
飛び物といえば一昔前はお金に余裕がないととても出来んシロモノでしたが最近は部屋の中で飛ばせる極小なヘリが1万しない位(おもちゃの延長みたいなものなら3千円台とか)とか、初心者が取り付きやすい状況になっているみたいなのです。
R/C関係が強い模型店の店主のヘリのデモフライトを見てマジ買おうか悩んだのが1年ほど前、結局買わなかったケド・・・。そしてこないだの盆休みにダチと一緒に行ったらデモフライトはマルチコプターに替わっていて、お値段はさらに安く(5千円位)なってた。おもしろそー、とダチの方が衝動買い。後で感想を聞いたら真っ直ぐ飛ばすのも難しいと言うもんだから、それはどれくらいなのか興味が沸いて1台目(黒)を購入。
wikiによると2つを超えるローターを搭載した回転翼機を指すらしい。つまりオスプレイは含まれないって事なのか?マルチローターでも通じるみたい。海外だと無人で飛ぶもの全てドローンと称したり、色んな呼び名があるようで。
結論から言うと多少ぶつけても落下させても壊れないのである意味初心者向きだけど安定性の見方からすると初心者向きでないと思う。ローター軸を四隅とするとCFくらいの大きさしかなく、重量が軽い故にちょっとした微風でも機体があおられてしまう。6軸ジャイロで飛行の安定性を謳ってはいるが、どうもボディとモーターの組み付け精度が悪くローターの出力が水平面に対して垂直でない場所があるっぽい。なので水平面から離陸させても静止ホバリングは難しい事が分かった。モーターの出力調整は出来ないのでローター(樹脂製)をわざと折り曲げて結果出力を下げることで微調整が出来るというのが分ったのがつい最近である。それまで頑張ってマニュアル操作だけで静止ホバリングを試していたが、その間壁には当てるわ天井には当てるわローターが外れてどっか行くわ(1組分予備があるので安心)で気付いたらモーター4個の内1個は何故か軸が曲がっていてローター回転させると2重に残像が見えた。ただ最初から曲がっていた可能性はゼロではないのだが・・・。
そしてある程度飛ばせるようになってくると、もっと思いのままに飛ばしたい欲求が出てくるが、それにはこの精度の所為と思われる安定性のなさが凄く気になってその思いが日に日に強くなった。と言うわけで2台目を購入に踏み切った。1台目は地元で購入して税込み5千円ちょいだったが、2台目は秋葉で購入で4千円ちょい。他の用事でこれはついでだったのでちょっとラッキー。購入したのは秋葉の電気店ひしめく場所からは少しだけ外れたとこにあるチャンプとゆー店。他にもちょっと大きめなのが同じくらいの値段だったり、空撮用超小型カメラ付のモノが8千円位で箱が積んであったりとR/C業界でもヒット商品(にしたいのか?)らしくレジ前の一等地にコーナーが設けられていた。まあ敷居が低くなってきているのは良い事だよね。
ただし気をつけるべきは飛ぶものは落ちる事がありますし動くものは慣性力ですぐには止まりません。慣れるまでは何度も制御不能に陥ったりして壁にぶつけたりしました。そして自分の体にもぶつけました。はっきり言って皮膚が切れたりはしませんがめっちゃ痛いです。こんなものが目にでも当たったりしたらと思うとゾッとします。だから基本は人の居ないところで飛ばすべきです。車のR/Cと比較すると危険度は比較にならないと思うのですが取扱店はなんの注意喚起もしません。流行言葉ですが自己責任のようです。まあその内法律が整備されるとは思いますが・・・。
ところでマルチコプターは安定性向上のために羽の枚数を増やすのだそうです。本格的な空撮用は6枚羽だったり8枚羽だったりするようです。オスプレイも離着陸のときだけでも羽の枚数を増やせれば安定するのかも知れません。
Posted at 2014/09/16 00:35:15 | |
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