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土屋武士のブログ一覧

2015年01月25日 イイね!

今年のスーパーGTについて

今日は25日という、僕たちにはいい日なので・・・


2015年のスーパーGTの体制を発表しちゃおうと思います!!


マシンは既報の通り、マザーシャシーの86でエントリーします。

チーム名は「VivaC team TSUCHIYA」 

そして監督は土屋春雄。

ドライバーは土屋武士と松井孝允。


そして全戦エントリーします!


正直、スポンサーフィーは”家が買えるくらい”足りてませんが、、、(笑)

今回タイトルスポンサーにもなっていただいた「VivaC」さんというパートナーが後押ししてくれて、、、

気持ちがものすごく前向きになってしまったので、全戦のエントリーを決断しました!

気分は2000年のFニッポン自費スポット参戦の時みたいな感じです!

年末年始で覚悟を決めて、やるなら徹底的にやろうって思ったので、資金が足りてなかろうが、今年に今後の5年、10年の未来をかけてやってみようって思いました。


2008年以来のつちやエンジニアリングでの復帰になります。

ここまで僕はつちやエンジニアリングをまたスーパーGTのステージに復活させたいという想いでチームサムライを運営してきました。

この辺の話はまた後日話します。。。


テーマは「技術とスピリットの伝承・継承」です。

この辺もまた後日・・・(笑)


この決断にいたった経緯は、本当に仲間の温かい応援・支援があったからです。

僕がやりたいことに対して、「武士の夢を叶えるために応援しよう」って言ってくれた仲間がいてくれたからこそ、こうして決断することができました。


そしてドライバーにもタカミツを使うことを決めたのも、やるなら徹底的にやりたいことをやりたい、という我儘以外に何もありません。


僕のレーシングドライバー人生の中で、一人でもプロのドライバーを育てられたら・・・
そんな想いがあって、タカミツをプロに育てることを自分のドライバーとしての最後の仕事として、それをまっとうしたいという気持ちからです。

FTRSで担当講師になってからもう10年になりますが、才能だけをとったら充分日本のトップになれるものを持っていると確信しています。

ただそれが発揮できてない理由があるからここまで乗れてないんですが(笑)


でもその才能を埋もれさせちゃいけないっていう想いがあって、ここまで7年くらい支援しながら面倒をみてきました。

どうしてそこまでするの?って色んな人に聞かれましたが、

僕にもよく分かりません(笑)

ただ僕が若い頃、夢を追いかけるだけの無謀な若者を支援してくださった方たちがいてくれたからこそ、プロになれたんだということを考えると、やっぱり持ち回りで、自分も同じことを次世代の若者にしないといけないんじゃないか、そうしないとこの産業が成り立たなくなるんじゃないかっていう想いでやってきました。

でもそれにタカミツが応えてくれているからこそ、ここまで一緒にいるんだし、こうやってまたスーパーGTのステージに挑戦する意義が、自分の中で生まれているんだということをはっきり認識できます。


そしてこの挑戦を後押ししてくれたのは、昨年F4を走らせることができたという実績です。

このF4も「やりたいから、やる」を具現化したものです。

みんなにも自分がやりたいことが受け入れられるのか?というトライアルでもありました。

サムライサポーターズの皆さんの気持ちによって、レーシングカーが1年走り切ることができた。

これには本当に勇気づけられました!!

スーパーGTも、金額は大きくなりますけど、やることは何にも変わりません。


タイトルスポンサーになってくださったVivaCさんやずっと応援してくださっているHOPPYさん、SUNOCOさんや他にもたくさんの企業の皆さんも、僕のやりたいことを応援してくれています。

ずっとずっと変わらないでいることってすごく難しいですが、できるだけ応援していただいたあの若い頃のままの気持ちで、自分が変わらないことで応援頂いている皆さんへ恩返しをしていきたいと考えています。


本当にサポーターズの皆さんやパートナーの皆さんの気持ちが、僕に挑戦する勇気をくれました。


だから僕はこれからも変わらずに、これまで僕がしていただいたことを、次の世代に繫ぐことができる環境を作ること、を自分の使命として活動していきたいと思っています。


また、一緒にこの挑戦に関わっていきたい!という企業さんや個人の方もこの先お声掛けしていきたいと思っていますので、未来のパートナーの皆さん、サポーターズの皆さんもよろしくお願いしますね!!


そしてサムライサポーターズの皆さん、今年も色々考えていきますのでよろしくお願いします!

F4みたいにピット裏で宴会はできませんが、、、(笑)

また皆さんと一緒に戦っていけたらと思っています!

もっともっと仲間を増やしていけるように、しっかりと準備を進めていこうと思っていますので、色々手伝ってください!

