昨日は関東も雪が凄かったですね~。でもウチの方はあまり降らず、積もるようなことは殆どありませんでした。
箱〇は大分降ったようですね。もう時効かな?昔は雪が降ると箱〇にほぼ100%の確立で走りに行ってました。
そうすると、一人で行ったのにも関わらず、芦ノ〇まで行くと何故か知り合いがいっぱい来てたんですよね!(笑)
みんな考えることは同じで・・・。もうあんなこと今のブルでは勿体無くて出来ないな。リスク高すぎ・・・。
あ、某M菱の競技車を持っていた時代です。
さてさて、今週はまたもや帰りが遅いので大した更新が出来ませんが、ちょっとだけアップしますね。
今回はサファリを初めて走った610ブルーバードを掲載します。
以前、73年サファリで2位に入った話は書きましたね。
サファリを走った610ブルーバードは・・・。
https://minkara.carview.co.jp/userid/717755/blog/20388460/#cm
それよりも1年前、72年第20回サファリラリーにテスト的に610ブルを参戦させていました。
ダットサンチームは240Zを3台、このゼッケン3番610ブル1800SSSをテスト的に1台参戦させます。
ドライバーは後のトヨタ・スターレットでお馴染みの故オベ・アンダーソン/ダベンボルト組。
240Zは勿論勝つ為に参戦し、モンテのFR覇者アルトーネン/フォール組、510ブルでお馴染みの
ハーマン/シュラー組、ご存知メッタ/デューティー組です。
その240Z必勝体制に反して、610はちょっと趣旨が違います。
610は今後のラリー車作成の為にデータを取る為だけに参戦されます。
改造は基本的に510用を組み込んだだけで、カラーリングもワークスカラーではありません。
とりあえず作ったと言う感じの仕様となります。
ドライバーのオベはアルピーヌルノーでモンテを制したドライバーであり、トヨタの広告ではラリーの神様とまで
言われた程の名手なのですが、このオーダーに不満があったのか、その後は日産から離れてしまいます。
オベはトヨタ、プジョーとドライブし、その後はTTE(トヨタチームヨーロッパ)の監督となります。
最後はF1チームの監督となり、3年ほど前のクラシックラリーで事故死をしてしまいました。合掌

データ取りとは言っても、手は抜かない(当たり前ですが)オベ。
しかしながらダットサンチームは連覇ならず、残念ながら完走するも240Zは5位、6位、10位と、610ブルは
12位と言う結果となってしまいます。
優勝はフォードエスコートRS1600に乗るハンヌ・ミッコラ。出走85台、完走18台。ただ、総合優勝は
逃したものの、完走18台の内、なんと10台が日産車と言うのは大変素晴らしいです!
この雪辱戦で、翌年73年には240Z優勝、610ブルは2位となり、総合優勝、2クラス制覇、チーム優勝など、
日産モータースポーツ史に残る、世界にラリーの日産知らしめる結果となりました。
またいつかブルーバードSSSが、世界のどこかで活躍する日が来ると良いですね!
ってことで、今日の所はこの辺で・・・。
でわ、また次回に! 明日からまた帰りが遅くなりそうです・・・。
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610ブル | クルマ
Posted at
2011/02/15 23:52:17