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イイね!
2010年08月09日

サザンクロスラリーで・・・。

サザンクロスラリーで・・・。 今日は、東京都町田市の小田急内で開催されている白洲次郎展を観に行ってきました。
以前も書いたかもしれませんが、私は白洲次郎氏の大ファンで、生き方、考え方、行動力などあらゆる部分に惹かれていて、こんな生き方が出来たら良いな~と思っています。(無理ですけどね)
白洲次郎氏がどんな人だったのかは、アチコチで出ていますので、興味のある方は観てみてください。
とても車も好きな方で、沢山のスポーツカーに乗っていましたが、やはり白洲次郎と言えばベントレー3リッターと晩年乗ったポルシェ911ですが、このベントレーが超カッコ良い!
今でもこの車は実働状態で博物館にあり、先日の日本橋のイベントでも走行と展示をしていました。

さて、前置きが長くなりましたが、今日のお題はまた別の話しで!
前回、710バイオレットの話しに少し触れましたが、今回はその710バイオレットが一躍有名になった、オーストラリアのサザンクロスラリーで活躍した他の日産車です。(相変わらずマイナー路線です)
今回紹介するのは210サニーです。

サザンクロスラリーはWRCではない物の国際的に有名なラリーで、そのコースの設定が十字のようになっていることから、南十字星にちなんでサザンクロスラリーと言います。
日本からも多くのプライベーターが参加するラリーでも有名でした。
日産もワークス体制で参加しており、77年には1~3位を独占と言う結果を残しました!
但し、77年は強豪の三菱はワークス参戦をしていませんでした・・・。
77年の日産ワークスは4台の710バイオレットと1台のサニー、セミワークスで3台をサポートと言う体制でしたが、710の話はまた後日として今回は210サニーに焦点を当てますが、マイナーと言ってもドライバーは故シェカー・メッタ氏です。
この210はベースはL型を積んだセダンですが、今回積まれたエンジンは日本グランプリのB110に搭載したLZ14(DOHC1600cc)デチューン版で、出力は150馬力以上と言われています。
足回りもリーフ(板バネ)のままの参戦です。

この年の710は全てLZ18(DOHC2000cc)でしたが、面白いのはドライバーによってエンジン出力が違ったそうでFIAシードのティモ・マキネンだけ220馬力、他のハリー・カルストロム、ラウノ・アルトーネン、ジョージ・フューリーは205馬力とのことです。
その、メッタの210サニーですが、三菱A73ランサーを駆る篠塚健次郎氏と壮絶なバトルを繰り返していましたが、途中の236kmのロングSSでフィニッシュコントロールのわずか1km手前でガス欠になってしまい、残念ながら6位になってしまいます。(篠塚氏は4位)
出走68台、完走20台、1位はラウノ・アルトーネンの710でした!
ちなみに準ワークスとして、岩下さんもサポートしてたそうですが、岩下さんも前の年に使った210サニーに、日産から借りたLZ14を載せて参戦しましたが、残念ながらリタイヤしてしまいました。

77年は日産チームが総合優勝、チーム優勝、1、2、3位を独占と言う驚異的な結果に終わりました。

ってことで、今回はこの辺にしたいと思いますが、サザンクロスはまた続編を書きたいと思います。
最近、結構色々な人、クラブ等から、ブログ観てますよ!って言われることが増えてきました。
本当はこんなつもりじゃなかったのですが、内容が段々エスカレートしてきた気がする・・・。
少しでも楽しんでもらう、新しい発見をしてもらう、興味を持ってもらう、読んだ方へ何かしらプラスになればと良いな思います。
かなり偏った内容ですので、つまらないと思う人もいると思いますけど勘弁してくださいね。

でわ、今日の所はこの辺で・・・。




ブログ一覧 | サニー | クルマ
Posted at 2010/08/09 00:35:50

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この記事へのコメント

2010年8月9日 0:50
毎回、いや殆ど毎日長文で良く書くなと関心しておりますよ。
コメントへの返答
2010年8月9日 20:45
そっくりそのままお返ししますよ~!
鮎川さんこそ毎日更新されていますが、私はほぼ日産だけですが、鮎川さんは沢山のメーカーの、さらに世界中の車を扱っていらっしゃる!そっちの方が大変だと思いますよ!
私は知ってる範囲、持ってる情報や資料の中でしか書いていませんから・・・。
長文なのは、文章をまとめるのがヘタなだけです。中身は大したこと書いていませんし・・。
2010年8月9日 8:25
大変懐かしく また『おぉ~?』と目から鱗だったり(笑)

いつもわくわくしながら見させて頂いてます。


オイラの通ってたショップも個人ですが日産系だったので 日産エンジンの秘密(爆)が少しわかったような・・・

これからもオイラの目から鱗を落としてくださいね(爆)
コメントへの返答
2010年8月9日 20:53
目から鱗のことなんてそんなにありませんよ~!でも、一人でもわくわくして見ていただける方がいると言うだけでも、書いている側としては嬉しいですよね。
そもそもブログって人の為に書くような物ではないと思っていますが、それでも最近は人の為にこんなネタはどうかな?と考えるようになってきました。
日産は歴史も長く車種も走ったステージも沢山あるのでネタには欠かないですが、それをうまく伝えようとするのは難しいですね。

ただ、資料をそのまま書き写すだけなら簡単ですが、それじゃ私のブログじゃないですからね。自分の話も合わせて、ボチボチ続けていますね!
2010年8月9日 23:05
サザンクロスはCOLT1000Fで挑戦して依頼 三菱の顔ともいうべきラリーでしたね(^-^)v

今考えると よく勝てたものだと思います(笑)

シンプルで故障が少ないのが サバイバルラリー生き残りの秘訣なんでしょうね(笑)


日産PA10 vs MB450(500)SLC の闘いもそのセオリーが当てはまったいい例かと・・・(笑)
コメントへの返答
2010年8月9日 23:58
単純に考えると1965年当時の日本車なんて、そんなに凄い性能のスポーツカーなんてあまり無かったですからね。
シンプルな構造で頑丈な車体と言うのが勝つ条件だったんでしょうね。
それもグループB前半までの話でしょうけど・・。
日産は240RSまでは性能だけではサファリは勝てないと、あえてNAでキャブを選び、複雑な構造は採用しませんでした。
旧車も電気仕掛けの80年代の車よりも、60年代とかの方が維持が楽と言います。
ブルーバードなどは、一番最後まで残るのは310とまで言われています。
エコだの何なの言われるご時世ですが、まずはシンプルにすることが最初じゃないでしょうかね~。部品点数も少ない方が良いですしね!

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「毎日寝不足気味!」
何シテル?   08/30 20:42
日本一?SSS-Rが好きで、国内で唯一のU12ワンメイククラブの代表をやらせていただいております。 U12と日産ラリーコレクターです。 クラシックカーイベン...
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