といってもガンマンの話ではなくて、カメラの2台持ちをいかに無理なく運用するかというお話です。
こないだの夏ボーナスで買った35-100mmF2.8(35mm換算70-200mm)を上手く使おうとした場合、普通にレンズ資産だけで運用するとなると以前から所有の12-60mmF2.8-4.0SWDとの使い分けとなるのですが、実際35-100mmを購入するより以前に12-60mmと50-200mmを両方撮影地に持っていって現地交換していたかというとほとんどしていなかったのが実状でした。そして50-200mmを装着して首から下げているとその重さに音を上げるという体たらく。(フルサイズ持ちからは”この軟弱者”と言われそう・・・)要は35-100mmを買ったのはその軽さに最大限の魅力を感じたわけですが上手く運用できないのでは宝の持ち腐れなのでどうにかできないものかと考えたわけです。
そして、単に価格が下がってきて安さに惹かれて買ったと言うだけのXZ-2との2台持ちが出来ないかなあと思ったわけです。実際XZ-2はXZ-1の後継だという事だけを目を瞑れば良いカメラです。(後継のクセに重くなり過ぎなところだけがネガ部分)最広角側は眠い画を吐き出しますがちょっとズームアップして絞ると解像が上がってフォーサーズ機との差はなくなると思います。XZ-1の時はやたらと赤が強めに出る傾向がありましたが2になってからは非常に素直な色味(というか2の色が普通で1が異常だったと思う)になったのでフォーサーズ機の代用で使っても遜色ないと思ってます。
2台持ちするに当り最大の難点は散策時の収納をどうするかでした。
歩けば振動しますから首から両方下げるなんて論外です。実際やってみましたが案の定2台がガツガツ当りますので却下。XZ-2がXZ-1並に薄ければウエストポーチに収納するというのもアリ(XZ-1のときは実際やってました)ですが2は厚みがあるせいで出来ませんでした。ポーチにしまうと直ぐ取り出して撮影すると言うのが難しいのでその点でも却下でした。肩から1台は下げるというのもやっては見ましたがブラブラしない様手で押さえる必要が出るのでトレッキングポールを常用する身としては片手塞がるのは却下です。
たまたま散策時に見かけた人でザックのショルダーハーネスに一眼がぶら下がってました。と言う事はそういうことが出来るアダプターみたいなのがあると言う事です。地元のアウトドアショップで探したら確かにありました。見た覚えがあるのでその時はスルーしていたのでしょう。あまりの値段の高さに・・・。

パッケージです。
お値段は9000円近い・・・。でもクイックシューで大型で水平器もついていれば6000円前後くらいが平均的だからボッタクリという訳でもないのかもしれません。少なくともイロイロ探してみて結局コレしかない、オンリーワンですから値段に文句は言えません。
そして実際に装着。

実際に歩くと左右バランスが悪くなった所為なのか肩が疲れるのが早くなったような気がします。でも首が痛くなるより全然マシです。ついでに以前までレンズ保護用に使っていた小物入れ(ホームセンターで作業者向けに置いてあるやつ、安全ベルトに通すやつ)をXZ-2の入れ物にしてウエストポーチのベルトに通して完成。
E-M1の方は赤いボタンを押せばシューがスポっととれるので直ぐ構えられるし、XZ-2の方は固定してるものはないのでストラップ引っ張れば入れ物からすぽんと取れる。後はレンズキャップ外すだけで撮影可。
なんて言うか散策時の撮影がサクサク出来るようになったので枚数が増えてRAW現像が大変になりました。それは良い事なのか悪い事なのか・・・。
これで基本はトゥーハンドで運用となるので、12-60mmと50-200mmが蚊帳の外になりつつあります。ただ、水がかかる状況での広角撮影は12-60mmがないと出来ないのでまだ手放せないです。(5倍ズームというのも使いやすい、PROレンズは12-40mmとちょっと狭いのが玉にキズ)
50-200mmはレース撮影くらいにしか使用しませんが11月に出るPROレンズ+テレコンが欲しいところではあります。インナーズームという点がメッチャ惹かれるのです。ただスペックを良く見ると50-200mmと40-150mmPROの重量差は100g程度・・・、コレ結構微妙だと思います。そして50-200mmの新品価格よりだいぶ高価になり、50-200mmを中古で売ろうとするとやたら安い・・・。(悪いレンズではないハズなのに)
画質劣化覚悟の上でレイノックスの2.2倍テレコン買っちゃおうかなあ。問題はケラレが発生するかしないのか全く情報がない事なのです。完全な人柱状態。
Posted at 2014/10/04 22:38:18 | |
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