レカロシート補修 その②
1
シートの持病パート2
乗り降りの際に、ももが触れる座面の右サイドの劣化・・・。
納車した時点で、表の布地は大丈夫ですが、明らかに手触りでウレタンが割れ、フレームを手で触ることができる事態になってました。
さあ、補修です!
車両からの脱着方法は、整備手帳の“OPレカロシート脱着清掃”を参照です。
シート座面裏側~~。
まずは、シートレールを外します。
と、簡単に書きましたが、ビス(○印)が錆びて固着しております・・・。
2
6角ネジ6本で固定されてます。
かなり強引ですが・・・。
金づちでレンチをたたいて外しました。
レール自体にもけっこう錆が・・・。
3
次に、背もたれと座面に分解します。
ここでも結構手こずりました。- -;
フタを外して、通称おにぎりダイヤルを外します。共にはめ込み式なので、破損しないようにマイナスドライバーを突っ込んで外します。
次に、RECAROと書かれた三角形のパネルを外します。
ピン3本でとまってますが、よ~く見ないと見つけにくいです。
後方の2本は押込んで外しますが前方のピンはパネルの裏側からマイナスドライバーで押し出すように外します。
あとは、ピンの周りにツメがあるので折らないようにパネルを外します。
一番下の頭の大きな+ネジも外します。
反対側も同じようにパネルを外します。
4
パネルを外すとこうなります。
○印のクリップを矢印の方向に外します。
あとはヒンジ部分を片側のみ外側に広げるようにしながら、
背もたれのリクライニングレバーを引き上げると、
背もたれと座面が分離します・・・。
座面からヒンジ部分に残った部品を全部外して、ようやく本題に入る準備完了となります。
(o´Д`)=з 疲れた・・・
ここまでで、かなりめんど臭くなってきますが、めげずに続行です!
5
今回は座面の外側のサポート部分にたどり着きたいので、効率よく布を剥がして行きます・・・。
底面を見るとなにやらツメのような引っ掛かり(○印 計6ヵ所)があって、そこにワイヤーで引っ掛けて布が張られている仕組みなので、まずはツメを起こし、
両端(前後)部分は布がクリップ(?)の下へ折り込まれてフレームに接着されているので、丁寧に剥がしていくと・・・。
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(ー△ー;)エッ、マジ?!!!
せっせと掃除機攻撃です!
7
壊さないようにウレタンを取り出すと
こんな感じにパックリと割れておりました。
でも、それほどウレタンの損傷がなかったので、スポンジの追加は行わず、割れた箇所をボンド(G17)でくっつけた後、さらに上から補強の布を接着して完了しました。
写真にはないですが、ついでに表生地の方も補強しました。
8
ウレタンの裏面はかなりやりにくいですが、惜しみなくボンドを流し込んで・・・。
もともとは、布テープが貼られてウレタンが破れにくくなってましたが、テープもめくれてしまってたのでこれもボンドでくっつけました。
あとは元通りに組み直しておしまいです。
これでまたしばらくは大丈夫そうです!
たぶん・・・。(⌒_⌒;
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