
本日は依頼を受けていたEXパーツの製作でした。
なので、アルトのアライメントは引き続きオアズケなのですが、平行してこのパーツの改良品を考えています。
Rrトレーリングアームです。
今回も車両の画像が無いのですが、Rrタイヤもかなり車高を落としてあります。
もっと下げたいのですが、やはりタイヤがデカ過ぎて下げられないです(笑)。
Rrフェンダーの前側とタイヤが接触してしまいます。
なので、アームを調正式にして延長・ホイールベースの修正をしてしまおうかと・・・。
ついでにピロボールなんぞも・・・。
トレーリングアームやRrサスペンションのパーツは余り種類が出ていないようです。
せいぜいラテラルリンクの調整式とダンパーS・Pのキットくらい。
後はトレーリングアームのブッシュとホーシングとの間に咬ませるプレートとかでしょうか?
自分のアルトの場合プレートでも対応出来るかも知れませんが、これを入れてしまうとジオメトリーが変わり、ピッチングセンターがあがってしまいます。
俗に言うアンチスクォートが付いてしまいます。
自分は「セッティングの答えは一つだけではない」と思っていますので、このプレートも答えの一つかとは思っています。
ただFFの車でアンチスクォートだけを付けてしまうと、セットを詰めて行くとかなりピーキーになりそうな気がしています。
後ろに加重が移りにくくなってしまうのです。
Rr駆動の車であれば駆動しようとするタイヤを押さえ付けてくれる効果が出るので効果が見られると思うのですが、FFの場合はむしろ加重を移動し易くしておいてS・Pのレートやプレロードを掛けてブレイクポイントをセッティングでコントロールしてあげた方が乗りやすくセッティングもし易いかなと考えました。
Rr駆動の車でも行き過ぎたアンチスクォートは良くない事はよく言われています。
ただ最近の車は空力が物凄く進化している事もあるので、姿勢変化を嫌いセッティングに積極的に取り入れているエンジニアの方もいるかも知れません。
ですが、やはりそこまで空力に頼った車でもないので、扱い易さやセッティングのし易さを優先して考えてみました。
まだ材料が揃っていませんが、恐らく明日くらいにパイプが届くと思うので、寸法取りや治具製作等ボチボチ始めてみたいと思います。
Posted at 2012/03/20 03:32:23 | |
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