【整備】タペットカバーG/K交換 182,596km
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
2
カバーを外すのに邪魔になるものを外します。
インテークダクト
エアクリーナーボックス手前
エアフィルター
エアフィルターボックス奥を外すために
①エアフロセンサーのコネクタ:青矢印
②スロットルボディに繋がるホース:黄丸
③エアクリーナブラケット
イグニッションのコネクタ:緑矢印
イグニッションコイルのハーネス
オルタネータのハーネス:赤矢印
ベンチレーションホース2本
ここまでは スイスイです。
3
ボルト8本とナット2個を外します。
外す時は外側から内側に向かって外してゆきます。
いよいよです。18万キロ走ったシリンダーヘッドはどんな色?
ゴムハンマーでコンコンして外れなかったので
バールでオイルフィラキャップ下の辺り(写真の位置)を軽く抉ると持ち上がりました。
ですが、四角で囲ったハーネスたちがなかなか邪魔して。。。
緑枠の方はどうにかなりますが、黄枠の方がこれが何とも、、、
表面のボルトを外しても、もう1箇所がエンジン裏で固定されているのかな?
E/G裏がどんな構造になっているのかわからないので、イグニッションハーネスを覆っているプラスチック樹脂が破損しそうなくらい、グッと曲げて外さざるを得ませんでした。
リフトがあったらなあ。。。
このシーンだけで30分使いました。
4
なかなかこんな機会はないので、記念写真
案外、色もそれほど褐色が強くなく、こんなものでしょうか?
後から思ったのですが、先程外したナット2つ
ネジ部の先端がE型トルクス(E5)になっていて
取り外すことができます。
これを取り外せば、制限がある中でも自由度が少し確保できます。
自分のは指で回し取り外すことができました。
5
古いガスケットを外しカバーを灯油で洗います。
シリンダーホールの左右で汚れの落ち方が一目瞭然です。
こちらもこんな機会は滅多にないので、念入りにブラッシング
本当はこのカバー裏についてる黒い覆い(バッフルプレート)も外して綺麗にしたいのですが、できない構造のようです。
ここからオイルミストがベンチレーションホースを通ってスロットルボディやインマニに送られています。
6
古いガスケットは冷えてくるとパキパキ
純正のG/Kに交換します。
要所要所に凸が付いてて、押し込みます。
7
カバーを装着する前にシリンダーブロックのG/Kがくっつく面をパーツクリーナでぐるっと1周綺麗にします。
古い液体ガスケットをスクレーパーなどで剥がし、新しい液ガスを乗せます。
液ガスは種類によって表面乾燥時間が異なりますが、それまでにカバーを合わせる必要があります。
8
タペットカバーを合わせたら、今度は内側から外側に向かって固定してゆきます。
締め付けトルクは11Nmですが、最初は5Nmで順番に行い最後に11Nmで増し締めしました。金属のカバーなので2段階に分けなくても良いのかもしれませんが、念には念をお入れました。ただし、樹脂カバーの場合だと3段階で増し締めした方が良いようです。
あとは逆順で組み付けて行けばOK
D/Iが9Nmで
残りの締め付けトルクは全て5Nmです。
初めての交換でしたが、正味1時間くらいの作業です。
但し、2時間はエンジンを始動できないので、普通に乗れるようになるにはそれなりですね。
今回も楽しい整備でした。
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