特殊任務を担う部隊にいるからといっても、肩書は国家公務員である。俸給はある程度決まっており、手当や昇進、昇給といった金銭面でのインセンティブはあまりない。そうした意味では、報われるものが何一つない厳しい毎日を過ごしている、と言えなくもないだろう。


現代でも存在する
「国のために死ぬ」という覚悟


 自衛隊の根源的な任務は、専守防衛だ。なにも、こちらから攻めに行くための部隊ではない。しかし、有事が発生し、西普連に出動命令が下り、任務の最中で対峙する相手に対して発砲することは、十分に考えられる。

 これまで、自衛隊は「戦場」での戦闘経験はない。もちろん、西普連も同じだ。ただ、さきほど説明したように、極限までに訓練された西普連の隊員たちは、どういった状況であれ生き抜くための、あらゆる手段を講じる思考を身につけている。

 普段の訓練であっても、どんなに細心の注意を払っていても、少し間違えば死と隣合わせだ。常に死を感じているからこそ、生き抜くことへの貪欲さとそのためならば、何でもするような、野性的な思考を持っていると言えるだろう。

 それだけの訓練を実践した部隊だからこそ、仮に離島防衛の任務中に、不法に占拠した相手を発砲によって殺すことになるかもしれないと思っても、隊員は躊躇無く引き金を引くだろうと私は思う。

 言うまでもなく、誰も人を殺したいなどとは思わない。しかし、責任と任務完遂、日本の主権と国民、自らの命を守るという意識を持っているからこそ、引き金を引くことができる。

 当然、相手からも攻撃を受ける可能性がある。それによって、死ぬ可能性もある。しかし、自衛隊員の多くが持っているように、西普連の隊員は「だれかが離島防衛をやらなければならず、誰かが即応部隊として相手と対峙しなければならない」という意識を持っており、口には出さないが任務によって死ぬ覚悟を自然と持つようになる。実際、PKOやイラク派遣に参加した隊員同様、出動の際には遺書も用意することになる。

 常に死を覚悟して取り組んでいる部隊――、それが西普連の一面だと言えるだろう。

 したがって、常日頃から1ミリ単位の誤差も許さない整理整頓や武器や設備の整備は欠かせない。常にどこに何がどれだけあるかを無意識的に把握できるよう、すべての備品や設備、普段の衣服の配置まで事細かく定められている。なぜなら、いざという時にこそ、普段の行動が出てしまうからであり、普段の生活においても常に緊張感を持った生活を強いられる。

 それは、がんじがらめのルールであると同時に、ルールを明確に遵守しているという隊員同士の信頼関係があるからこそ、部隊として行動するときの信号などのサイン、アイコンタクト、さらに言えば阿吽の呼吸などのノンコミュニケーションでも通じ合える普段の関係が構築できる。それがなければ、死ぬ可能性のある任務に立ち向かうことはできないだろう。

 ある意味で、日本の国益を下支えしている存在として、極めて大きな存在意義を持っている部隊だと、私は考えている。ところが、多くの人にとって、その存在は馴染みのないものだ。逆に言えば、西普連の存在が意識されないことは、それだけ日本が平和で、隣国との関係も良いというであり、国益は守られているということでもある。

一線は絶対に超えてはならない
隊員の矛盾こそ平和の証


 震災時にも多くの隊員が活躍したように、自衛隊員の多くは、誰かの役に立ちたい、自衛隊員として日々訓練していることの結果を出したい、という思いがある。決して、他国を攻撃したいという思いではなく、人々の暮らしや生活を守る存在でありたい、そしてそのために自分たちがいるんだ、ということを誰よりも強く実感している。

 時に、それは自身の家族よりもまず先に国のため、社会のために動き出さないといけない存在でもある。それは自衛官としてのDNAであり、在籍している限り各々のなかにしっかりと刻み込まれているものだと思う。実際に、私もそうだった。

 地域によって違うが、自衛隊に対する国民からの視線は否定的なもの、肯定的なものなどさまざまだ。しかし、自衛官は細やかで綿密、几帳面さを持ち、日々の生活を規則正しく全うするという任務をこなしている人たちなのだ。

