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パーツレビュー

2019年12月10日

YOKOHAMA iceGUARD 5 (IG50) 165/60R15

Item: iceGUARD 5 (IG50) 165/60R15
Rating: 5
Author: Ｌｏｒｒｙ

評価：: 5

そういえば、タイヤのレビューってソリオになってから書いたことないですね(汗)

雪国新潟育ちの私は、いろんなメーカーのスタッドレスを履いてきましたが、
はっきりとした記憶がある限り、ここ10年位はヨコハマ一辺倒になっています。

2009シーズン(前々車CT21SワゴンR)　IG20(155/65R13)
2010～13シーズン(前車MH23SワゴンR)　IG30plus(165/55R15)
2014～18シーズン(MA15Sソリオ)　IG50

IG20はたまたま近所の量販店でアルミホイール付セットが安かったため、
IG30plusは新潟時代お世話になったタイヤショップのオススメ、
IG50はIG30plusが気に入っていたので、その後継モデルということで、
それぞれ選んでいます。

IG30plusがオススメだったのは、
当時としては、非雪路での走りがまあまあ良く、減りも少なめ、ということでした。
生活拠点が、通常積雪することはほとんどないエリアですが、
万が一の積雪凍結のためにスタッドレスを履きたかった、
というのが、当初スタッドレスが欲しかった理由で、
そうなると、氷雪路でのグリップが最高であっても、
非雪路での減りが早過ぎると困るわけですよね。

その後、雪国遠征が多くなり、スタッドレスの有難みを強く感じています。

前置きが長くなりましたが、IG50を5シーズン履いてみて、
少なくとも、3シーズン目までは、スタッドレスとして満足のいく性能だったと思います。
比較対象がないので、具体的に「どのように良い」と表現できないのですが、
我がバンディットは4WDということもあり、雪の高速道路で、
レガシィやランクルといった、雪の強者たちとハイペース走行を続けても、
全く不安のないタイヤでした。

また、凍結路でもABSの作動が少なく、
ブレーキング時にトレッド面がしっかり噛んでる印象がありました。

さすがに4シーズン目はそのグリップも少し怪しくなり、
コーナーでわずかにスライドする傾向があったり、
急な上り坂で少しホイールスピン気味になることもありました。
(IG30plusも4シーズン目はグリップがかなり怪しくなっていました)

プラットフォームまで紙一重となった5シーズン目は、
さすがに本来のグリップ力はなくなり、平坦路でもホイールスピンが多く、
スタックすることはないものの、緊急時のお守りレベルかな？という感じでした。

ということで、私の使い方では、少なくとも3シーズン目終了(走行距離で13,563km)
までは、雪国でも問題なく使えるタイヤかな、と思います。
大部分、非雪路を走って過ごしたタイヤなので、本当に雪国で履くなら、
もっと距離を延ばせるのではないでしょうか。

IG50の次々世代となった、現行モデルのIG60にも大変興味があります。

なお、非雪路走行についてですが、スタッドレスの本来の使い方ではないので、
剛性感のなさとか、ウエット路での頼りなさとか、そういうことは当然ありますが、
そういうものだと思って用心して走れば、別に問題は無いと思っています。
非雪路性能を重視するなら、今はオールシーズンタイヤという選択肢もありますし。

5シーズン合計で27,900km走行

購入価格は4本分です。

購入価格	46,280 円
入手ルート	ネットショッピング（Yahoo!ショッピング）

このレビューで紹介された商品

YOKOHAMA iceGUARD 5 (IG50) 165/60R15

4.31