1/10 RC ホットショット (2007)

ついに買ってしまった「ホットショット２００７」。

知らない人からしたらただの変な格好の車のおもちゃとも思われそうですが、今回完成しましたので一応ご報告。

前のTT-01とかウニモグもそうでしたが、ラジコンの組み立てはとにかく楽しい♪
普段から仕事でもネジ締めたりしますが、ラジコン組立が仕事ならもうちょっと楽しく仕事できそう(^.^)
・・・いや、仕事になったらなったで納期やらなにやら、嫌な事言うヤツとかもいて、結局何作ってても嫌になるんだろうけど。
あ、わかった、仕事が嫌じゃないんだ、会社だった(^^;)

えぇ～毎回毎回、変な愚痴ばかりで申し訳ございませんm(__)m　
そして今回も勝手ながら、また昔の思い出話をおりまぜて気持ちを整えます。ぶれなく独り言のつまらんブログでやっております(^.^)



おそらく当時は塗らなかったであろうドライバーも今回はヘルメットやランプパーツも継ぎ目まで消して塗装しました。
でもあまり意味がない気もします(^^)
まぁあの頃は早く走らせたい一心でとにかく早く組んだ記憶がありますが、今回は組立を楽しみたかったのでなるだけ丁寧にというか、手を抜かず楽しみを長く味わいたいと思いまして。

出来上がっていく姿をかみしめるように一つ一つ手ごたえを感じながらネジを締めていきます（大袈裟）。

組立ネジや駆動系、こんなだったかなーって思いながら組みましたが、ところどころパーツも現代の物に変わってるようですね。
パーツが多く組み立てはちょいムズでしたが、あえて複雑にしたかのようなメカがめちゃカッコいい。
しかし思ったのは当時の自分スゲーなと。　ええおっさんになった今でも結構苦労したんですが(笑)
細部にこだわって妥協ができなくなってるのが原因かもですねぇ。
あと目も悪くなって細かいものが見にくいし、知識や筋力はついても（これは疑問だが）とにかく動きが悪い(笑)



いきなりですが漸くの完成です！
ポリカボディも当時は青に塗ったかなぁ？今回はイメージカラーのレッドに。当時は一色塗りっぱなしでしたが、これも当時よりはお金を掛けれるオトナになればレッドにホワイト-ブラックの裏打ち塗装で透け感なく発色も良く。

改めて見てカッコいい～！
ホットショットのカタログ写真、ネットでも見つけられないんですが、買うまでの間、穴があくまで見ていたなぁー。
あとはゴールドメッキのホイールがあれば最高なんだけど、探してみましたがありませんねー。そのうち再販でもしてくれんかな→タミヤ様。

ダミーになったアルミヒートシンクも。当時のセメント抵抗は本当に触れないほど熱くなりましたね。
時間かけて塗装したドライバーもほとんど見えずですが、とんがったハーフカウルとネットがコレもカッコいい。
綺麗に出来上がり、これ走らせたいんですが、汚したくもないとも思い、なかなか走らせてません。現状サス動かしたりして今は眺めてニヤニヤしとります。


ところで「ウィキペディア」でホットショットのページを見てみると面白いこと書いてます。
中坊の当時、体感していたことが納得です。とにかく欠点が多かったんですねぇ。

・重量・・・これは知ってたけど単純に重い(^^;)　友達のグラスホッパーの速さったら・・・コーナーで飛んでたけど。

・駆動ロス・・・当時フルベアリングセットがメーカー純正で約￥８，０００したようで、通販の非純正でも￥３，０００以上したと記憶してます。でもこれ入れるだけで見違えるほどのスピードを手に入れることができました。

・サスペンション・・・フロントは戻らないし、リアも跳ねます。複雑な機構の前後モノショックはカッコはよかったけどどなぁ。

・センターデフなし・・・まあ、当時曲がらないことを体感し「４駆はまがらない」などと思い込んでしまったんですが、前後の回転差が吸収できない直結、これまたシンプルなサーボ直結の構造からバンプステアが酷いと。これは車体構造のせいだったなんて・・・当時の自分に教えてやりたい。

・スピコンの接触不良・・・接点グリスたっぷりでも（←懐かしい）当時接点不良からきっちり焼き付き、スイッチパーツの樹脂に穴が開きました(^.^)　タミヤへパーツ依頼した記憶があります。
今みたいに「ポチッ」じゃないから、よく切手や書留使ったなー。

あと当時の記憶では曲がらないのはタイヤのグリップのせいだと思い込み、スーパーショットのピンスパイクタイヤに変えたり（でも当然原因はこれではないのであまり変わりませんでしたが）、へなへなのモノショックはこれもスーパーショットの「改造サスセット」を取り付け、遅さを何とかしようとフルベアとヨコモのモーター、ボディも変えて完全にスーパーショット化。コーナーも豪快にパワースライドさせて重量級の直線番長！にはなりました（その重さゆえにスピードに乗ったらけっこう速い！）。


友達と2人で和歌山の田舎から大阪は難波のモデラーズギャラリーへ電車を乗り継ぎ（今思えば凄い行動力だった）限定のビッグウィッグ用ゴールドホイールも買って付けたのも思い出しました。

はたしてこれに当時の自分はいくら注ぎ込んだのか。今思えばもったいないというか、レースに出るわけでもないのにすごい情熱。
あとそれをするためにどれだけのモクズガニを捕ったのか(^.^)


ところで当時のホットショット改スーパーショット、最後どうなったのかわからないんですよ。もしかしたら実家の倉庫にありそうだけど、捨てられてるかなぁ。おもちゃに理解のない親なんで多分捨てられてるか。こんど暇があれば探してみるか。

綺麗な状態のこのまま盆栽化したいとも思いますが、近くどこかで走らせたいですねー。
走ってる姿一回見たら気が済んで飽きるかもですが(^.^)