 その存在が抑止力となり、ひいては国防に寄与している。抑止力という力は、普段はまったく使わないが、いざという時はすぐに使い、国を守るための力を持つことでもあり、そのために訓練を続けているのだ。

 私は、西普連のような、国益を守るために、時には死をも意識する青年たちの存在を、ほんの少しでいいから意識してもらいたいと思っている。同じ日本という国に生まれ、同じように義務教育を受けた青年たちが、どういう因果か自衛隊に身を投じ、「命をかけて国益を守ろう」と備えているということは、知っておくべきではないだろうか。

 隊員は、常に矛盾した意識を持っている。それは、自衛隊が本格的に動くという事態は、本来、ないほうが望ましいが、一方で出動することでの自己存在の証明をしたいという気持ちと、自分たちが出動しなければいけない現実への悲しさである。

 私たちは自衛隊が動くことの重大さを、改めて認識しなければいけない。

 自衛隊が出動するということで、国際的、外交的に起きうる事態を想像することを、現実から背かずに私たちは正面から向き合うべきだ。万が一、事が起きた場合に、その責任と影響を受けるのは、他でもない私たちなのだ。

 尖閣諸島を巡る問題で、中国との関係が悪化している。「一触即発」、「自衛隊はいざというときに領土を守れるのか」「中国海軍と自衛隊は対峙できるのか」など、さまざまな議論がある。しかし、自衛隊が出動するような事態は、絶対に招いてはいけない。西普連に出動命令が下った時、隊員たちは私がこれまで述べてきたように、死を覚悟し、主権を守るために場合によっては訓練で身に付けてきた「戦闘行為」を行なうだろう。しかし、その一線は絶対に超えてはならない。

 私の「複雑な気持ち」の一端をご理解いただけただろうか。西普連の隊員、ひいては自衛隊員の多くが抱える、「出動しないほうがいい、でも自身の存在意義を少しでも示したい」という、矛盾を抱えている状態が、日本と隣国にとって一番良いことなのだ。

 同時に、そういった思いをもった若者がいるということ、ただ黙々と自身の任務を思い、訓練をこなしながら、淡々と生活している人たちが、日本に多くいるという事実を、頭の片隅にでもいいので覚えておいてもらいたいというのが、私から伝えたい思いである。


Posted at 2013/10/31 10:35:29 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日記
2013年10月31日 イイね!

ミタ (=^ェ^=)

ミタ  (=^ェ^=)オクの献身的なサポートで

ミタ!復活!!





コトとニャコム中のミタ










Posted at 2013/10/31 09:55:22 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2013年10月30日 イイね!

キチガイ達よ!これが災害派遣と言うのだ!!

キチガイ達よ!これが災害派遣と言うのだ!!
自衛隊は日本の誇りです
いつも応援してますよ



放射脳山本太郎と取り巻きのキチガイ達
これが組織力と言うのだよ!!


お前達の薄っぺらい存在など
自衛隊の組織力の前では屁にも値しないのだ




【台風26号に伴う伊豆大島災害派遣】



海上自衛隊 第1輸送隊の輸送艦「おおすみ」
エアクッション艇「LCAC」が、台風26号に伴う伊豆大島災害派遣活動を行っています
その活動状況をお届けします




















































































































陸上自衛隊




























































Posted at 2013/10/30 10:30:40 | コメント(10) | トラックバック(0) | 日記
2013年10月29日 イイね!

ミタとオク

ミタとオクオヤツをもらう時も
オクがミタに
寄り添ってます(笑)





オクのおかげでミタのリハビリも順調です


手前左から ゴゴちゃん、 コト
後ろ左から ミタ、オク


Posted at 2013/10/29 17:56:00 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日記
2013年10月29日 イイね!

キチガイと被災地(怒)

キチガイと被災地(怒)キチガイ山本太郎の正体

山本太郎カメラスタッフ
人殺したくて
自衛隊行く人もいるんですかね








fbからのコピペです

【伊豆大島の今~島外ボランティアさんのワガママと島外議員さんの高圧~】

伊豆大島から帰りました。

町の空気感などを五感で感じながら。

最終的には、社会福祉協議会の局長さんともお話とお顔合わせをさせていただきました

お話させていただいている途中で。


ボランティアが
寝る場所がないって言っているじゃないか!!!

