
よく有るネタかも知れませんが一応書かせて頂きます。
今回の舞台は、アルミノ素材でM14とちょっと太目のネジ穴です。
アルゴンで埋めてタップを切る手法も考えましてたが、ネジ穴が深く適さ無いと判断して、市販のリコイルキットを使用しました。
決して簡単な方を選んだ訳ではございません(汗
一応がっつりネジ山が無くなってる写真です↓
丸の付いてない方は同じ様に見えますが、無事です。
まずは下穴を空けるため、ドリルに刃をセットします。
が・・・・・・うちの貧弱なドリルは10mmシャンクのためセットできませんでした(涙
仕方なく↓
ボール盤にセットして行いました。
この方が垂直に穴が空けられるので返って良かったかもしれません。
下穴が空いたら付属のタップでねじ山を作ります。
穴を広げてるので、このタップで作ったネジ山は一回り大きくなっているのでこのままでは使えません。↓
ベースになるネジ山が出来たら、そこにさらに雄ネジとなるコイル状に巻かれた硬い金属をねじ込んでいきます↓
このコイルは不思議と一度ねじ込むと簡単には抜けてきません。
これで完了です! 便利な世の中ですね (笑
ネジ穴の修復って簡単に済ませようとすると大抵うまく行きませんが、これはパテのようなネジ山修復剤と違い強度もしっかり出ます。
が、お値段が・・・・・
細いサイズはまだ良いのですがM14ともなるとかなり高額ですので、一箇所だけ直したいなどと言う場合は専門業者に頼んだ方が安いかもしれません。
ピンチの時は是非お試しを(^o^)/
失敗しないコツは真っ直ぐ穴を空け、真っ直ぐタップを立てるだけです!
心が曲がっていると失敗しますのでご注意を! (爆
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EG6 | クルマ
Posted at
2010/07/31 21:28:20