エアコンコンプレッサーを交換しましたよ〜

エアコンが効かなくなってしまいました…

フロントもリアも効きません。
ビトしゃんに教わり、エアコンパネルにて簡易診断を掛けるも、エアミックスモーターや温度センサーなどではなく……
この段階で、エアコンコンプレッサーかコンデンサー詰まりか…

そのうち、エアコンコンプレッサーの電磁クラッチ音もしなくなったので、コンプレッサーがお逝きになったと判断。

エアゲージを繋いで確認すると、高圧側も低圧側も同じ圧力！
コンプレッサーが犯人と断定です！

ありがたい事に、ビトしゃんがストックを持っていました。
ありがとう！ビトしゃん！！

これ、ラグレイトの物ですがワタクシのオデッセイLXにも使えます。

早速、ラグライフさん所有の所沢ベースで集合し、作業開始！
広くて使いやすい、良いベースです！

このベース、車屋でもないのにUSオデやらラグレイト がいっぱい。

ジャッキアップし、ウマに乗せます！

で、作業ですが、先ずフロント右下のラジエターとか支えている三角のプレートを外します。

次に手を突っ込んで
①電源カプラー
②高圧側配管
③低圧側配管
を外します。(写真青丸)
この作業前には、エンジンルームにある低圧側配管バルブから、エアコンガスを抜いておきましょう。

次に、本体は赤丸位置に4本ボルトで留まっているので、抜けば外れる状態になります。

実際、エンジンルーム内での状況写真が撮りにくいので、本写真で想像してください。

最大の難関が、本体の脱着です。

知恵の輪の様に3枚目写真でプレートを外した隙間を通すのですが、1mmほど引っ掛かるんですよね！
いっそ削ってしまいたいと思いながらの格闘です。
写真は取り付け時の時に引っ掛かっている状況です。

尚、装着時は高圧側も低圧側も配管装着穴からゴミが入らないように、テープで蓋をして取り付けます。

ベルトに引っ掛けてから、本体を4本ボルトで固定し、配管を繋いでいき、最後に電源カプラーを付けます。
取り外しの逆順ですね！

三角プレートを再び装着！

ジャッキを下ろして、真空引きです。

今回、エアコンオイルを液状(ガスタイプじゃないって意味です)でラグライフさんから頂いたので、真空引き前に低圧側配管バルブからバルブコアを外して入れておきます。
オイル注入後は、コアバルブを戻します。

エアゲージを繋いで真空引きの開始です。
高圧低圧の両方のバルブを開き、ポンプON！
音を聞きながら、ポンプの音が軽くなってから更に5分くらい引き、ポンプ停止後、両バルブを閉じて30分くらい放置します。
ゲージはそれぞれ0より下回ってる(真空なので)ので、放置の間に針が動く様であれば、配管漏れがあるという事ですね。

ガスの注入です。
ラグレイト &USオデッセイは、規定量が600gだそうです。→訂正です！900gだそうです。
市販のR134aガスが1本200gなので、3本入れればOKです。→訂正により4本半ですね！
ラグレイト はサイトグラスで確認出来ると思うのですが、USには付いていません。
規定圧が低圧バルブ近くに貼ってあるので、参考にします。

真空状態なので、1本目はエンジンを掛けずに、そのまま入れます。

2本以降は、エンジンを掛けてエアコン全開(内気循環、最低温度、ドア若しくは窓全開)で入れ込みます。

3本注入後、エアコンを掛けるととってもキンキン！
超快適です。

結局、今回の不具合は、焼き付き(赤丸に焦げ跡)を起こしていて、プーリーの留め具(青丸)もガッタガタでした。

今回の作業にあたり、場所とオイルを提供してくれたラグライフさん、エアコンコンプレッサーを提供してくれたビトしゃん、スペシャルサンクスです！！