| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
30分以内 |
1
バッテリーの上にあるアディショナルヒューズボックスの溶解によるトラブルが発生しました。
この画像がヒューズボックスです。 (すでに新品に交換後の画像です) 黒色のケーブルを外してありますが、この黒色のケーブルはオルタネータ〔発電機〕からの立ち上がりケーブルです。
2
黒色ケーブルがヒューズボックス〔緑の○部分〕に接続され、ここからバッテリーへの充電、電動ファン、電装系に電力を分配供給するのです。ヒューズボックスの接続〔緑の○〕部分にボルト〔♂ねじ〕があります。このボルトの付け根はヒューズボックスのABS樹脂に埋め込まれてます。今回の問題は、あることが原因でケーブル端子に熱が発生し、ボルトの根元のABS樹脂を溶かし、ボルトが斜めになってしまいました。その結果、締めてあるはずのボルトとナットの間にわずかなクリアランスが出来て、温度差によって接触不良が発生し、バッテリーへの充電不良が発生しました。
3
症状としては、冷間時のエンジン始動直後、点灯させたポジションライトや室内灯などランプ類の全てが、まるで微細な風に揺れるろうそくの炎のようにユラユラと点灯してました。その現象に気づいても暫く経過すると治まってしまいます。とりあえずディーラーに持ち込んで一通り調べてもらうものの、原因は不明のまま・・もちろんバッテリーは「今回のことが起因してやや弱くなっており、バッテリーの寿命や不良を疑いましたが、購入して約1年の使用でしたので、一旦充電し、負荷をかけての診断を行いましたが、異常なし、オルタネータに疑いがかかるものの、診断の結果は異常なし。
原因も分からず、腑に落ちないまま帰宅し、ボンネットを開けて、バッテリー上部のヒューズボックスの蓋を開けてぼんやりと眺めていました。気を取り直し、一応テスターで配線を調べてゆくと、問題のヒューズボックスのオルタネータから立ち上がった配線の接続部分のスタッドボルトがやや斜めになっていることを発見。エンジンを切り、配線を外してみたところ、土台の黒い樹脂が熱溶けによって歪んでいました。
早々にディーラーにその事を報告したところ、なんと在庫アリとのことで購入し自分で交換しました・・・・在庫があるってことは、このヒューズボックスにはなんらかの問題があるのか??なんて妙にかんぐりながらの交換作業でした(笑)
ヒューズボックスを交換することで、冷間時のエンジン始動時の灯火類のユラユラ点灯の症状は治まったのですが、なぜ今回のトラブルが発生したのかについては原因不明のままです。ヒューズボックスが溶けるほどの熱をなぜ持ったのか?気になりますよね。
このままでは、再度同じ症状が出る可能性があると考え、冷間エンジン始動時からボンネットを開けて、ヒューズボックスを開け、テスターで各部の電圧を計測してみたところ、オルタネータの出力端子では約14ボルトあるのに、ヒューズボックスに接続する端子〔赤の□〕では12.5ボルトまで電圧が落ちていたのです。これではバッテリーへの充電がまともに出来ません・・。 しかもオルタネータからの黒の配線の接続端子部分に少しだけ見える銅線の端がみるみる青く変色してかなりの熱を持ってます!!
薄いブルーとイエローで着色した部分を見てください! これは銅線を圧着している部分ですが銅線にテスターを当てると約14ボルトきてます!ですがイエローの圧着端子部分は12.5ボルトなのです!つまり、この「カシメ」部分で電圧降下が発生していたのです!〔多少の降下はしかたないですが、降下しすぎですよね〕そこで14SQを圧着できる工具でしっかり圧着したところ、熱も持たなくなり、しっかりと14ボルト立ち上がるようになったのです。
銅線が青く変色している時に「接点復活スプレー」を塗布したとき、ジュワ~と激しく湯気を立てて蒸発しました。この行為は危険でした(汗)
長々と書き込みましたが、皆さんも一度チェックされると良い箇所だと思います。
※14SQの圧着ペンチなんて普通の人は持ってませんよね!私は知り合いの電気工事屋さんから借りました。
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