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　久しぶりのラリー参戦です。当初は友人がナビをしてくれる予定でしたが、用事でキャンセルに。別のナビを探してたら、お世話になっている京都の方にドライバーをして頂けることに。というわけで、今回はナビです。

　関西DAYラリーシリーズは、最近では珍しい計算ラリーのJAF公認シリーズ戦です。車種区分は無く、シリーズ戦の「総合クラス」と、シリーズ対象外の「クローズドクラス」が設定されています。今回はドラがライセンスを持っていなかったため、様子見を兼ねてクローズドクラスで参戦しました。

　受付を済ませて指示書を見ると・・・！！！
九州では見たことも無いような数の看板PCが書かれています。さらに、「○○個目の標識からPC」なども絡むような設定にしてあり、PCが鬼のような数になっています。これが関西の普通なのかなぁ～とびっくりしながらスタートを待ちます。
（※看板PCとは？：路上においてある看板等の目印を計測ラインとして、速度を変更する指示のこと。九州でラリーを作っていたときの通称です。こちらでは通じないかも・・。）



↑スタート前。あいにくの雨です。

　スタート後、OMCP（こちらではMCP？）処理までは順調に済ませて、いよいよスタート！ドライバーも初参戦だったため、１CPは私のCPラインへの突入タイミングがわかりにくかったため、ギクシャクしながらの通過。あやうくCPカードを受け取り損ねるところでした。しかし、問題は２CPでした・・・。
1CP後の複雑な看板PC設定でひとつだけ看板を見逃してしまい、探しながら進んでいたらミスコース！「トンネルの”大分”手前を右」というコマ図を「トンネルの手前を右」と勘違いして100m程オーバーランしてしまいました。運悪く一般車も通行していたためにUターンに手間取り、コマ図時点で35秒近くの遅れ。急ぎましたがスグに２CPが現れ、結局25秒の原点を食らってしまいました orz
　その後も看板PCに苦しめられながら1stゴール。この時点でやっとドライバーとの意思疎通がうまくいくようになって来ました。



↑なんとか作り上げたナビ席。ダッシュボードに張った白テープは、連続するPC指示をドライバーと一緒に確認するために即席で作ったチェックリスト。


　少し休憩を挟んで2stスタート。今度は前走車によく追いつく展開に。

ドラ「あれ？おいついちゃったよ。間違ってない？」
ナビ「いや、大丈夫っすス！ここはノーチェック区間なんで、ゆっくり走って確認や計算をしているんですよ！」

　少し走るとまた追いついて、

ドラ「あれ？おいついちゃったよ。間違ってない？」
ナビ「大丈夫です。向こうが遅れてるんですよ。」

　もうCPが出てくるだろうという頃になっても、またまた追いついてしまい、

ドラ「あれ？おいついちゃったよ。間違ってない？」
ナビ「・・・。たぶん、間違ってません・・・。」

　久しぶりのラリーということもあって、自分の判断に自信が持てません。必死で設定の確認作業を繰り返しながらの走行となりました。結果は前走車の遅れだったため、大きな減点は拾わなくてすみましたが、あそこまで自信が持てなくなる自分に反省！でも、確認作業は常に必要ですよね！？

　最終CPは申告CPだったため、いよいよナビの腕の見せ所です。必要な距離をしっかりチェックし、ラリコンと確認計算を併用して万全の体制で時刻を提出します。
　が・・・・減点８！
愕然として、計算結果を見直すと・・・AVE38.5km/hを38km/hで計算していましたorz

　なんのかんのとありましたが、結果はクローズド２位／４台。ミスコースが無ければ・・・という点数差ですが、３位に転落してないだけマシかも知れません。恥ずかしながら楯と商品までもらってしまいました。



↑タナボタでも嬉しいものは嬉しいのだ！



↑今回頂いた楯と商品。扇風機は持ってなかったので非常に嬉しいっす！


　次回はドラもライセンスを取得してくれるとのことで、総合クラスへとステップアップ予定です。今度の目標はJAFメダルの獲得です！