よろしくお願いします~(^o^)/


では最後に、さっき撮ったマシンをバックにした二人の写真を。
持っているのは2008年のつちやエンジニアリングでエントリーしていた時のグリッドボード!8

マシンはないのでポルシェですが(笑)




では、2015年スーパーGT、VivaC team TSUCHIYA の応援をよろしくお願いします~!!!
Posted at 2015/01/25 19:07:37 | コメント(4) | トラックバック(0) | レース | 日記
2015年01月23日 イイね!

遅くなりましたが・・・

2015年、初ブログでございます~

皆さま、本年もよろしくお願いいたします(^o^)/


遅い!って怒られるかもしれませんが・・・

年末年始も休まずにしっかりと今年のスーパーGTの準備を進めてきました。

そんな流れで気がつけば今月も後半?!



正直、この年末年始で色々と自分の中で覚悟も決まり・・・

詳しくはまた書きます!


そして毎年恒例の初レース、富士7時間耐久レースに参戦してきました!!

昨年までこのレースを3年連続で総合優勝してて、今季は4連覇がかかっていました。




この2台にプラスRSRの3台体制。


そして今回はいつもチームサムライでエントリーしているこの2台も別チームでエントリー!





チーム内バトルも勃発してました!


このレースだけは、僕と佐田ちゃんが分かれて別チームです。
負けるわけにはいかない(笑)



このレースはドライバー交代だけじゃなく、マシン交代もできる面白いルールのレースなんです。


そしてこの「チーム風の会」の4連覇を阻もうと、各チームが強力な体制で挑んできました。

正直、昨年同様スピード勝負では敵わないな、と思ってたので、、、

マークしてるチームと違う作戦をとろうと思っていました。


そしたら博打的な戦略を取ったにもかかわらず、思ったようなタイミングでSCが出てくれて、計4回のピットのタイミングの中、3回もSC中にピットインをすることができました!!!

はっきり言って、運が味方してくれました!


プラス、昨年に比べてドライバーの皆さんが2~3秒ペースが速くなっていて、マシンのポテンシャルの劣勢をカバーしてくれたことで、なんとなんと総合4連覇を成し遂げることができました~!!!!


ゴール直後!




昨年に引き続き、男の涙を見ることができました!




ライバルチームのトラブルにも助けられた感じもありましたが、それでも運を引き寄せ、優勝できたのはみんなの「勝ちたい」という気持ちが優っていたからだと思います。

大の男が涙するほど、本気だったということなんです。


そんな素晴らしいレースに、毎年のように関われて本当に幸せです(*^_^*)


本当に最高のシーズンスタートがきれました(*^_^*)

今年でこのチームのお手伝いをして5年目で、初年度が2位、その後4連覇ということで、7時間×5年=35時間の間をノントラブルで走行しています。

運もいいし、本当にメカのみんなが頑張った証しだし、ドライバーのみんなが集中して、気持ちを込めて走っている証なんだと思います。

人の気持ちを乗せて走る・・・

そんな車は、やっぱり”走る”んです。

レースの車は、ただの機械ではないということがよく表れている出来事だと思います。


レースの醍醐味がまさにここにあります!

最後にみんなで記念写真!



またみんなで頑張りましょう~

ではまた。

Posted at 2015/01/23 23:03:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2014年12月21日 イイね!

気がつけば!

知らない間に今年もあと少しじゃないですか~!!

ブログも気付いたら1ヶ月くらい何も書いてないっていう・・・

そんな怒涛の日々を送っています。


ちなみに11月末からのイベントとしては、まず11月30日に大井松田でカート5時間耐久レースに出場してきました!

僕は大井松田でカートをしていたので大井松田出身のドライバーということでゲスト出場~

他にも立川、加藤ちゃん、横溝も大井松田出身ということでスタート前に記念撮影。



うちのチームはタカミツ&コウタに蒲生を加えて4人で走って、なんと優勝~!!

当たり前でしょって思うかもしれないけど、いやいや、レンタルカートの長時間のレースはかなりシビアな作戦が必要だったんですよ!

開始1時間30分過ぎくらいに気がついて、戦略練り直してあと1周あったらガス欠でゴールできなかったっていうギリギリでゴールしました(^_^;)




そういう面白さのあるレースだったので、かなり楽しめましたよ!!

僕は40分のミニマムしか乗らず、コウタが2時間20分乗って頑張ってくれたので、ずいぶん楽チンでした(*^_^*)



で、その後すぐにマレーシアに飛んでアジアンルマンシリーズの最終戦に出場~

レースはタイヤバーストがあったりして4位だったけど、今年一年aai motorsport のみんなと一緒にレースが出来て最高に楽しかったし、いい経験もできたし、本当にいいチームで走れたなぁ~と思います。

とにかくバタバタ!(笑)

いつもマンガみたいなことが起こるので、安心してられません!

