
今日も予定通り会社に行き、休日返上でレストア作業をしてました。
残り時間も後わずか!無事に完成式までに走行できるのだろうか・・・。
今日は、以前書き込みに来てくださる鮎川様のブログで出た話題で、日産がグループBが無くなり、87年から始まったグループAに参戦した200SX(S12シルビア)について、現在の状況をちょっとだけ画像で観ていただこうかと思います。
私より遥かに良くご存知の方もいるので変なことは書けないのですが、グループAになって急遽日産が用意したのが「NISSAN 200SX」日本名シルビア(S12)です。
ただし、エンジンは国内では設定が無く(前期FJ20、後期CA18)、北米仕様に積んでいるエンジン「VG30E」を右ハンドルに搭載。型式はRVS12になります。
ターボのような機構はサービスの面やトラブルも考えて日産は一部の車種を除き採用しないので、排気量も大きい(出力、トルク)VG30のNAを採用。
その時期ラリーカーに向くベース車(FR駆動)も他に無かったのでS12を使用することにしました。
87年から89年までサファリをはじめ、アクロポリス、香港ー北京などに参戦しました。
製作は追浜特車と日産試作の2箇所で製作(と聞いていますが違ったら訂正してください)。
例によって細かい車両の説明はここでしなくても良いと思いますので割愛しますが、現在、日産で所有している車両が、88年にマイク・カークランドがサファリをドライブし、2位に入った車両になります。
グループBまでは日産(追浜)ワークスはシビエの補助灯が基本でしたが、この年からPIAAを採用。
注目すべき所はタイヤ&ホイールです。
日産は昔からダンロップを採用していて、この200SXも当然ながらダンロップのラリータイヤ(SP82R)を履いているのですが、この時の市販の82Rは15インチまでしかありませんでしたが、この200SXにはスペシャルの16インチを履かせています。
それに合わせてホイールもエンケイの市販には無い16インチラリーホイールを製作。
さらに、S12は北米も含めて4穴なのですが、この200SXは5穴になっています。
日産のラリーレプリカは結構色々な車種を色々な人が作っていますが、これだけは簡単にレプリカを作れません!まあ5穴ぐらいはZ31のハブを使えば可能だと思いますけど!
どこかで展示された時などに観る機会があったら、そんなことを気にしながら観るとまた面白いかもしれませんね!
ピンポイント的な内容でしたが、もし補足がありましたらくるまじいさん様フォローをお願いします!
200SXも色々なカラーと仕様がありますが、私はこのトリコロールカラーが一番好きです。
でも、J・シャーの青いラインのみのカラーもカッコ良いかな。
当時のカヤバの広告で200SXが水平ジャンプしてる写真がまたカッコ良かったんだよな~。
グループBと違ってグループAは車の性能は他のメーカーと大差無かった(はず)なので、もう少し勝っても良かったかも・・・と思っていたら88年にコートジボワールでアンブロシーノが優勝してましたね。
それでも勝ち負けではなく、日産のラリー車はやっぱりカッコ良いです!(いつもそればかりですが・・・)
ってことで、今日の所はこの辺で・・・。
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S12シルビア(200SX) | クルマ
Posted at
2010/06/12 23:45:35