今日はやっと買ってあった住宅火災警報器を家の5箇所に取り付けました。
みんなもう付けたのかな?ウチはテレビもまだアナログで色々なインフラが遅れているんですよね・・。
最近、時代が進むのが早くて、歳をとるとついていくのが段々大変になってきます・・・。
さてさて、240Zで赤い車体に艶消し黒のボンネットの事を書きましたが、その一番最初はブルーバード312
からでしたが、では最後の赤黒の車は何か?と言うことで、今日は1976年第24回サファリラリーに参戦した
ダットサン710バイオレットをアップしようと思います。
実際には赤黒カラーはプライベーターも含めると結構80年代に入っても使われているので、ここではあくまで
日本のワークスが直接関わった中での車と言うことで、ちょっと久々ですが710を取り上げます。
710は77年に大活躍しますが、その時にはお馴染みのトリコロールカラーになりますが、76年ではまだまだ
白い車体に黒いボンネットで、唯一シェカー・メッタ氏だけが赤い車体でした。
お馴染みのカラーは↓
サザンクロスの王道は・・・。
https://minkara.carview.co.jp/userid/717755/blog/19212162/#cm
1974年頃から610ブルに変わって710バイオレットを主力にしたニッサンチームですが、77年頃から
トリコロールカラーで統一し始めるまでは比較的シンプルなカラーにステッカーと言うのが多かったようです。

伝統のワークスカラーで快走するゼッケン5番メッタ/デューティー組710バイオレット
このサファリではダットサンチームは現地ディーラーのダットサンドビー(D.T.DOBIE)から5台エントリー。
日本人プライベーターとして岩下選手も710でエントリーでした。

雨季に入って増水した道を進むメッタ。川じゃなくてコースです。
今回は細かい話は書きませんが、序盤では710勢が優勢だったものの徐々に三菱A73ランサー勢が
迫ってきます。
第一ステージでトップグループにいたメッタは不運にもコース上のランドローバーに接触してしまい8位に
順位を落としてしまいます。
一方で三菱もアンドリュー・コーワンのランサーにレムチュラがドライブする710が追突してしまい優勝候補の
2台は大きく後退します。

フロントがぶつかった状態で走行するメッタ710
最終第3ステージでタイムオーバーの為に残念ながらメッタは自らリタイアしてしまいます。
結果、1位から3位までランサーが独占。1位には元ニッサンワークスドライバーで130セドリック、510ブルを
ドライブしたジョギンダ・シン、2位にロビン・ウリヤテ、3位にリヤを大破しながらも検討した、後の三菱ラリー
アート監督のアンドリュー・コーワン。日産勢は健闘虚しく7位にハリー・カルストローム、8位にズュリー・
レムチュラの710と言う結果に終わりました。そして日本人ドライバーとしては、三菱ランサーのご存知
篠塚健次郎選手が堂々の6位、岩下選手も14位完走と大健闘でした。
日産にとってはあまり良い所が無いラリーでしたが、コースコンディションもあり簡単には勝たせてくれないのが
このサファリラリーと言う事でした。
今回はメッタの車だけをアップしましたが、他の車もまたどこかでアップしようと思います。
少し簡単にまとめてしまいましたが、今日の所はこの辺で・・・。
でわ、また次回に!
Posted at 2011/05/02 01:16:57 | |
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