【整備】インテークバルブの清掃 183.487km
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
何年前になりますかね
広島県福山市にある小山自動車さんが
NHKの仕事の流儀に紹介されていました。
こんな神と呼ばれる整備士さんもおるんだななんて見ていましたが
そこに見学に行った整備士さんが
小山自動車さんで行っていたインテークバルブの清掃方法を紹介していたので、真似してみようと思います。
2AZ–FEエンズィンは、吸気が奥側にあって、排気が手前にあるタイプです。なので結構前のめりになって作業を行わなければならないのが難ですが、今回、タペットカバー再脱着のため、作業クリアランスが大きく取れるもんですから、この機に行いました。
先ず、デリバリーパイプを固定しているボルトを外したいのですが、そのボルトの頭を覆うようにハーネスが固定(緑丸)されているので、ドライバーでこじって外します(2箇所)。このタイミングでウエスを展開しておいた方が無難です。向こう側に落とすと厄介です。次に12mmのソケット(黄四角)を用意して緩めましょう(2本)。すると長〜いボルトが抜けるので、引き抜きます。この時黒いスペーサー(赤矢印)も落っことす場合があるので注意して下さい(2箇所)。写真の緑色のパイプがインジェクターです。デリバリーパイプを両手で持って上方に抜いて下さい。ハマっているだけなので、すんなり抜けるはずです。手鏡を用意するとわかりやすいです。鏡に写る穴が今回のターゲット(青矢印)
2
ああ
そうだった。
エンジンが熱いうちに行って下さいね。
じゃないと洗浄剤の効果が十分に得られません。
この穴にエンジンコンディショナーをぶち込みます。
良きサンデー整備士は真似しないでださい! ですよね。
まあ 神がやっているので大丈夫でしょう(*´Д`*)
2年ごとにやると言いそうですよ。
この時インジェクター先端のゴム(インジェクタバイブレーションインシュレター)を取り除いてこの白い泡の中に埋め込んでやると
噴霧する部分も綺麗になるのだとか
3
使用前 使用後の写真ではなく
みな洗浄後の写真です。
上段がインテークバルブ
下段がピストンヘッドです。
左から1・2・3・4番
4番だけはバルブが下がっていたようで
ピストンヘッドにも洗浄液が垂れ込んでいます。
吸気バルブが1シリンダー当たり2つあるので、洗浄液は結構な量が入ります。
泡は最終的に液体に変わるので、シリンダー内に落ちてゆきます。
溜まった洗浄液をプラグホールからスポイトで吸い上げます。
その後はエンジンオイルを交換。私はこの後車検が控えているので
Dに依頼します(; ̄ェ ̄)
4
取り付け時もウエスを敷いて作業して下さい。
ネジ一本でも落とすとものすごい時間のロスになります。
ここの締め付けトルクは20Nmです。
スポイトである程度吸い上げたら、全部元に戻してエンジンをかけます。
ややかかりにくいです。
マフラーから白い煙が出てきます。
出なくなるまでレーシングしても良いですしアイドリングのままでも結構だと思います。
この辺の整備をやられたことがある人はよくわかると思いますが、ものすごく違いを感じます。
アクセルの付きが全然違うので、最高のマシンに仕上がりますよね。
ああ!
初めてマイナス側のバッテリー端子にスタティックディスチャージャーをつけた時は、これほどの違いを感じました。
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