タイヤサイズ変更によるメーター誤差の変化

先日、愛車のタイヤを標準の215/55R17からいろいろ考えた末に225/45R19に変更しました。(勢いで19インチへ(^^;)タイヤの外径が計算上、約17mm大きくなります。
タイヤサイズと外径については、こちらのサイトで調べさせていただきました。

普通乗用車用タイヤサイズ変更 早見表

一般的に、自家用車のスピードメーターは実際のスピードよりも大きく表示しているそうです。
車検については、
「平成19年1月1日以降製造された車場合は、スピードメーターが40km/hに対して、実速度は30.9km/hから42.55km/h、平成18年12月31日以前製造の車の場合は、30.9km/hから44.4km/hまで」だそうです。
（車のスピードメーターの誤差と許容範囲についてより）

これについては私も昔から経験則で感じていたことで、実際、前車に取り付けていたGPS搭載のレー探はGPSの測定による車速を表示する機能が付いていて、常にスピードメーターより数%低い値を示していました。
今回タイヤの外径が大きくなったことで、このあたりがどう変化したのか調べてみました。
ちょっと計算してみると、タイヤ/ホイル変更前の215/55R17の外径は668mm。それに対して今回取り付けた225/45R19の外径は685mm。実際はメーカーや銘柄によって差はあるのでしょうが、そうなると減り具合なども考慮に入れる必要があるので、とりあえずこの数字で考えてみます。
668mmと685mmを比べると約2.54%大きくなっています。つまり、仮に今までスピードメーターで60km/hの時に実際には55km/h出ていたとすると、新しいタイヤだと約56.4km/h出ている、ということになります。
これくらいなら大丈夫だろうと思いますが、では自分の車の場合、どれくらいなのかちょっと調べてみたくなりました。

まずは車のスピードメーター以外で車速を知る方法として、現在取り付けているレー探にも車速を表示する機能があるのですが、OBDⅡ接続の場合は車両側からもらったデータで表示するということで、これは当てになりません。幸い、現在取り付けているドラレコにもGPSが内蔵されていて、しかもスマホで任意のタイミングで静止画を撮影できる機能があるので、これを使うことにしました。

実は、このドラレコを取り付けてすぐの頃、スピード表示があるのを知って、メーター読みで60km/hの時に静止画を撮った画像があります。それがこちら。

57km/hを示しています。数枚撮影してましたが、いずれも同じ値でした。（画像全体の右下をトリミングしています）

次に、タイヤ/ホイル換装後に同じ条件で撮影した画像がこちら。

こちらは58km/hを示しています。これも撮影した数枚が全部同じ値でした。

もちろん、このドラレコの示した値が本当の車速かどうかはわかりませんし、小数点以下は不明です。しかし、あくまでも相対的なものとして考えても、タイヤの外径が20mm近く増えたところで、実際の車速では3%未満の差しか出ないことがある程度客観的にわかったので安心しました。ただ、スピードメーターが最初からほとんど誤差がなく実測値を示していた場合は、タイヤの外径が大きくなるとスピードメーターが実際のスピードより小さい値を示すこともあると思われますので、その場合は注意が必要です。たぶん。

まあ、それだけのことですが(^^)