そんな刺激的なレースをすることができて本当に良かったです!!

そしてチームはルマン24時間の出場権を得ることができ!!

来年いくのかどうかは分かりませんが、行ったとしたら更にマンガを超えるストーリーが待っているかと思うと気が気でなりません(笑)

僕自身は参加するかどうかは分かりませんが、とにかく応援したいと思います!!


そして帰ってきてからも打ち合わせや企画書作り、スポーツ走行のメンテナンス&コーチングなどなど、あっちこっちに行っていましたが、昨日は今年のF4を走らせる原動力となった「サムライサポーターズ」の忘年会的なパーティーを開催しました!


バタバタしてて、会社にもほとんどいれなかったのでパーティーの準備が何にもできずに昨日をむかえてしまいましたが、問題なくみんなで楽しむことができました~(*^_^*)

会場はいつもの関内駅前マリンクラブ「ビストロ酒場」でおいしい食事とお酒を楽しみながら、


もちろんけんじの歌もあり、


今年一年、サポーターのみんなと勝ち取ったトロフィーやキャップなんかもディスプレイして、


最後は写真も加えてみんなにプレゼントしました~





時間弱の時間だったのですが、全然足んなかったですね・・・(^_^;)

本当に皆さんと一緒にレースが出来て、それを実感してもらえたことがすごく嬉しいです!

そしてそして、このバタバタしている間に、マレーシアに行ってたタイミングだと思いますが、来年のうちのレース活動に関する報道がありました!

オーツスポーツwebさんの記事です↓

http://as-web.jp/news/info.php?c_id=2&no=61952

2008年以来、活動休止に陥っていた「つちやエンジニアリング」を再始動させるという内容の記事です。

是非読んでみてください!

その為の準備にいま追われているというのも実際のところですが、それに同時に会社の業務も出張が続いていたので立て込んでしまっているというのが本当のところです。

でも目の前に確固たる目標があるって、すごく活性するっていうのを実感しながら日々を過ごしているので、最高に充実しています!

今はステージから転げ落ちて、7年越しでまた同じステージに手をかけて這い上がろうとすることができるぞ!っていう段階ですが、それを支えてくれる仲間がたくさんいるからこそ、ここまで、手をかけるところまで戻ってくることができました。

だからこそ絶対に、何としてでも、這い上がってまたこのステージで暴れたいっていう気持ちが強いです。

そうじゃないと皆さんに恩返しができない!!

とまぁ、そんな感じなので充実しているんだと思います。

そんな本音もありつつ、でも経営者としての責任をしっかり果たさなければいけないので、常に冷静に物事を運んで行こうと意識しています。

自分の欠点は気持ちが入りすぎて力んでしまうこと。
これはFニッポン時代にたくさん失敗して、経験してきました。

その失敗を糧に、セルフコントロールをしっかりして結果を掴み取りに行きたいと思います!!


とにかく、皆さんに喜んでもらうには、優勝という結果が一番の恩返しになるということははっきりしているので、その目標にむかって前進し続けます!!


もうすぐ、再始動です!







Posted at 2014/12/21 15:44:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年11月29日 イイね!

チームサムライモデルの時計!!

スポンサーさんの時計メーカー・VOSTOK EUROPE がTeam SAMURAI model を限定100本で作ってくれました!!!!!



自分の時計!!!!

すっごく嬉しいです!

ありがとうございます!!!!


サムライのイメージカラーのブルーを入れながら、文字盤には25分のとこらだけに「25」の文字!




ベースの中の小さな文字盤は、タコメーターのレッドゾーンをイメージしたデザイン!


裏には「侍」の文字に、シリアルナンバーも。





もちろん僕は25!!


現在、100本中50本が日本に入ってきていて、うちで販売しています。

が、すでに残りは17本。


価格は50000円(税別)です。


オプションの革ベルトがあったり、ブルーのシリコンベルト付きだったりするのですが、まだ製品がそろって納入されていないのでまた後日UPしますね~


欲しい!っていう方は25Racingまでご連絡ください~

0466-49-5010

または info@t-samurai.com

よろしくお願いします(*^_^*)


そして明日は久々にカートに乗ってきます。

大井松田カートランドで5時間耐久レースにタカミツ・コウタと蒲生の4人でエントリーしました~

久々すぎてどうなることやら・・・(^_^;)


ま、楽しんできます~

ではまた。





Posted at 2014/11/29 21:27:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2014年11月24日 イイね!

