
この前の木曜日の午後。帰りにふとメーターパネルを見たら…

「しまった!思いっきりキリ番逃してた😢」と気づきました。前日夕方までは覚えていたのに。どうやら出勤途中に既にキリ番を超えていたようです。
前回44,000kmは10/18でしたので、この1,000kmは34日間で走りました。1日平均29.4kmくらい。
さて、今日はVWの新型Tiguanのデビューフェアに行ってきました。新型PassatはこのTiguanと内装のデザインや配置がよく似ているという話だったので、ちょっと下調べという目的もあります。
地元のDは正規ディーラーから認定中古車センターへ格下げ?になってしまいました😢ので、隣県のVW久留米へ約1時間弱のドライブです。今日はコストコ小郡倉庫店の開業の影響なのか、国道も混んでました。

今日は新型Tiguanデビューフェアの初日ということで、さぞお客さんも多いのかと思いきや、特に多くもなく案内された展示車の周りは誰も見ていません。おかげでじっくり見ることができましたがなんだか拍子抜けしました。
新型Tiguanのグレードは以下の通りです。
eTSIアクティブ:487万1000円
eTSIエレガンス:547万円
eTSI Rライン:588万9000円
TDI 4MOTIONアクティブ:561万9000円
TDI 4MOTIONエレガンス:621万8000円
TDI 4MOTION Rライン:653万2000円
また、ボディーサイズは以下の通り。
全長×全幅×全高
4545×1840×1655mm
ホイールベース2675mm。
ちなみに先代は、
全長×全幅×全高
4515×1840×1675mm
ホイールベース2675mm。
全長が30mm長くなって、全高が20mm低くなってる以外はほとんど同じサイズです。
このVW久留米の展示車は一番下のグレード、
eTSIアクティブでした。ホントはR-Lineを見たかったのですが…。

まあ、その辺りは仕方がないので内外装を見てみました。
顔つきはだいぶん変わりましたね。最近のVW車らしく、グリルはかなり薄くなってヘッドライトまで連続して繋がったようなデザイン。また最近のVW車に共通している、左右の車幅灯を繋ぐように点灯するグリルのLEDライトもあります。また、このグリルの部分にはほとんど開口部がなく、バンパー下には開いていますがそれも小さく、EV車のようです。この程度の開口部でラジエター等の冷却が事足りるのか心配なくらいです。その代わり?バンパー下の左右にはブレーキダクトのような開口部があります。

サイドビューは、先代にあったエッジの効いたラインは主張が控えめで全体的にゆるやかな曲面でデザインされていて、前後のフェンダー周りにボリュームを感じます。私ははっきりとした陰影を作り出す強いエッジも好きですが、これはこれでいいと思います。

リアも左右のフェンダー方向に張り出したコンビネーションランプの間を同色のガーニッシュが繋いでいますし、今回点灯はしませんでしたがリアにも横一文字に光るLEDがあるようです。

先代Tiguanは以前娘婿が乗っていて私もよく乗せてもらったのですが、リアゲートを開いたところ、先代よりも奥行きが長くて荷室の容量も大きく感じます。調べたら確かに容量は37Lほど大きくなっているようですが、見た感じはもっと大きくなっている印象です。

一番下のグレードのアクティブですが、リアゲートの開閉は電動式になっています。全車標準装備だそうです。

ホイール/タイヤはeTSIアクティブの場合、17インチ。

Hankook製の215/65R17が付いてました。車格の割には細くて扁平率も低い印象です。ちなみにEleganceは235/55R18、R-Lineは255/40R20と極端に太くて薄いタイヤになります。

運転席のドアを開けると中央の大きなインフォティメントシステムのディスプレイが目に入ります。

このアクティブというグレードは12.9インチ、上のグレードであるエレガンスやR-Lineは15インチのディスプレイが標準装備だそうですが、この12.9インチでさえ十分に大きく存在感があります。15インチはちとやりすぎのような気もします😅。

