関東も何だか天気が悪い日が続いてますが、乾燥してるより少しは良いのかな。
仕事も今週は遅くなりそうでしたが、早く帰りたいので相当気合入れて仕事して多少早く帰ってきていますが、
その分だけちょっと疲れ気味です・・・。
週末は何とか天気が持ちそうなので先週行けなかった部品の引取りと、日曜日はクラシックカー関係の講演会に
招待されたので行って来ます。今週もあと1日で終わりです。何とか乗り切らないと・・・。
さて、今回もちょっと短めで行きますが、今日アップするのは久しぶりの200SXです。
日本ではS12シルビア(姉妹車ガゼール)としてS110の後、4代目シルビア(ガゼール)として発売されました。
北米をはじめ、海外では200SX(180SX)の名前で発売され、日本では前期型にFJ20、後期型にCA18を
搭載しますが、北米にはV6・3リッターを積んだグレードがありました。
ラリーでは4気筒ターボではなく、NA3リッター搭載車をベースに参戦します。
200SX(S12シルビア)ラリー編
https://minkara.carview.co.jp/userid/717755/blog/18478987/#cm
以前、多少その辺りの話は書いたので、今回はラリーの話だけで・・・。
今回のラリーは88年WRC11戦第20回ラリー・コートジボワール(アイボリーコーストラリー)です。
バンダマ・ラリーと呼ぶ場合もあるようです。
サファリと同じような場所のイメージがありますが、同じアフリカでもこちらは亜熱帯雨林を切り開いて作ったような
泥が中心のコースです。
ドライバーはフランス人ドライバー、アラン・アンブロシーノで車は200SX、定番のトリコロールではなく
マルボロカラーで参戦します。

(マルボロカラーの200SX。サファリ仕様に近いです。)
このラリーはWRCでもメイクスタイトルが無く、ドライバーズタイトルだけで争われる為、参加台数は少なめです。
しかしこのラリーで3位以内に入るとFIAのAシードドライバーに認定される為、ヨーロッパのプライベーターなどは
こぞって参戦したようです。
雨の多いこのラリーは泥道の対策が重要で、耐久性もサファリ並に高くないといけません。
2日目までは接戦の攻防戦でしたが、その後は200SXが着実に他のドライバーを引き離しに掛かります。
3400kmのコースを5日間、3レグで行われますが、第一レグで1位はアンブロシ-ノの200SX。
2位アウディクワトロ、3位マツダ323(ファミリア)。しかしアウディはデフケースを破損し、オイルを継ぎ足しながら
走行するようになって遅れ、3位のマツダもサスペンショントラブルで後退。
第二レグは亜熱帯ジャングルでほぼ全域が水溜り状態に・・。

(殆ど水溜りのコースを水しぶき上げて走る200SX)
トップのアンブロシーノを追うアウディとマツダ323でしたが、最初に323がユニバーサルジョイントを破損して
修理の為にタイムロス、優勝争いから外れます。
一方でアウディは200SXとの差を徐々に詰めて行きますが、激しくコースアウトして大転倒。ドライバーは頭部に
大怪我をしてリタイヤしてしまいます。
その為アンブロシーノは2位以下を大きく引き離して独走態勢に入ります。・・・がしかし・・。

(白黒画像しかありませんでしたが、フロントを破損した200SX。)
何とコース上に牛が2頭寝ていて激突!フロント周りを破損させてしまいます。(アフリカっぽいですね!)
アクシデントに見舞われながらもアンブロシーノは2位以下を1時間半以上離してゴール!見事優勝です!
日産は82年サファリ以来、6年ぶりのWRC総合優勝を飾りました!アンブロシーノは第1回から参戦し、
20年目にして初優勝です。
出走38台、完走10台。優勝は日産200SX、2位マツダ323、3位に三菱スタリオンと言う結果でした。
WRCと言っても知名度の低いラリーでしたが、条件はどうであれ日産が総合優勝となりました!
ってことで、今日の所はこの辺で・・・。
でわ、また次回に!
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S12シルビア(200SX) | クルマ
Posted at
2011/02/17 23:49:46