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近年のイベントに参加しているフォーシル
ナビシートに乗って楽しんでいるようです。
でもきっと本気で走っているのでしょう。

雪の中を疾走するデルタ

ジャン・フランソワ・フォーシル（Jean-François Fauchille）は
1947年11月24日生まれのフランス人

初めてWRCに出場したのは1974年のツール・ド・コルスで、
ジャン・ルイ・クラールのナビゲーターとしてオペル・アスコナに乗っていました。
その時はグループ２の車で7位に入賞し、1981年までクラール等のナビをし
その後フレクリン・ガイとラリーを続けます。

そして1984年にブルーノ・サビーと出会います。
グループBの時代に乗ったのはルノー・サンクターボ
翌年にはプジョーのシートを手に入れ、205T16でサビーと共に走ります。
そんな彼らがランチアに移籍したのは1987年でした。

最初のラリーはモンテカルロ
ランチアデルタHFで出走しますが、トランスミッションの故障でリタイア
続くコルシカでもリタイアしましたが、サンレモで２位を獲得します。

サビーとコンビを組んでいるだけに、どうしても目立たないフォーシル
しかしフォーシルの活躍が無ければ、翌年のモンテでは優勝出来なかったでしょう。
フォーシルはサビーと並んでフランスでは人気者のようです。
今でもヒストリック・ラリーでしょうか？
レーシング・スーツを身に纏う彼の姿が見られます。

リアはこんな感じで非常に魅力的です。
ヒストリーもあるようで、調べてみるのも面白いでしょうね。

右側の赤い車が売りに出ました。
この年代になると流石に知らない事ばかりですが
1964年のタルガフローリオに出場しているようですね。

1964年に生産され、エンジンはフラビアの４気筒を使用
排気量は1.850ccで148馬力（7000rpm)
0-100mは9.2秒だそうです。

当時037ラリーのドライバーだった方から情報を頂いたのですが
ご購入を希望される方がいらっしゃいましたらお知らせ下さい。
同時にストラトスとアバルトのビアルベロの話しもあります。
ストラトスはストラダーレですが、非常に有名な方が所有されています。