また、この新型TiguanはナビがオプションのディスプレイオーディオであるDiscover Mediaではなく、ナビ機能が標準で装備されているDiscover(Proではない)になってます。(15インチの方はDiscover Pro Maxというそうです)これはありがたいですね。現行PassatのDiscover Proはナビとしての機能の評判はあまりよくありませんが、私は好きですし、オプションだと結構な価格になるので。もっともその分価格に最初から上乗せされているだけという話もありますが。

センターコンソールには大きな黒いダイアルが一つと左にSTART/STOPボタン、右にパーキングブレーキのボタンがひとつだけとシンプルです。シフトレバーはEV車のようにステアリングコラムから伸びるレバーに変更されています。

実は、この黒いボタンは液晶表示になっているマルチファンクションスイッチでした。ただ、ショールームの中でイグニッションを起動した限りでは音量以外の表示は出ませんでした。エンジンを始動するとドライビングプロファイルの変更などできるのかな?

eTSIアクティブはパワーシートではありません。オプションでも選べるのはEleganceとR-Lineにレザーシートパッケージを選んだ場合に限られます。この辺り、レザーシートは要らないけどパワーシートは欲しいという選択ができないのは残念に思います。
ちなみに、身長173cmの私が運転先に座ってドライビングポジションを調整して、

リアシートには膝前に結構余裕があります。先代もこんなに余裕あったかなと思います。後で娘婿に聞いてみよう。

USBポートはリアシート用に2つ、フロントにも2つあります。USB-CのみでUSB-Aはありません。私ならケーブルを新調する必要がありますね。エアコンの吹き出し口の下のパネルは温度設定のスイッチでしょうか。

ステアリングのボタンで目を引いたのは、ステアリングヒーターのスイッチがあること。仕様表を見たら全車標準装備になってます。これはいいですね。
また、ライトスイッチやワイパーのスイッチも左側のウインカーに集約されていて右側にはシフトスイッチがあります。これも今どきの車ですね。おそらく新型Passatも同じ配置になるのでしょう。ウインカーとライトは一緒でもいいけど、ワイパーが左なのは一回だけ動かすミスト機能はどうやるんだろうと思いました。
ステアリング正面のディスプレイは長方形でどのような表示になるのかまではよく分かりませんでした。
あと、HUD(ヘッドアップディスプレイ)も全車標準装備になってて、フロントガラスに直接投影するタイプになっていました。

ボンネットを開けてみました。1.5Lのマイルドハイブリッド、eTSIエンジンです。例によってコストダウンのためか、エンジンカバーはありません。確かGolf8などはボンネットを開く時のダンパーさえなくなっているので、ダンパーがあってよかったです。営業さんに聞いたら、最近はお客さんが自分でボンネットを開ける機会がなくなってきているという考えもあるそうです。そうかも知れないけどちと寂しい気もします。

約30分ほどいろいろ見させてもらい、最後にデビューフェアの来場記念品のポーチと、

ちゃんと印刷されて本になってるカタログ(最近はデジタルカタログばかりでなかなか印刷されたカタログはもらえません)をもらってから帰りました。

後でカタログを見てみたら、ボディカラーは8色から選べるようです。
デジタルカタログや仕様表はこちら。ボディカラーはブラックが変更になってるみたいです。
新型Tiguan、先代とボディサイズこそほとんど変わりませんが、内外装はかなりイメージが変わりました。営業さんに聞いたら新型Passatはこちらへ実車が来るのは年末か、もしかしたら年明けになるかも知れないとのことです。Tiguanの内装の雰囲気はステアリングコラム周りのスイッチの配置にちょっと戸惑いもありますが、慣れたら快適かもと思いますし、全体的に好印象でした。下位のグレードであってもパワーテールゲートやHUDその他オプションでもおかしくない装備が標準装備なのもオプションで価格が上昇するのを抑えられてとてもいいと思います。
これで新型Passatがどうなってるのか楽しみになってきました。