マカオGP2回目の挑戦~!!

マカオGP2回目の挑戦から無事に帰ってきて1週間が経ちました~

たくさんの応援ありがとうございました!!





昨年のマカオ初挑戦したその日から1年、

スーパーGTの最終戦と同じ日ということで、どちらかをチョイスしなければならないということがありましたが、今年のメインイベントとして僕はマカオGPを選びました。

相変わらずアホな選択でしょ?笑

こんな刺激的なレース、他じゃ経験できないってことで、レーサーとしての血が騒ぐ方を選びました。


もう40過ぎてこんなアホなこと、できないよな~って(^_^;)

でも自分の純粋なレーシングドライバーとしての最後の挑戦!っていう意味で、子供のころから憧れていたマカオっていう舞台は最適だなって。

あ、ドライバーを引退するっていう意味じゃなくて、今の自分はドライバーだけで生活しているわけじゃなく、会社があったりチームがあったりエンジニアの仕事もあったりと、ドライバーだけのことをできる環境ではないから、っていう意味で。

こんなテンションの高いレースにいつも出てたら仕事放棄しちゃうからなんです(^_^;)

少なくても社長ならば、スタッフの生活を背負っているというのは自覚しなければならないし、チームを持っている以上若いドライバーの子たちにも走る環境を作っていかなきゃいけないという責任もあるしってことで。。。

だからこそ、このマカオという舞台を一つの区切りとして、レーサーとしての最後の舞台と思って挑戦することにしたんです。

これまでの自分のすべてを出し切るつもりで挑みました。


そんな舞台のGT CUPは年々ワークス勢の戦いが激しくなっていて、アウディ、メルセデス、BMWのワークスドライバーもみんな20代の若手バリバリの怖いもの知らずのドライバーばかり。

それもF3やWTCCなどでマカオで優勝やポールポジションを獲っている実績のあるやつばっかり。

40過ぎの、家庭持ちの、マカオ2回目の、実績なんてな~んにもない日本人のおじさんドライバーなんて誰も見向きもしないのが当たり前~

そんなところに飛び込んでいったというアホなおじさんのお話です(笑)


ワークスの中でも若手をチョイスするのはそれだけ危険だっていうことと、勢いがないと速く走れないのがこのマカオというコース。

ベテランは走った分だけ色んな技が増えるんだけど、その分経験からくる怖さもインプットされて思い切っていけなくなるということもあります。

だからプロになればなるほど、歳をとるとこういったリスクから離れる傾向があるんです。速く走れなかったら評価も落ちるし、クラッシュしたらかなり危険な場所だし・・・

逆に若手のドライバーとしては、マカオで速いドライバーは本当に速いっていう評価をもらえるから、自分の力を試すにはうってつけの舞台だと言えます。

でも今年のメンバーは名前を売ろうって奴だけじゃなく、本当に若手の精鋭が集まってしまいました。

アウディワークスはマカオで連勝中のモルタラと、ブランパンシリーズでチャンピオンを獲ったバンスール。

メルセデスワークスは、昨年ポールをとったエンゲと同じく引き続きバン デ ザルデ。

BMWからは今年のDTMチャンピオンのウィットマンと切れた走りのファルファス。

他にもポルシェスーパーカップのチャンピオンのバンバーや昨年2位のマクラーレンのワッツに、F3でポールポジションの実績があるカルロ バンダムなどなど・・・

ガチのGT3の世界選手権って感じ!!

本気のワークス戦争って感じのメンバーです(^_^;)


そして、そんな連中の中でやり切ってきました!!

フリープラクティスで6位。

予選1回目で8位。

予選2回目で7位、総合順位も7位というグリッドを得ました。

GT3といえどカスタマーカーとワークスカーとはちょっと違う。

そしてメルセデスワークスとは全く違うセットアップで挑み、ワークスカーの1台のコンマ2秒差まで詰め寄ることができ、AMGのスタッフからすごい賞賛をもらえました!!

おじさんでもやるでしょ!!

そしたらAMGのエンジニアが、「おまえはおじさんドライバーだけど、GOODエンジニアでもあるな!」って。

システマチックに行われている近代のレースシーンでは、ドライバー自ら走行終了後にアライメントを取って夜中までガレージで作業してるなんていう30年前のオールドスタイルは異常に見えてたと思います。実際、AMGのスタッフは予選1回目が終わるまでは全く相手にされず、ほとんど話もしてくれなかったから。

でもやっぱり速く走ると認めてくれて、予選1回目の後は急にすごく協力的になってくれて、ワークスとのロガー比較もチラっと見せてくれたし、セットアップのアドバイスもすごくしてもらえた!

