MONSTARCABLE
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
今回スピーカーケーブルの交換をしたのでこれから試みようという方に参考になれば幸いです。
ALFAROMEO145の純正スピーカーケーブルはかなり劣悪で、一本の配線から無理矢理二股に分岐させ、それをTw・Spに繋いでるのでいかに高級なSpであっても音質がキンキンしてしまい聞きずらい状態です。
その為、16Gくらいのある程度太い配線を使用する事によってキンキンする音をかなり防ぐ事が出来ます。
まず、手順としてメインデッキ外し→フロントSp外し→フロントドア内張り外し→ケーブル引き込み(フロント)となります。
次にリアSpカバー外し→リアSp外し→リア内張り外し(リアの内張り外しはトランク側まで外していかなければならず、かなり大変なのでドア開口部付近をちょっと浮かせる程度でケーブルを引き込む事が出来ます。)→サイドステップ外し→ケーブル引き込み(リア)となります。
2
3WAYモード(DEH-P940の場合、デッキを外した状態で左側にSTD⇔NWと書いてるスイッチがあり、NWにすると3WAYに切り替わります。)でデッキから直接TW・Spに繋げるのが最良の策ですが、リアSpを潰す事になってしまうので今回はフロントSpケーブルを+、-共に分岐させて接続しました。
ケーブルを分岐する時に半田を使い、しっかり密着するように加工しました。
フロントケーブルは大体3mあれば左右共足りると思います。
3
リアの場合はどこにケーブル引き込んでいきデッキ側まで繋げるかが肝になります。自分は、リアSp→サイドステップ下→ダッシュボード→デッキとしました。
リアケーブルは大体5mあれば左右共足りると思います。
蛇足ですが、リア内張りの外し方はリアシート外し→ラッゲジボードカバー脱着(トランクの真中にある合皮のカバーみたいなので荷物を載せる時の目隠し的なやつ)→ラゲッジボードカバー固定具外し→サイドパネル外し→リア内張り外しへとなります。ここまでで自分の場合、一時間半かかりました。
4
各ケーブルの末端はAUDIOTECHNICAの金メッキギボシTL12-300で処理しました。 細いケーブルの場合はカシメ部に太い配線を入れるか、長めに被膜を取りケーブルを三回くらいに折りたたんでカシめると確実な圧着が出来ます。
このギボシはエーモン(Rigtool含む)製の電工ペンチではギボシが付けれないので裸端子用もしくはクローズドバレル端子用電工ペンチ(自分のはロブスター製)を購入してください。カシメ部がωで無く、Λになってるペンチです。
また、通常のギボシと違ってカシメるのにコツがあるようで意外と難しいです。カシメる時に通常はギボシの開口部を電工ペンチ先端のω←こんな奴に合わせますが、このギボシのカシメ部は開口部が無い丸い形になっています。このカシメ部をよく見ると繋ぎ目がありますが、この繋ぎ目の反対側に電工ペンチのΛをあて、∪の部分に繋ぎ目が来るようにギボシを設置し圧着するとしっかりカシメれます。
5
フロント・リア共にデッキ側まで引き込み完了であれば、ここで注意!デッキ側に出ているケーブルのどれがフロントなのかリアなのか分からなくなる前にテープなどで目印を付けた方が良いです。
自分はこの作業を忘れてしまい、かなり大変でした・・・。
ちなみにフロント・リアの配線がどっちかわからなくなってしまったら、片側に乾電池をつけてもう一方の片側に豆電球やヘッドライトのバルブをつけてやれば確認できますが、この作業は意外と一人でやると大変なので二人でやるハメに・・・
6
最後にデッキ側の配線処理になりますが、ここも金メッキギボシに交換しフロント・リアのケーブルに接続し完成となります。
肝心の音質は・・・すこぶる良いです。純正のケーブルがあまりにも劣悪だった為か、音質全体にゆとりがある感じでキンキンする感じが消えました。またかなりまろやかな音で今までトゲトゲしい音がシルクのようになった感じでです。
はっきり言って、自分のような素人には充分過ぎる音です。プロショップの友人でさえもアンプを入れたのかと勘違いしたほどでした。
ちなみにMONSTARCABLEの場合、文字の書いてる方向にSpの-を繋げていくのが基本らしいです。自分は逆にしてしまいましたが特に問題はないそうです。
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