今日からまたハードは日々が始まってしまいました・・・。
今月は残りの土日は全て予定が埋まっている為、ゆっくり休めるのは来月に入ってです。
さて、今日はちょっとまた簡単なネタにしようと思います。
前回、サファリ用ストラットを掲載したのですが、その際に室内にケーブルを引き込み、ハルダに繋ぐと
書きましたが、若い方はハルダってなんだ?って思う人もいるかもしれないので、以前も載せましたが
またちょっとだけアップしますね。
以前アップした時のラリコレ
https://minkara.carview.co.jp/userid/717755/blog/17976527/#cm
と言っても私もコレクションとして持ってるだけなので使ったことはありません・・・。
ですからこんな形の物だよって説明しかできないので、詳しい方はフォローお願いします!(笑)
ハルダは早い話が外付けのトリップメーターです!
ラリコンが普及する前に使われた物で、昔はトリップメーターも色々なメーカーから出ていました。
一番有名なメーカーはスウェーデンのハルデックス社製のハルダで、トリップマスター(シングル)、
ツインマスター、スピードパイロットなどがあり、80年代にはラリコンも作っていました。
でもハルダは高価で、同じようなトリップで次に有名だった関東精機(KS)ツインカウンターや、大森の
トリップを使う方も多かったようです。

ハルダ・ツインマスターです。右が初期の金属ボディで結構貴重です。左がプラボディです。
若干デザインが変わります。シングルはシルビアに付けてるので画像がありません。

当時の販売代理店だったオリエンタル計器のカタログとハルダのカタログ。
ハルダのカタログはもうボロボロですが・・・。
オリエンタルは今も会社はありますが代理店はやっていませんのであしからず。

1970年ぐらいのカタログだと思いますが、ツインマスターで4万円でした。
今でも中古は出ますが結構高額で取引されてるようです。

殆どのラリコンはミッションから1:1のギヤボックスを使いますが、ハルダは何故か8:1のギヤボックス
を使います。関東精機は7.5:1を使います。今では中々入手できなくなってきました。

ハルダの使用方法が載ってます。加算、減算、0はじき、ギヤも設定が変えられて、より誤差の少ない仕様に
セッティングできます。
ハルダは海外ラリーの車には殆ど付いてたトリップで、日産もラリコンが普及してもハルダはしばらく
付いていました。古くは310ブルにスピードパイロットが付いてました。
ハルダはもう70年ぐらい経つメーカーじゃないかと思いますが、とても精巧な作りをしています。
アメリカやイギリスにも営業拠点があったようですね。(私のカタログはカナダの代理店の物)
社外品で夜間用のナビランプやメーターが見易い拡大鏡みたいなアタッチメントやノブを使いやすくする
透明チューブを差し込むとか色々ありましたね。昔はみんなこんなのを使っていたんですね~。
でも、私は世代では無いです!あくまでコレクションだけです。(笑)
で、ちょっとオマケです。
ケネスさんよりピロアッパーの質問があったので、とりあえずカタログの写真をアップしますね。
現物は夜なので撮影出来ないので・・・。

こんな感じでアッパー自体を回して留め位置で調整するので最近のピロアッパーとは全然構造が違います。
ご参考になれば・・・。
ってことで、今日の所はこの辺で・・・。
でわ、また次回に!
Posted at 2011/01/18 00:44:40 | |
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