
今日は、東京都町田市の小田急内で開催されている白洲次郎展を観に行ってきました。
以前も書いたかもしれませんが、私は白洲次郎氏の大ファンで、生き方、考え方、行動力などあらゆる部分に惹かれていて、こんな生き方が出来たら良いな~と思っています。(無理ですけどね)
白洲次郎氏がどんな人だったのかは、アチコチで出ていますので、興味のある方は観てみてください。
とても車も好きな方で、沢山のスポーツカーに乗っていましたが、やはり白洲次郎と言えばベントレー3リッターと晩年乗ったポルシェ911ですが、このベントレーが超カッコ良い!
今でもこの車は実働状態で博物館にあり、先日の日本橋のイベントでも走行と展示をしていました。
さて、前置きが長くなりましたが、今日のお題はまた別の話しで!
前回、710バイオレットの話しに少し触れましたが、今回はその710バイオレットが一躍有名になった、オーストラリアのサザンクロスラリーで活躍した他の日産車です。(相変わらずマイナー路線です)
今回紹介するのは210サニーです。
サザンクロスラリーはWRCではない物の国際的に有名なラリーで、そのコースの設定が十字のようになっていることから、南十字星にちなんでサザンクロスラリーと言います。
日本からも多くのプライベーターが参加するラリーでも有名でした。
日産もワークス体制で参加しており、77年には1~3位を独占と言う結果を残しました!
但し、77年は強豪の三菱はワークス参戦をしていませんでした・・・。
77年の日産ワークスは4台の710バイオレットと1台のサニー、セミワークスで3台をサポートと言う体制でしたが、710の話はまた後日として今回は210サニーに焦点を当てますが、マイナーと言ってもドライバーは故シェカー・メッタ氏です。
この210はベースはL型を積んだセダンですが、今回積まれたエンジンは日本グランプリのB110に搭載したLZ14(DOHC1600cc)デチューン版で、出力は150馬力以上と言われています。
足回りもリーフ(板バネ)のままの参戦です。
この年の710は全てLZ18(DOHC2000cc)でしたが、面白いのはドライバーによってエンジン出力が違ったそうでFIAシードのティモ・マキネンだけ220馬力、他のハリー・カルストロム、ラウノ・アルトーネン、ジョージ・フューリーは205馬力とのことです。
その、メッタの210サニーですが、三菱A73ランサーを駆る篠塚健次郎氏と壮絶なバトルを繰り返していましたが、途中の236kmのロングSSでフィニッシュコントロールのわずか1km手前でガス欠になってしまい、残念ながら6位になってしまいます。(篠塚氏は4位)
出走68台、完走20台、1位はラウノ・アルトーネンの710でした!
ちなみに準ワークスとして、岩下さんもサポートしてたそうですが、岩下さんも前の年に使った210サニーに、日産から借りたLZ14を載せて参戦しましたが、残念ながらリタイヤしてしまいました。
77年は日産チームが総合優勝、チーム優勝、1、2、3位を独占と言う驚異的な結果に終わりました。
ってことで、今回はこの辺にしたいと思いますが、サザンクロスはまた続編を書きたいと思います。
最近、結構色々な人、クラブ等から、ブログ観てますよ!って言われることが増えてきました。
本当はこんなつもりじゃなかったのですが、内容が段々エスカレートしてきた気がする・・・。
少しでも楽しんでもらう、新しい発見をしてもらう、興味を持ってもらう、読んだ方へ何かしらプラスになればと良いな思います。
かなり偏った内容ですので、つまらないと思う人もいると思いますけど勘弁してくださいね。
でわ、今日の所はこの辺で・・・。
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サニー | クルマ
Posted at
2010/08/09 00:35:50