
大阪の孫に会いに行こうかとカミさんと話してましたが、まだ控えた方が良いだろうと、ちょうど中間地点辺りで高速に近いところで、とネットで探したら、広島県吉和に良さそうな宿が見つかりました。GOTOトラベルのおかげで格安な温泉宿です。全く知らない土地ですが、それもまたいいだろうと娘夫婦と現地で落ち合うことにしました。
[11月7日(土)]

7日は朝8時過ぎに出発。あいにくの雨模様ですが、翌日には回復するとの予報も出ています。娘たちも大阪を出発したとの連絡が入りました。

福岡や本州方面へ向かう時にはいつも利用する長崎道東脊振ICから高速に乗ります。

いつもは交通量がかなり多い九州道に入ると、驚くほどガラガラです。何か事故でもあったのかと思うほどでした。

古賀SAで一休み。相変わらず天気は悪いですが、交通量も少なめで快適です。

関門橋を渡って山口県に入ります。

中国道王司PAは結構混雑していました。

昼食にはちょっと早めでしたが、美味しいと評判で一度食べてみたかった王司PA名物の肉うどんをいただきました(^^)。

その後、山陽道との分岐を過ぎると、

中国道は交通量が激減します。気がついたら前も後ろも何も走っていません(・・;)。

途中、鹿野SAに立ち寄りましたが、こちらも駐車場は数台しかいません。中国地方を横断する高速がまだ中国道だけの頃はもっと交通量が多かった記憶があるのですが、主役はすっかり山陽道のようですね。

ただ、標高が400mほどあるせいか、紅葉が結構進んでいて綺麗です。天気が良くないのが残念でした。

中国道はちょうど補修の時期に来てるのでしょうか、車線減少や、

対面通行なども多かったのですが、交通量がとても少ないので問題ありませんでした。ただ、通常でも80km/hな上に工事区間は50km/hの速度制限が多くて、それがストレスにはなります(^^;。

やがて広島県に入ると、

すぐに中国道最高地点を通過します。721m。
標高が高いだけあって、紅葉もかなり進んでいるようです。

そして目的地最寄りの吉和ICから一般道へ。すると…

出口を出たらすぐに連絡が来て、何とすぐ後ろから娘婿のTiguanが来ています。大阪から中国道を走って来て、たまたまインター出口で一緒になりました(^^)。
なんという絶妙のタイミング!

午後2時前には2台揃って吉和ICから10分もかからない、「潮原温泉 松かわ」さんに到着しました。

この日の走行は307kmでした。

久しぶりに娘夫婦や孫と再会(^^)。

チェックインにはまだ早い時刻だったのですが、ロビーでしばらく休憩して早めに部屋に入れてもらいました。

その後、夕食まではまだたっぷり時間があったのでTiguanに同乗して20分ほどの「道の駅スパ羅漢」へ。珍しい温泉付きの道の駅です。

この道の駅の紅葉が見事でした。

ここに来て初めて、ここ広島県吉和地方が今まさに紅葉のピークを迎えていることを知りました。何しろ2週間ほど前に急に思い立ち、とにかく大阪との中間くらいで高速の近くの和室がある温泉宿、という条件で宿を探した結果なので(^^;。
その後、宿へ戻って夕食をいただき、久しぶりに娘夫婦やもうすぐ1歳半になる孫と楽しい時間を過ごしました。
温泉が午後10時までだったのがちょっと慌ただしかったけど、ラドン温泉の露天風呂も満喫して「ああ、日本に生まれてよかったぁ(^^;」。
[11月8日(日)]

翌日曜日は天気予報通り快晴(^^)。
こちらに来てから紅葉の素晴らしさに気づいたくらいで全くノープランでしたので、朝食をいただきながら相談して、せっかくの紅葉を楽しもうと宿から30分くらいで行ける「もみのき森林公園」へ行ってみることにしました。森林公園ならまさか常緑樹ばかりということもあるまいとの短絡的思考です(^^;。

出発前に宿の周りを散策。もみじの絨毯を歩いて、

この宿の周りも素晴らしい景色だと気づきました。

偶然見つけた宿でしたが、このシーズンによく空いてたなと思います。

Tiguanと2台で宿を出発。宿は標高が400mほどでしたが、さらに山を登ります。

ドラレコにはダッシュボードの映り込み防止のため偏光板を取り付けているのですが、順光限定ながら、このように青空や紅葉を色鮮やかに映し出す効果もあります。

所詮ドラレコの動画からアプリで切り出した画像なので解像度などは問題外ですが、2日間のドライブを動画でまるまる記録して「ココ!」という瞬間をアプリで切り出せるのはこんなブログを書く時に便利です。

もみのき森林公園も、やはり紅葉が素晴らしいところでした。

この「もみのき森林公園」は県立のとても広い公園で、オートキャンプ場、アスレチック、BBQなどの施設が広い範囲に散在していて、また駐車場も至る所に広々とあります。標高が900m近くあるので真冬は凍えそうですし、積雪や凍結もありそうですが、初夏から紅葉の季節はオフ会などでも楽しめそうです。
紅葉をバックに家族写真や愛車の写真を撮りました。

その後、登ってくる途中で見つけたパン屋さん、「こんちゃんち」に立ち寄りました。

聞くと月に2回程度しか開いてなくて、今年はこの日の営業が最後とか。

いくつか買って食べてみましたがパンもコーヒーも、とても美味しかったです。これまたラッキーでした。

山を下って戸河内方面へ向かう途中、何やら渋滞してきました。左前方には大きなイチョウらしい見事な大木も見えます。

だんだん近づいて見てみると、今まで見たことがないような見事な大銀杏です。

ネットで調べてみたら、「筒賀の大銀杏」として名高いイチョウで、高さ48m、樹齢1,100年とか。渋滞はこのイチョウ見物の車列によるものでした。

その後、「道の駅来夢とごうち」で安芸太田名物?の「漬物焼きそば」や、

これまたこの土地名産の柿を使った「祇園坊ソフト」などをいただきました。
また、宿ではGOTO地域共通クーポンももらったのでそれを使ってお土産なども買って、そろそろ帰ることにしました。

さて、高速のインターはと考えるまでもなく、目の前が中国道の戸河内ICでした。

私たちは山口方面へ、娘たちは大阪方面へ帰ります。

吉和SAも車は少なくて少し寂しいくらいでした。

途中しばらくはカミさんに運転を代わってもらい、今ひとつ理解していないACCの使い方をレクチャーしました。

西に向かって帰るので、夕方になると西日が辛くなります。

九州道に入り古賀SAに立ち寄りましたが、中国道のSAとの規模の違いに改めて驚きました。前日、上り線にも寄りましたが、下り線の方が大きいように思います。一蘭だってありますし。

鳥栖JCTからいつもの長崎道へ入ります。

この鳥栖JCTは出来た当時は「東洋一の完全クローバー型」として話題になりましたが、それも遠い昔の話です。

長崎道に入ってすぐ、鳥栖IC付近の上り線で大きな事故が起きているようでした。多くの緊急車両が対応していましたが、特にニュースにもなっていないようでしたので、深刻なものではなかったようです。

帰りは途中で買い物もあったので、佐賀大和ICで高速を降り、午後8時半前には無事自宅に帰りました。自宅に着く数分前に娘からも大阪に無事に着いたと連絡がありました。やはりちょうど中間地点辺りだったみたいです。

この日の走行距離は359km。2日間で666kmのドライブでした。
急に思い立っての小旅行でしたが、娘夫婦や孫にも会えたし、広島県吉和の紅葉、温泉など、とてもよい旅ができたとカミさんもご満悦でした。よかったよかった(^^)。