【音質向上計画】サブウーファの音質改善~固定方法を自作アイテムで変更してみた!
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
前回の、スピーカー交換&デッドニングの実施で劇的に車内の音響環境はかなり進化しました。エージングが進んで、日々音が良く育ってきているのを感じています(*´ω`*)♪
ところが、だんだんと欲が出てくるもので、
さらに何か音響環境を改善できないかな~?と考えたときに‥‥
サブウーファを助手席シート下のマット上に、直置きで設置していたのを思い出しました!※マジックテープによる滑り止めのみ。
どこかのサイトで、サブウーファは固い土台にしっかりと設置した方がキレのある良い音が鳴るようになる、というのを見た気が‥‥
ということで、自作でサブウーファの設置方法を変更して、さらなる音質向上を目指したいと思います!
※トップ絵は、今回作成したアイテムと設置後の状態です。
2
自作の構想を練るために、サブウーファの設置方法について、プロショップのブログ等から基本の情報を調査しました。
すると出てきた情報が
「サブウーファをカーペット等の柔らかい素材の上に適当に設置してしまうと本来のサブウーファーの効果を発揮できません。
低音域は柔らかい材質に吸収されやすいので、歯切れの良いパンチの効いた低音域が消えてしまいます。」
という記事がありました(^-^;)
現状がまさにその状態になってるかも(汗)
そして、その記事には続きがあります。
「しっかりとしたボードの上に「足」をつけてサブウーファー自体を「浮かす」ように設置しなければ本来のサブウーファーの音は得られません。」
足?浮かす??
聞いたことのない謎のキーワードが色々あったので、さらに他サイト含めて調べてみました。
分かったことを集約すると
→サブウーファ設置時には、まずは土台となる「オーディオボード」を設置し、周囲の振動(ノイズ)による影響を最小限にするために「インシュレーター」を使って、サブウーファを浮かせて設置すると良い事が分かりました。
そこで今回の自作メニューとしては
「オーディオボード」&「インシュレーター」を自作して、サブウーファを浮かせて設置にチャレンジします!
3
続いてぶち当たった壁が「素材を何にするか」です。
ひとまず、オーディオボードとインシュレーターは「木」を使って自作することにして、ホームセンターにて材料探しをしたのですが、まぁすごい種類の木が大量に‥‥
ひとまず、手頃な値段とサイズ感だった「桐(きり)」の木材で試してみることにしました。
ちなみに一般的な木材の特性は、下記特徴があります。
重くて硬ければ、表面反射して振動を抑制はするが伝達しやすい。
軽くて柔らかければ、振動吸収はするがボード内部での反射が発生しやすい。
桐は比重が約0.3弱と、国産の木のなかでは最軽量の木材になります。
※素人なので、ひとまず極端な状態で試してみないと分からないと思ったのでこの木材にしてみました(^-^;)
以上を踏まえて、これまで調べてきた内容などから今回の自作構想(イメージ)をまとめました。
■自作構想
・軽量木材を使用
→車両からの振動をカット(吸収)させる
・オーディオボードを使用
→音圧や解像度を向上させる
・インシュレーターを使用して、本体を浮かせて設置
→車両からの振動カット&ウーファが鳴りやすいようにする
・レジェトレックス(制震材)をオーディオボード上に貼る
→無駄な振動を抑えて、ノイズ防止
・強力面ファスナーを使って、カーペットに確実に固定
→オーディオボードの安定性を向上させる
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自作構想にしたがって、今回は下記構成で自作してみることにしました。
※木製オーディオボード&インシュレーターのサイズは、購入した木材サイズをベースにしています。
■自作部品の構成詳細 ※設置する順番で掲載
①サブウーファ
(サイズ:280 mm (W) × 70 mm (H) × 200 mm (D))
②強力両面テープ
③木製インシュレーター
(サイズ:30mm (W) × 18 mm (H) × 30 mm (D))
※ダイヤ型に4つ配置
→配置する位置は写真内の緑●の位置
※出来るだけ等間隔にして、面でしっかりと接着できる、四隅に近い位置へ配置します。
④木工用ボンド
⑤木製オーディオボード
(サイズ:300 mm (W) × 18 mm (H) × 200 mm (D))
⑥レジェトレックス(制震材)をオーディオボード上面の真ん中位置に貼る
※共振などの無駄な振動対策
⑦強力面ファスナー(オス)を強力両面テープを使用して、オーディオボードの底面に貼る。
⑧カーペットへがっちりと固定
5
それでは、作成していきます。
■作成手順(事前準備)
①購入した木材に必要な寸法を書き込んで、ノコギリでカット。
②カット後の板の断面と角をヤスリがけ。
※この後各部品を仮置きして、エクセーヌのカット用に養生テープで型どりします。
③エクセーヌの表側に型どりした養生テープを貼りつけた後、裏側に両面テープを貼って、型にあわせてカットします。
④オーディオボード用の板の上に、レジェトレックスを貼り付ける。
⑤オーディオボードとインシュレーターを木工用ボンドで接着。
⑥カットしたエクセーヌを貼り付ける。
※底面及びインシュレーター上は除く
⑦底面に強力面ファスナー(オス)に強力両面テープを使って、長手方向に貼り付ける。
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自作オーディオボード&インシュレーター完成です!
仕上げにエクセーヌを貼り付けているので、見た目の質感は中々良い感じになったと思います!
ただシート下に設置するので、ほとんど見えなくなってしまうのが残念ですが(;´ω`)
7
最後に、作成した「オーディオボード」&「インシュレーター」の上にサブウーファ本体を強力両面テープで貼りつけて、助手席シート下に設置して完了!
今回、板と布と両面テープで、40mm程度のかさ上げとなりましたが、助手席下への干渉はありませんでした。
そして気になる今回の対策による効果は‥‥
バッチリ音質向上しました!
狙い通り、サブウーファの音のボワツキが減り、低音の解像度が向上して、中高音との繋がりが明瞭になりました!
今回の対策実施で音質向上の効果があったので、今後はスピーカーのエージング状況とあわせて、イコライザの調整を煮詰めていこうと思います。
8
最後に、今回の自作にあたり、オーディオの音質向上関連で色々調べてきましたが‥‥すでに音響沼にはまり始めている気がします(^-^;)
サブウーファの固定方法を変えるだけでも、ウーファBOX下へのインシュレーター設置有無、材質(木、金属、ゴム等)、形状(ニードル型、キューブ型等)、接着する両面テープの材質(ブチルゴム系とか)、あとは一番下に制震材を置く、置かないとかとか‥‥
いやぁ‥‥沼は深いですね…(´・ω・`)
今回の整備手帳は、調べた内容や自分の思いなど色々詰め込んでしまったため、かなり文字数が多くなってしまいましたね(^_^;)
ここまでの長文を読んでいただき、ありがとうございました。
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