トヨタが力を入れているコネクティッドサービス
「T-Connect」の機能の一つ
「LINEマイカーアカウント」。
LINEでクルマと対話ができる
(目的地の設定や航続距離、燃料残や給油要否など)
というものです。
一番の売りとされている「目的地の設定」。
2018年6月にカローラスポーツがデビューした頃の
LINEマイカーアカウントを使った目的地設定の方法は、
1. LINEで目的地のキーワードを入力して送る
2. 候補が1件出てくるので、よければ「はい」と答える(違うなら検索し直す)
3. 「Gメモリに登録しますか?」と聞かれるので「はい」と答える
4. クルマに乗ったらナビを操作してGメモリのメニューを開く
5. Gメモリから登録した目的地のメモリ地点情報を選択する
6. メモリ地点情報の画面から「地図」を選択する
7. 「目的地セット」を選択する
8. もう一度、少し右にずれた「目的地セット」を選択する
(4~8迄の手順は停車している間に行わなければならない)
という段取りで、残念ながら甚だ使い勝手の悪いものでした。
それが、いつの間にか(年末頃?)、
1. LINEで目的地のキーワードを入力して送る
2. 複数の候補と「Gメモリに登録」のリンクが出てくるので、行きたい候補の「Gメモリに登録」を選択する
3. クルマに乗ったらナビを操作してGメモリのメニューを開く
4. Gメモリから登録した目的地のメモリ地点情報を選択する
5. メモリ地点情報の画面から「地図」を選択する
6. 「目的地セット」を選択する
7. もう一度、少し右にずれた「目的地セット」を選択する
(3~7迄の手順は停車している間に行わなければならない)
と、ちょっと進化したのですね。
そして今日、久々にLINEマイカーアカウントを開いたら、
なんと操作の手順が大きく改良されていたのです。
その手順は、といいますと…
1. LINEで目的地のキーワードを入力して送る
2. 候補とナビにセット」のリンクが出てくるので、「ナビにセット」を選択する
3. クルマに乗ったらエンジン始動直後に「ルート計画」が自動で出てくるので「計画実行」を押す
(3は走り始めてからでもOK)
以上! というね。つまり、
「目的地の検索結果から「ナビにセット」を押せば、
エンジン始動時に自動で目的地のセットの支度が完了する(ボタン一つ押すだけ)」
という、きっと本来誰もが思い描いていた理想の操作体系がやっと実現したといったところです。
やればできるんじゃない←
TCスマホナビでいつの間にか実装されていた「おでかけプラン」
(ルート計画を登録する機能)が、
LINEを使うことで本当に簡単に使えるようになった感じです。
TCスマホナビもなかなか車載のナビに引けを取らない動作のもっさり加減なので
LINEで目的地の事前予約がこうして出来ればTCスマホナビはぶっちゃけお役御免かも
ただ「ルート計画」の機能自体、2018年発売の販売店装着ナビ(68T)から対応なので、
もし2016年発売のナビ(66T)だとこの手順には対応していないかもしれません…。
(つまり、NSZT-Y68TやNSZT-W68Tだと使えるはず)
今回のこの改良でようやくLINEマイカーアカウントを日常的に使うビジョンが見えてきました。
最近は通信の混雑にもあまり遭遇しませんし、ようやく軌道に乗り始めてきましたかね…?
プリウスもコネクティッドカーになるということで、
それなりの台数さばけるサーバー強化はしてきたでしょうし。
勿論クラウンも結構な台数出てますし。
カローラスポーツも最近この辺でも見るようになってきましたし。
(夜のテールランプがズバぬけてカッコイイですね、カローラスポーツ)
繋がるどんどん台数が増えれば交通情報が充実化してきますし、これから面白くなってくるかも。
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Posted at
2019/02/02 01:51:10