The first day of the journey with my wife was more than satisfied than we had expected. We could have tasty food,see amazing scenes and beautiful white snow.
As for me,I could enjoy driving with my 4wd Impreza. As it has not snowed so much compared to the last year,I could go faster than I had thought.
The happiest thing for us was invited to his house by the local person.
His house is far from towns or villages.
For some reason,I tried to drive on a heavy snow road. You can't use your cellphone around there. After driving for a while,I gave up keeping going on for much snow. We were really in a lonely place.
When I turned back my car,an old man called us and invited us into his house.
Now we feel comfortable in a Japanese style inn.
会津の宿の蒲団の上で寝そべっている。
冬の会津といえば、その自然はまことに峻厳で雪は間断なく降り注ぎ、時には雪が家ごと覆ってしまうほどの豪雪地帯である。
したがって、ごく大雑把に述べてしまえば、会津若松や喜多方、大内宿といった通年の観光地やスキー・スノボをする人たち、温泉を愉しむ人たち以外で、冬に敢えて会津を訪れる物好きは、実に物好きと呼ばれるのに相応しいように思える。
さて、物好きな私はこの時期になると、厳粛な自然環境や、その中で営みを続ける人たちの姿を眺めるのが好きで、観光も愉しむのだが、あたかも民俗学者のごとく奥地に分け入るようにして、小集落や、その集落の人々しか使わないような道路に進んで入り込む図太さがある。
携帯の電波も届かないような山奥の道に入ったときには徐々に積雪が増え、やがて雪の壁に閉ざされてしまった。
既に広くもない道路を数キロ走っているので、Uターンをする場所が欲しいと思っていたところ、雪で覆われただけのはずだったところに一軒家が一つだけあり、初老の老人に招じいれられた。
まことに面白い人物で、魔法陣の話や頓知のこと、暦学のことなどを話したりとまことに予想がつかない。
かくして、汁を飛ばした味付け卵を頂いたりして、雪深い山中での夢のような、乃至は狸に化かされたかのような不思議ないっときを過ごしたのである。
私の旅路はいつもこのような按配なのであり、他にも記したいことがたくさんあるのだが、もっとも印象に残ったこととして、以上を特に代表して記しておくこととする。