DT50 磨きました
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
2週間前にヤフオクで入手し、往復800kmを軽トラで受け取りに行ってきたDT50 初期型 (1982年製) のレストアが、本日11月24日 月曜日ようやく終了しました。
2
家に着いたときの状態です。タンクに内外に錆、プラスチック部分に割れと黒ずみ、リアフェンダー折れ、マフラー周辺オイルまみれ、リアウィンカー銀色のものに変更、4カ所に反射板といった状態でした。
でもエンジンは絶好調。外装しかいじれないレベルの自分には最適の一台だと思いました。
しかし、ガソリンをつぎ足したとき錆がキャブに回ったのか、エンジンも絶不調になりました。
3
外装とマフラーを取り外しました。
これ以上は今の自分のレベルでは無理です。
4
ヤフオクで外装セットを落札しました。
これのヘッドランプカバーの色を塗り替え、他はそのまま使います。
5
マスキングテープに「YAMAHA」の文字を写しとり、脱色した新パーツ(中古ですが)の上に貼り、カッターで字の部分だけ残して切り取りました。
6
サイドパネルは元のパーツをそのまま使いました。文字も周りが黒く劣化し字の跡だけ白く残っていたので、それを写し取り、白くきれいにした後、貼って今度は字の部分だけカッターで切り取り、赤で塗装しました。近くで見ると・・・字が躍ってる。手作り感満載です
黒は元の黒いビニールシートをはがして黒で塗装しました。
7
タンクです。
内部はピカタンZで錆落としした後、タンクライナーでコーティングしました。
古い皮膜の向こう側がさびていて、皮膜が邪魔してピカタンZでもあまり錆が落ちず、鎖を入れてガラガラ振りました。
タンクライナーもなかなか硬化しませんでした。タンクを段ボール箱に入れ、開けた穴から30分ドライヤーで暖めてもなかなか硬化しません。後でわかったのですが、温度が達していなかったようです。温度計をタンク内にいれ、70度以上になっていることを確かめながら、30分ドライヤーで暖めました。それでも硬化せずねばねばしていたのですが、ドライヤーを止めて冷ましたら、ちゃんと硬化しました。
「1200W以上のドライヤーで」と説明書にありましたが、そのためだけに買ったドライヤーは、風量が多くて、温度はそんなに上がらず、30年くらい前の700Wのドライヤー(DT初期型と同年製くらい?)の方が 風量が少ない分温度は上がりました。
外側は、紙やすりでだいたい錆落としし、全体をざらざらさせた後、プラサフをかけました。シールの上はマスキングしてあります。
プラサフが乾いたら、細かい紙やすりで表面をなめらかにした後、マスキングをはがし、ウレタンクリアーをかけました。
フロントフェンダーは、黒ずみを紙やすりで取り除いた後、クリアーをかけました。
サイレンサーは初期型のものは後ろへ出ている細い管が短く、周りが汚れること、水抜き用のねじ穴がないこと等から、中期以降の型のサイレンサーを取り付けました。
エンジン、チャンバー、サイレンサーは錆落としをした後、耐熱塗料黒で塗装しました。
8
完成です。
キャブの掃除をしても、エンジンがかかってすぐ止まりを繰り返し、なかなか動きませんでしたが、プラグを替えたら、調子よく走り出しました。
後は登録して、ナンバープレートを付けることと、長男の高校の許可が下りて免許が取れれば、DT125RとDT50の親子ツーリングが実現します。
楽しみです。
と思っていたら息子がやっちゃいました。敷地内で乗る練習をしていたら、右側に転び、ブレーキレバーと右後ろのウィンカーを折り、右サイドパネルの割れを修正してあった部分をまた割りました。
DT50の共通パーツはいいのですが、初期型固有のパーツは入手困難なので勘弁してほしいです。自分も高校生の頃はよくこけていたので人のことは言えませんが・・・
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