でもセットアップは自分たちで考えた、今年の1年のデーターを軸に東條さんにアドバイスをもらいながら作った自分たち独自のセットで最後まで勝負しました!

実際ワークスからアドバイスされると「そうなのかなぁ~」って悩んだりもしたけど、チームのみんなが、「自分たちのやってきたことを信じていこう!」っていう風に言ってくれて、最後まで自分たちを信じ切っていくことができた。

だからこそマカオでしっかり戦うことができたんだと、終わってみてそう思います(*^_^*)


そして決勝は結果から言うと、最終ラップで6位のポルシェのバンバーを抜きに行って、奴が曲がり切れない感じで道を塞いだために、バックしてコースに復帰する間に抜かれて14位という順位でしたが、まぁ、所詮6位なのでいっかと思ってます。

ちょうど写真があるので、こんな感じで↓



こいつ、曲がる気ないやん(^_^;)
ずいぶん前からステアリング逆にきってるし・・・

ま、日本のおじさんに抜かれるくらいなら止まった方がましだって思ったんでしょう(笑)



でも考えたら前は全部ワークスドライバーで、カスタマーカーは同じチームのBMWワークスのファルファスだけ。

その後ろで走っていたってことだけでもみんなを驚かすことができたみたいです。

でも決勝は内圧の設定をミスって3周でタイヤがタレてペースが上がらなかったし、ブレーキパッドを新しいのに変えていかなかったので、パフォーマンスが中盤落ちて危うく壁に当たりそうなことが何回もあったしで、はっきり言って決勝は勝負できませんでした。

考えてみたら去年はスタートでぶつかって終わってたから、決勝は走ったことないんだったって・・・(^_^;)

まだまだ足んないことだらけですな~

すべて実力通り。それがマカオGP!


こんな感じで僕の2回目のマカオGP挑戦が終わりましたが、本当に自分の今の全力を出すことができたと思います。

これは何よりチームのみんなが、僕の最後の挑戦を全力で後押ししてくれたからに他ありません。

BMWとメルセデスを2台づつエントリーさせているうちのチームは、まずBMWチームとメルセデスチームとの間に、完全な壁を作らされました。

ま、これは当然として、でもそれだけじゃなく、

僕とバンダムのメルセデス同士の間にも壁を作られました。

これは僕からBMW側に情報が漏れてしまうことを考えた上での処置だったのですが、バンダム号だけをAMGのエンジニアとメカニックが見るという話になり、4台チームのエントリーだったのに完全仲間外れの1台にさせられた。


まぁ、はっきりいってレースしに来ているから誰かの助けなんかに頼ってたらこのマカオでは戦えないって思ってたので、そんなに意に介さずだったんですが、チームのみんなが憤慨してくれて、文句言ってくれたり、、、

そんな雰囲気にも僕は勇気をもらえて、より集中することができました(*^_^*)


本当に感謝しています。
みんなが僕のためにやってくれたこと、僕に想いを預けてくれたことに。。。

そしてその期待に応えることができたと思っています。

これまでたくさんの失敗を経験してきて、ようやくレーシングドライバーとしてみんなの期待に応えることができるようになれたと。

ほんと、遅すぎですね・・・

最後って決めたレースで、ようやく完成した感じかな(笑)


そんな素晴らしい経験をさせてくれたチームと、支援してくださったスポンサーさんには本当に感謝の気持ちしかありません。

本当にありがとうございました!!


そしてそして、、、

最後って決めたこのマカオですが、、、

チームからも、スポンサーさんからも、現地に来ていた日本人のみんなからも、AMGのスタッフからも、本当にたくさんの人たちから「来年もチャレンジしろ!」って言われたので、、、

1年後にどういう気持ちでいるか、それまで考えます!!

正直言って、こんな素晴らしい舞台は、できればなるべく若い子に経験してもらいたいっていうのが本音なので、もう終わり近いおじさんドライバーは乗るべきじゃないなって思ってるんです。

マカオは本当に何十レース分もの価値があるレースだと思います。

間違いなく、ここは世界が舞台です。

そして純粋なレーシングがここにはあります。

もし僕が来年乗ることがあるとすれば、マカオに出る準備ができている若い子がいない時かなって思います。


できれば次代のドライバーに乗ってほしいです。

そして僕の経験をできるだけ若い子に伝えていけたらなって思っています。


準備は嘘つかない!!


マカオを制する日本人ドライバーが現れることを夢見ていきたいですね~!!


ではまた!



Posted at 2014/11/24 20:13:32 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
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何シテル?   11/13 00:11
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