連日の忙しい状況で体の疲れが全く取れていませんが、今日は東京の神宮外苑で行われた
トヨタ博物館主催のクラシックカーフェスティバルに見学に行ってきました。
http://www.toyota.co.jp/Museum/data/h162_1.html
このイベントはトヨタ博物館主催ですが、国内外さまざまなメーカーの車が参加し、
1902年の車からスーパーカーまで展示されます。
私の仲間も数台展示されていたので少し紹介します。
聖徳記念絵画館と言う施設の前で行われました!
ウチの親クラブ会長のダットサン210
この同型の車を当時日産がオーストラリア・モービルガストライアルに2台参戦させ、
難波さんがドライブした「ふじ号」が優勝しました。
この車はイギリスのオースチンから日産がノックダウン生産したA40サマーセットと言い、
昭和33年頃に少数販売された貴重な車で、映画「3丁目の夕日」の撮影にも使われた車です。
いつも良くしていただいてる埼玉クラシックカークラブの方の車です。
言わずと知れた初代シルビアCSP311です。ベースシャーシはフェアレディSP310と同じでしたが
1600ccで生産台数は554台と言われてます。カッコ良い~!
ダットサン派の私がプリンス自動車の中で一番好きな2代目S4グロリアスーパー6
高級車ですが日本グランプリでも活躍しています。シート生地は何と本物の西陣織です。
今でも欲しい1台です。
左ハンドルの240Z。モンテ仕様にモデファイしており、ホイールも神戸マグレプリカ
補助灯はCIBIEですが良く出来ていてカッコ良いです!
ご存知240ZG!このオーナーさんもいつもお世話になってる方で、恐らく240ZGの知識は
日本一の方じゃないでしょうか。
1933年のモーガン3ホイラー。横置きV型エンジンは、何とバルブが剥き出しなので、
エンジン掛けるとバルブがピコピコ動くのが見えます。こんな車も沢山展示しています。
私が好きなクラシックカーの1台、ベントレー3リッター。
白洲次郎氏も好んで乗ってた車で有名です。
この車は何と1902年の電気自動車で、ベイカー・エレクトリックと言う車です。
1馬力で時速40km/hで走行可能。運転しているのは女性で驚きですが、
トヨタ博物館の学芸員らしい・・・。うまく乗りこなしてました。
この車は何とガソリンが手に入り難かった時代の木炭で走る車で実演中。
1937年のビュイックで1950年頃まで生産されたそうです。でも臭い・・・。
これがまた凄い!トヨタ東京自動車大学校が製作したトヨタS800(通称ヨタ8)の
EV(電気自動車)です。ナンバーついてます!
コンパクトなモーターが綺麗に付いていて、ミッションも普通のマニュアルです。
室内は助手席がほぼバッテリー?の箱で一杯でしたので1人乗りのようでしたが、
この車を製作したと言うのは凄いの一言です!車もキレイです。
老若男女、車好きも一般の方にも大人気で、いつも人だかりだったスーパーカー
ご存知、ランボルギーニ・カウンタックです。写真撮るのに人が多かったのでちょっと大変でした。
一瞬人が引いたのを見計らって撮影成功!(笑)
こちらも御馴染みのスーパーカー、フェラーリ・ディノ246GT
本当はフェラーリって言っちゃいけないのかな?
この車の2.4リッターV6がランチアストラトスに載ることになります。

個人的には今日、最大の収穫!その存在こそ雑誌等で知っていましたが、
本物見るのは初めてです!その車の名前は「グリフォン」
知る人ぞ知る、ホンダS600をベースにファイバーボディを被せたカロッツェリア渡辺
と言う所が作った、日本初のコンプリートカーです。
今で言う光岡自動車みたいなもんかな?1970年代当時でも5台程しか作られて
いないので、現存するのはこの1台?ぐらいかも・・・。

リヤビューもさることながら、ボディデザインは中々のもんです!
とても元S600とは思えません!これは超貴重な車です。
と、ダラダラと書きましたが、もっと沢山の車が展示されていたのですが、
全部は紹介しきれないので、掻い摘んで紹介しました。
午後から行ったのですが結構楽しめました。
肝心な打合せは・・・あまり出来ませんでしたので、後日改めてやることになりました。
明日は本当にゆっくりすることにします。
来週はいよいよニスモフェスティバルがありますね。また寝ないで行く事になるので、
明日が唯一ゆっくりできる日になりそうな予感・・・。
ってことで、ラリーネタもちょっとお休み気味ですが、来週からまたボチボチ再開しようと思います。
何にするかは検討中です!明日は書けないかもしれません・・・。
では、また次回に!