宿泊料金が高くて泊まれないって!!!

今、町長に
ボランティアたちが無料で寝る場所を確保しろって
言ってきたからな!!!




と、怒鳴り込みに来た方がいらっしゃいました。

・・・なんだろう。

伊豆大島でのボランティアルールは、「宿泊場所を確保できる人」が前提。

宿泊料金が高くて長く滞在できない・宿泊場所の確保が出来ないのであれば
後から来るボランティアさんたちに託して、自分はお暇するしかない。

それが、伊豆大島の町のルール。

そのルールを抜本から覆そうとする、この怒鳴っている方は
島のことや島に住む方々の気持ちを何も知ろうとさえしていない。

ボランティア優先ではないのが被災地。

この場で、一緒に一から勉強会を開こうかと思って、声の主の顔を見ると。

あら?知った顔ですね。

あの議員さんでした。

あー、そーなの?

「こんにちは」

とあいさつをしてみた。

上から一睨みされて、無視された。

あのぉ、、、わたしもボランティアなんですけど???

泊まる場所も確保させていただいていますし、料金がどうのこうのなんて言いませんけど。

彼のことを好きとも嫌いとも考えたこともなかったけれど
この人、ダメだなということがすごくよくわかった。

勉強会を一緒にやる価値がないと感じた。

選挙前とかは、あんなに熱意あふれる感じだったのに
そりゃ、俳優さんもしていたんだから演技もうまいよね。

こういったところで、人の本音って出る物だと感じました。

なんで、こういったルール外のことを議員さんが社会福祉協議会さんに怒鳴ってきたり
町長にあーしろこーしろと言ったりするのだろう。

町の議員さん達で話し合ったことであれば、わたしが口を出すべきではないけれど。

彼は、町の議員さんではない。

スーツとか場違いなスタイルではなかったけれどもそれは外見だけで
中身は、被災地に黒塗りの車で悠々と来る議員さんだと、よくわかった。

被災地は、今、伊豆大島に入ってくれている島外からのボランティアさんたちの
自己実現のために存在するのではない。

彼らの自己実現のために
島の方々の生活や心労、疲労、経済がどれだけダメージを受けるか考えると
非常に悩ましい問題である。

島の方々の生活が、島の方々主体であれるよう、宿泊施設を確保してあり
伊豆大島のことをきちんと知った上で活動に入ってくれる
ボランティアさんが必要だなと感じました。

今のままでは、非常に良くないですね。

そんな中でも、きちんとした学生ボランティアさんたちもいるのだ。

彼らは懸命です。

無理しすぎず、大人数では入らず、細く長く、バトンタッチのようにしていくようです。

島のルールを変えようとはせず、誠意を持った志です。

大人の俳優だった議員さんや
今、宿泊料金が高いとか宿泊先を確保出来ないまま
突撃してしまった大人のボランティアたちのほうが
学生さん達よりも情けないとは、いかがなものだろうか。




Posted at 2013/10/29 14:01:48 | コメント(21) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@ちゃぐ さん 自分も住んでた事もあり想像するだけでも💦」
何シテル?   08/04 18:17
人生お一人様1回 going my way 放し飼い不良老人です
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2013/10 >>

リンク・クリップ

同盟国リーダー! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/11/11 10:58:57

愛車一覧

メルセデス・ベンツ Cクラス セダン メルセデス・ベンツ Cクラス セダン
普段使い足車 5月まで乗っていたW213 E-250 と比べて ワンサイズ小さい事もあ ...
メルセデス・ベンツ SLK 爆音号 (メルセデス・ベンツ SLK)
このスタイルが最高です 出来る箇所は全てブラックアウトしてます  マットブラックにオー ...
メルセデス・ベンツ Eクラス セダン メルセデス・ベンツ Eクラス セダン
納車から5年が経ち 最近はほとんど乗らなくなったEクラス 近くの買い取り業者が査定だけで ...
メルセデス・ベンツ SLK メルセデス・ベンツ SLK
メルセデス・ベンツ  R-170 SLK 230 亡き妻の愛馬でした (涙)
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation