去年の丁度今頃、DTMチャレンジ2013年シリーズ第2戦を見学し、『コレ出よう!』と心に決め、火の玉5号を手に入れてから早1年。BlackBox支配人のお蔭で火の玉5号も速くなり、そして、ファミ走特訓のお蔭か火の玉自身も大分、FRが判ってきました。
そして昨日、待ちに待ったDTMチャレンジ2014年シリーズの開幕戦という事で、TC2000を走ってきました。
ウェザーニュースでは、明け方4時ぐらいから夕方5時ぐらいまではくもりの予報でしたが、蓋を開けてみると生憎の雨・・・。
これは間違いなく、スポマソ隊長の行いが・・・ もしくは彼が望んでそうさせたか!?
御存知の通り、ウェット好きな火の玉ではありますが、それはFFでの話でして、FRでのウェットは、まだまだな状態。
よって、以前ドライ状態で起こした赤い彗星パトリオット未遂事件にもなり兼ねない・・・
ましては、FRなのでトリプルアクセルどころか、4回転半でもしそうな状態です。
でも、だからと言ってテンションの下がる火の玉ではございません!
だったら、練習走行、予選+αのうちにそれを経験して、自分のスキルアップに繋げようではありませんか!
練習走行
小雨が降り続く完全ウェットでの走行です。
ちなみに今回の火の玉5号の仕様は次の通りです。
エンジン:ノーマル
コンピューター:BBスペシャルコンピューター
デフ:ATS 2way + 3.38
吸気:M’sエアークリーナー
排気:サンライズオリジナル
軽量化:ドンガラ仕様 予想1,120kgぐらい
ダンパー前:YZ Sports 4段
ダンパー後:YZ Sports 8段
バネ:前12kg/mm / 後22kg/mm
ブレーキローター:前後ブレンボ
ブレーキパッド:前後 ディくセル RA
タイヤ:前後 A050 (M) 225/45R17
なかなか上手く乗れません。
思い切って、アンダーやオーバーを出そうと考えていたのですが、練習走行はクラス分けが無く全車がコースインしているせいか台数が多く、その様な行為で他車にダメージを与えかねない。
そして、完全ドライセッティングキャンバー角が原因と思われる、非常に難しいアクセルワークとブレーキング。 探りながらの慎重ドライビングをしていると、後ろからスポマソ隊長に遊ばれる始末。
そうこうしているうちに、20分間の練習走行は終了・・・。
ブレーキングは、ABSを効かせブレーキを残しアンダーを出しながら侵入していくと、ある所からリアがグリップしてオーバー気味で向きを変えやすいのは判ったのですが、その後のアクセルワークがどうも・・・ まー、20分で攻略しようと言う考えが間違っていますけど・・・
今回のDTMチャレンジではアタック枠と言うのが設けられてまして、予選前の空いた時間で、15台限定20分間5,000円と言うもの・・・。 うーむ。 もう少し安かったら走っても良いけどと言いつつ、やっぱり走ってしまいました。 元々走る気ではいたんですけどね(笑)
で、練習の続きとばかりに、元気よく飛び出して行った訳ですが、雨も止み所々にドライ路面が顔を出すという、もっと難しい事に・・・ 特に難しかったのが、コーナー前のブレーキングポイントはドライなんだけど、クリップ手前からウェットの状態です。飛び込みまではいつもの調子のブレーキで良いのですが、ターンイン中盤ぐらいからいきなり車全体が流れる感じで・・・
面白かって言えば、面白いですが、最終コーナーでやったら、コーナー出口での帳尻が合わなくなり、ちょっと焦りました(笑)
さて今回は(も)、火の玉号専属カメラマン(嘘)兼BlackBoxRacingの広報部長(ホントかも!?)でもある4nzigenが、大切な稼ぎ時の週末にも関わらず、かけつけて下さり、無償で撮影頂きました。
いつも奥さんと話しているのですが、4nzigenさんは、写真から伝わってくるものがあります。
風景だったら風、結婚式だったら温もりや幸せ、そしてサーキットでは迫力が伝わってきます。
そんな、プロのカメラマンに写真を撮って頂けるのですから、大変ありがたい話です。
ましてや、それが無償ともなりますと・・・申し訳なく・・・
でも、4nzigenさんがブログにアップされている写真を見るようになってから、妻も写真に興味を持った様でして・・・ 去年のサンタさんはデジイチでした。
4nzigenさん、素晴らしい写真にはこの様な弊害もありますので(笑)
どちらにせよ、本当にいつもすみません。そして有難うございます。
さて、練習走行、アタック走行の次は予選です。そして、この頃には路面が、ほぼドライに。
20分間、クラス分け(14台?)での走行ですので、焦らずじっくり行く事に。
そして、ライバル達の動向も気になるので、気になるライバルのゼッケン番号を覚え電光掲示板を見ながらの走行でした。
徐々にペースを上げて行き、数週を走ったところでタイムは8秒台後半・・・
どうも、1ヘアや80Rが完全にドライではない様で、滑りタイムが伸びません。
また、グリップの限界が高すぎて判り辛く、かといって最終コーナー等でオーバースピード侵入を試みてラインを外そうものなら、クラッシュパッド目掛け飛んでいきそう・・・
ここでの順位は6位だった様に記憶しています。
これでは、初戦に向け火の玉号を作ってくれた支配人に顔向けできません・・・
よって、気を取り直して目標4位以内を達成すべく再アタック。
最終でちょっと引っかかりましたが、タイムの方は8秒164!
このコースコンディションを考えると、自分の中では納得のタイム。
そして、電光掲示板では2位に急上昇!
予選としては満足のタイムだったので、ココで止めようとも思いましたが、7秒台までにあとわずか!?だったら、もう一周だけと思い再アタック!
でも、残念ながら8秒409・・・
そして、電光掲示板はGolden Ballさんのゼッケンが上から2番目へ!
結果、決勝グリットは下記の通りです。
1番手はクラス1で唯一7秒台のスポマソ隊長お知り合いプジョー。
2番手はGolden Ballさん。そしてコンマ04差で火の玉。その後に僅差でkenkenさん。
さて、どうしましょう・・・
決勝はどういう作戦を立てるべきか・・・
2時間ぐらい(インターバル3時間以上あったもんで)悩んで出た答えは・・・
3位死守(笑)
根性無し!もっと上を目指し頑張るべきだ!って言われそうですが・・・
お前なんか火の玉って枕詞は似合わねーっても・・・
でもね、これが冷静且つ客観的に何度も考えて出た答え。
理由は幾つかあるのですが、
1. 現状のセットで走りこんでいない=限界がわからん=レース中にパトリオット未遂=下位へ脱落
2. 今の技量ではGolden Ballさんにミスが無い限り抜けない=ミスを待っているうちに後ろからkenken号に刺されかねない
3. Golden Ballさんのフル参戦表明=火の玉会全額奢りのカウントダウン=少しでの多くのポイントが必要
4. 再度降り出した霧雨でレコードライン以外微妙=火の玉さようなら
5. 羽根のせいなのか?羽のせいなのか?最終と80Rがアンダー傾向=熱くなってアウトから全開!=火の玉さようなら
ってな感じです。
勿論、ブロックラインを通りつつ前が僅差であれば狙いはしますが、嘗ての経験上ありえません・・・。
決勝
只々、プレッシャーに耐え、ミスをせず、ひたすら『自分が追う立場だったら』を考え走るのみです。
今回は、3つ動画と写真集があります。
火の玉車載: これつまらない動画
火の玉バックカメラ: 火の玉突かれまくり
KenKen号車載: 火の玉突っつきまくり
(Kenkenさん、使わせて頂きました。まずかったら、連絡ください)
まずは、動画から
火の玉車載
火の玉バックカメラ
KenKen号車載
続いて、写真集
やっぱり突かれまくり
こんなイケイケ車両抜けるはずが無い!
やっぱり、足短いね。俺と一緒(笑)
とりあえず、耐えました。
そして、一番低いところ
ばんざーい
こっちにもいっぱいあるよ!
以上、DTMチャレンジ 2014シリーズ 初戦の報告でした。
次は良い戦いをしたい・・・
やっぱり、練習あるのみです。
最後にもう一度、4nzigenさんありがとうございました。
また、ご参加の皆様お疲れ様でした。
そして、スポマソ隊長、今度は絡もうぜ!
また、誰かさん、直そうぜ!
ではでは