TRUST GReddy オイルクーラーキット(スタンダードタイプ)  

MR車＋過給機＋オイル少量のスペックでは油温が非常に厳しい環境下にあるため予防的に購入しました。


水冷式or空冷式で悩みましたが、先ずは安価な空冷式を購入して様子を見てみる事に。


●夏の外気温35℃を超える猛暑日に試走

ストップ&ゴーが連続する街乗りでは、油温は90℃前後にて安定。

高速道路では指定速度の巡航で90℃～95℃の間にて安定。

高回転を維持した状態のスプリントでは115℃～120℃に上昇したものの、これが天井でした。



●冬の外気温５℃に試走

先ず、街乗りで10キロ以上走行しないと80℃まで上昇しません。

外気温０℃付近になると80℃まで上がった油温が80℃を下回るオーバークール気味に。

冬場の街乗りには必要性を感じません。

スプリントでは95℃～100℃で安定。



●オイルの種類によりますが、油圧は通年アイドリング時は190kPa付近で安定。



●唯一の懸念すべき事項は設置場所が腹下。

車高を極端に下げた状態で縁石に乗る又はグラベルに突っ込んだ際は・・・

故に適度な車高が求められます。

車高短こそ美学であり正義である方には別社のサイドタンク式が適当かと。



オイルクーラーがいる、いらないは環境や用途によって十人十色です。

判断に困ったら、先ずは追加メーターを装着して数値を可視化してみるのも良いかもしれません。

CPU書き換えによる過給圧上昇仕様ですが、現状設置場所以外に不満はありません。

と言うよりも、設置場所が唯一の不満であり最大の不満です。