R-link2のdeveloperモードで走行中の動画再生制限を解除
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
R-link2システムではUSBメモリに保存した動画を再生出来ますが、走行中は再生出来ません。
その他、写真再生や取り扱いガイド表示なども走行中は制限されます。
そんなわけで、前から気になっていたR-link2システムの開発者モード「Developer side」を使って走行中の動画再生制限を解除します。
2
まずFAT32でフォーマットした空のUSBメモリを用意します。
そのUSBメモリのルート直下に"DEBUG"というフォルダを作成し、その中に"DbgEnable.lge"というファイルネームの空のファイルを作ります。
Windowsなら右クリックで新規作成からテキストドキュメントを選んで、"新しいテキストドキュメント.txt"を"DbgEnable.lge"にリネームすればいいと思います。
参考↓
https://youtu.be/J8CR0l6exVE 3
触ってはいけない箇所を触るとR-link2システムが文鎮になることもあるようなので、Developer sideを実行される方は自己責任でお願いします。
R-link2に繋いであるUSBデバイスを全て外し、メガーヌのエンジンをかけます。
メニューからマルチメディア→設定→写真と進みます。
ここでさっき作ったUSBメモリを接続します。
「音楽ファイルがありません」と表示されるのを待って、この動画のとおりに①の箇所を1回タップした後②の箇所を12回タップします。感覚的には2秒で3回くらいタップする感じでしょうか。
https://youtu.be/Cyu8agZTTHU
隠しコマンドってワクワクします(笑)
エンジンをかけるタイミングが上の説明と動画と異なりますが関係ありません。
ポイントは写真の設定画面でUSBを刺し「デバイスに音声ファイルがありません」が表示されてから隠しコマンドを入れることのような気がします。
4
Developer sideが起動しました。
わかっている範囲では、Virgin modeに入ったらR-link2のVIN(個体番号)が消えたという書き込みと、Display modeをHIGHにしたら起動しなくなったという書き込みを海外フォーラムでチラっとみつけたので押さないでおきます。
ルノー車はR-link2の個体と車体の個体を紐付けしてあるようなので、VINが合わないと起動出来ないみたいです。ディーラーなどでR-link2のユニットを交換した場合は書き換えするのでしょうね。
5
動画の走行中の再生制限を下の手順で解除します。
1)Diveloper sideのトップメニュー右上のボタン集団にあるDiagRwを押します。
2)HMIを押します。
3)VideoRestrictionの項目をPermittedにします。
4)上にあるSaveボタンを押します。
5)戻るボタンを何回か押してDeveloper sideから抜けます。
6)R-link2の電源ボタンを長押しします。画面が真っ暗になりアンビエントライトが消えたら再起動中です。再起動まで数十秒かかりますが焦らず待ちます。
ちなみにVideoRestrictionの上下にある項目で、写真再生や取り扱いガイドの走行中制限も解除できます。
そもそも一番上の制限をかける速度の設定を変えてしまえばいいような気がしますが、Restrictionのminもmaxもデフォルト設定が1km/hになっていてそんな馬鹿なって感じなので触らないておきました。設定しても反映されないのかも。
6
走行中の動画再生が可能になりました(^^
安全のため再生は同乗者のためだけにしておきます。
Developer sideにはその他にも興味しんしんな項目があるのでまた試してみたいと思います。
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