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鮎川雅樹のブログ一覧

2021年04月10日 イイね!

三菱パジェロ(2002パリ・ダカール優勝車)2

三菱パジェロ(2002パリ・ダカール優勝車)2

展示されている車の窓はスライド式の窓があり
小さいのですが開いていますので、
フラッシュが反射する事無く撮影出来ます。



インパネ周りはメーターが液晶パネルとなっていて
アナログメーターはありませんでした。
油温は針の方が見やすいと思うのですが
液晶に組み込まれているのでしょうか?
ナビ側には2台のトリップメーターがあり
スイッチとヒューズはセンターに纏められていますが
ナビ側にもヒューズ下の方に並んでいますね



ドアの内装はカーボンケプラで、
天井は断熱材としてウレタンが貼られているようです
砂漠を走るので相当暑いですからね。
ロールケージは前は2本とかなり強化されています。
穴はアルミテープで塞がれていますが
砂が入らないようにでしょうか?
ルーフダクトの下側には赤い板が吊下っていますが
これも砂塵が顔に当たらないようにする為?
フロントピラーの青いチューブはドリンク用
天井上の赤いのは消火用のノズルのようです。
Posted at 2021/04/10 14:25:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | ヒストリー | 日記
2021年04月10日 イイね!

三菱パジェロ(2002パリ・ダカール優勝車)

三菱パジェロ(2002パリ・ダカール優勝車)
(通常は柵がありますが特別に許可を頂き外しています。)

東京田町にある三菱のショールームに
現在パジェロが展示されています。
部門的にはスーパープロダクションになりますが
2002年に増岡選手が優勝した時の車になります。
ステッカーなどは割れたりしておりますが
メンテナンスはされたものの当時のままで
今でも車は動く状態との事です。



写真は色々撮ってきましたので
幾つか紹介していこうかなと思います。
フロントの牽引フックは左右に2箇所あって
フロントのシャシーに固定されているようです
タイヤはグッドリッチで割と細目
ダンパーはリザーブタンク付きとなっており
フェンダー内側の黒い部分はカーボンケプラ
アンダーガードはアルミ製でした。



ジャッキアップポイントは前後に2箇所あって
この筒にジャッキを差し込んで持ち上げます
リアの固定方法を見てみると
斜材が入って、端部とその途中で溶接され
撓まないように補強されていました。
車は5~6月まで展示されているので
お時間のある方は見に行ってみてはどうでしょう?
Posted at 2021/04/10 11:21:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ヒストリー | 日記
2021年03月29日 イイね!

イーブ・ルーベが乗っていたインテグラーレ16V

イーブ・ルーベが乗っていたインテグラーレ16V

これも15年位前に売りに出てた車ですね
元は1991年のコルスでルーベが乗った車で
その年は12月に開催されたモンツァラリーに出ている車。
コルスでは6位の成績ですから、まずまずの順位です。



1992年になるとカラーリングもマルティニから白となり
デイラとピエランジェロのコンビでチョッコで2位に
その後はチッタ・ディ・トリノやマルカに
コンビを変えながら参戦し、
チョケットで3位というリザルトがある位です。



きっとまだ他に戦歴はあるとは思いますが
これだけだとちょっと寂しいなと思うのです。
これが知っている人が乗っていたりすると
気持ちも随分変わります。
故にオーナーもワークス・カラーへと戻したのでしょう。

デルタが欲しいという人には良いのでしょうけど
購入する時はやはり自分が納得できる車にしたいものです。
この車は元々マルティニカラーの車でしたが
往々にして全然違う車がワークスカラーにされたりして
書類が無いと出所不明の良く分からない車になる。
車の価値としては大きなラリーでの優勝等で決まりますが
惚れ込めない車だと、ただ買っただけで終わってしまい
ドライバーやナビ探しもしないまま終わってしまう。
だからこうした車は、それを理解できる人が買うべきだ
と個人的に思います。

価値観は人それぞれですが
そうした信念がないと
その素材が活かしきれない。
それでは駄目だと思うのです。

勿論買ってから調べて好きになるという事もあるし
それはそれで良いと思うのです
それが出来る人ならば
Posted at 2021/03/29 16:39:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | ヒストリー | 日記
2021年03月29日 イイね!

復活したスペインのストラトス

復活したスペインのストラトス







スペイン選手権で成果を収めたホルヘ・デ・バグレーション
彼はロスマンズのストラトスを駆っていました。
ロスマンズのストラトスには「TV 360185」と「MO 394177」
というレジストレーションの車があり
「MO 394177」はスペイン選手権でタイトルを獲得
その時のナビゲーターはビクトル・サバテールさんです。



「MO 394177」はその後、イギリスに渡ります。
デビット・サットン博物館にある時は
アリタリアカラーに塗り替えられて飾られていました。
飾っている車の中には売り物もあったので
ストラトスは売らないのかと聞いたら
まだ売らないとの事でしたが、数年後に売却されます。



イタリアでは有名なストラトスのファクトリーに入り
この時に本来のカラーであるロスマンズカラーに戻されます。
ビクターさんに完成したねと聞き
アリタリアカラーより、こっちの方が良いねと聞くと
そうだね、元々アリタリアの車でも無かったしねっと。。。



自分達が闘ってきた車を復元したという事は
彼らの戦いを真摯に受け止め、認めてくれたという事
もし、アリタリアのままだったら
2台の車を葬っていたのだろうなと思います。
復元する事は、当時の関係者を喜ばせ
結果的に彼らとの絆を深める事に繋がります。
レストア費用で元を取るのは無理な事ですが
お金では代えられない他の物を手にすることが出来ます。
その為にはヒストリーを正しく理解し
ちゃんとしたところで行わないと
出来上がった車を見ると、なんだか厚ぼったい感じがしてしまう。
このロスマンズは赤シャルドネ同様、シャープな仕上がりで
本当に綺麗なラインを出してきました。
どっちも同じところでレストアされましたが
本当にいい仕事をしてくれました。

オーナーさんも長い年月大変だったと思いますが
当時の姿に戻してくれて、本当に嬉しい次第です。
Posted at 2021/03/29 11:20:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | ヒストリー | 日記
2021年03月28日 イイね!

アンジェロ・アッツォラーリの駆った037

アンジェロ・アッツォラーリの駆った037








もう今から10年以上前の事ですが
70年代にフルビア、ポルシェ、ストラトスと駆った
アッツォラーリさんが乗った037が売りに出されていました。
カラーリングはマルティニカラーになっていましたが
レジストリーも当時のままでした。
ノバラコルセの車として走っていたこの車は
優勝の回数こそ多くはありませんが
比較的上位に入賞しておりました。



イタリアでは地域別にゾーンがあり
この車はZona1、Zona4やZona5で走っていました。
1984年にはEvo2にアップデートされ
1985年には青基調のラインも赤と黄色に変わり
チーム・コロンビの元で走る事になり
1988年まで活躍を続けました。



そして数年前に当時のカウルの一部が見つかります。
Evo1からEvo2に変わった時に使われなくなったパーツです。
この他にも幾つか出てきましたが
Evo1の当時の状態のパーツは貴重なので
塗り替えされる事を防ぐため、
今はイタリアのとある場所に眠っています。


Posted at 2021/03/28 22:47:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | ヒストリー | 日記

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