Ｔ名人のブログ一覧

けったいな形をしておりますが、アッパーマウントです。

普段の足にＨＡ１２Ｖアルトバンに乗っているんですが、そのアルト用のアッパーマウントです。

作るきっかけなんですが、アルトに某社のレース用車高調（白）が付いていたんですが、十分なストロークが確保できていませんでした。
かなり車高を落としていた所為なんですが、バンプストロークよりもリバウンドストロークがあると言う異常な状態で使っておりました。

やはり車高は低ければ低い方が良いと・・・（笑）。

そこでダンパーを一新して、ついでにアッパーマウントも換えてしまおうと思い製作に至りました。
どうせ作るなら何所にもない変わった物を作ろうとなり、色々盛り込んでこんな形になりました。

このマウントの特徴ですが、細かなキャンバー調整は出来ません。
穴位置を変更するしかありません。
しかし、市販されている物よりもかなりキャスターが付くようになっています。
そして取り付け位置もエンジンルーム側にして、可能な限りダンパーストロークを確保しました。

キャンバーの調整に関して調整が出来ない事に不満を感じる方もおられるかと思いますが、実際調整をマメにされている方はどれ程いらっしゃるでしょう？
エンジニアにもよるのですが、レースの現場でもそうそう１度決まってしまえば弄らないです。
ＧＴやフォーミュラーのセッティングで、フィーリングやタイヤのタレ対策では微調整しますが、大体タイヤ温度を測りながら付けてしまえば、それ程変更はしない物と自分は考えています。
なので割り切って考え、それよりもキャスター角が少ない事を考慮してこんな形になりました。

またストロークの確保も最優先にし、ほんの１０数ｍｍしかプラスできませんが、上側にマウントしてストロークを確保しました。
サーキットを軽自動車で走っている方なら、この１０数ｍｍの大事さが解るかと思います（笑）。

因みに塗装前の単品はこんな感じです。



裏側です。



一緒にダンパーも大改造して付けているのですが、それは明日ＵＰしたいと思います。

大分サボって（大分？）おりましたが、かろうじて生きて仕事をしています。

前回の更新が一昨年のＦＣＪ最終戦でした。
丸々１シーズンぶっちぎっちゃいました（笑）。

やはり色々な影響もあって、パーツ製作の依頼その物は激減しておりますが、色々な所からお話を頂いてとりあえず続いております。

今年もそろそろシーズンが始まるのですが、去年もＦＣＪのメンテナンスに出向いてました。
その仕事を頂いているガレージ様（日本でもかなり有名なレースＥＮＧ屋さんです）から、写真にあるＥＸマニの製作依頼を頂いたりしてました。

ＥＮＧはホンダのＢ１８ですが、Ｆ４と言うフォーミューラーのマニホールドです。
なかなか大変なお仕事でしたが、やりがいのある楽しいお仕事でした。

このＥＸマニの仕様ですが、ステンレスの１．２ｔで４２．７φ－４５φ－５０．８φの４－２－１です。
各気筒の長さをｍｍ単位で揃えるのと、サイドポンツーンやＥＮＧカウルの中に収める為に、かなり気味の悪い形になってしまいました（笑）。
しかも軽くなければいけないので、かなりパイプの合せ作業と溶接に気を使いました。

ですがそのかいあって、以前の仕様（１．５ｔ　４－１）と比べて２ｋｇも軽量化ができました。

そのガレージ様の繋がりで、トゥデイのマニホールドの話を頂いているのですが、１．２ｔ　３－１ロングタイプのマニホールドを作ってみようかと思っております。

Ｆポンと共にピットウォーク中です。

最初の頃はちょっとしたクラッシュはありましたが、大袈裟な事は無かったので良かったと思います。
肝心のドライブの方はもう少し行けると思ってましたが、色々と制約もあるので仕方が無かったかも知れません。


恐らく来年もＦＣＪには行く事になると思いますので、今から「来年は誰になるか？」楽しみです(笑)。

何とか終わりました(笑)。

途中ポジションを落としましたが、最後は上げてきました。

レースラップもトップとの差はまだありますが、かなり縮まって来ています。

来年は更に良くなるでしょう。

今日は天気があまり良くありません。

雨は降らないでしょうけど、気温・路温共にかなり低いです。


最後の最後なので、無事に帰って来て欲しいです。